先月群馬県館林市にあるつつじが岡公園へ足を運びました。
公園に行くために出かけたというよりは、
ちょうど埼玉県に用事があったので
その帰りついでに寄ろう程度のノリでした。
とはいえ、ずっとここへ行きたいと
言っていたのも事実なので実現して良かったです。
公園内ですが、名前に違わぬ見事な咲きっぷりで
大変感動しました。
つつじが岡公園 外周

とても広い公園なので、正直どこが正面なのか
いまいち地理がわからなかったのですが、
公園の外側であろう場所から撮った景色。
午前中はずっと曇りで、移動中も一瞬雨が降ったので
もう天気回復しないかなと心配したのも束の間
嘘のように快晴となりました。
水面に映る空の色も綺麗です。

公園の上にかかった橋も、お花が綺麗に植えられていました。
おそらくペチュニア…?でしょうか。
(花は大好きなのですが疎いです、すみません。)
つつじゾーン
先述の通り、このつつじが岡公園は敷地が大変広く
立派なカフェやシアター施設があったり、
広い芝生や庭園、水生植物地があったりと
どの季節に訪れても楽しめそうな公園です。
つつじ祭りが開催されている場所は
その中の「名勝躑躅ヶ岡」と呼ばれるところで、
このゾーンはつつじの開花時期には有料となるようです。
(開園時間は9:00〜16:00)

そしてこちらがそのつつじ。
もう。
圧巻です。
入って早々すごい。

個人的には白い品種と赤い品種が好きなので、
こういうバッチバチのカラーは目を引きます。
鮮やかながら深みがある赤が素敵です。
以下、単品ショットをチラリと。
本当は品種も控えていれば良かったのですが、
訪問当時はそこまで気が回らず迷宮入りです…。
パンフレットを見てできる範囲でアタリをつけていますが、
正誤は定かではありません。ご容赦を。

これめちゃくちゃ好きです。
彼岸花を彷彿とさせる力強くも深みのある色彩がとても素晴らしいです。
キリシマツツジの一種だと思われるのですが、
「本霧島」かな…と思いつつ自信はありません。
それにしても綺麗です。

これも本当に綺麗です。
ツツジといえば、街路樹として植えられている
鮮やかなピンク色のものを想像しますが
グラデーションのものも可愛いですね。
これもキリシマツツジの一種かと思いましたが、
如何せんキリシマツツジも品種が多すぎて特定が難しいです。
やっぱり、表示も一緒に写真を撮っておけば良かった…
(パンフレットにも載ってなかった)

なんとも沖縄を思わせる鮮やかなピンク。
ブーゲンビレアのようです。
(…と別の花に例えるのはツツジに失礼でしょうか。)
こうなってくると全部キリシマツツジに見えてくる病なんですが、
これは「日の出霧島」に似ているな…と思っています。

もう全部好きしか言ってないですが、
これも水彩画のような透明感がとても素敵です。
幻想的で儚さも兼ね備えているような印象を与えます。
うっすら青みがかったピンクが最高です。
ただ、これに関しては本当に品種が不明です。
これめっちゃくちゃ好きなんだけどなぁ…
強いていうなら「貴婦人」ぽいんですが。
気になる。

「つつじといえばこれ」というぐらい
馴染み深いつつじだと思って見ていましたが、
街路樹によく植えられている「オオムラサキツツジ」とは
葉っぱの形状が異なるようです。
詰んだ。
オオヤマツツジ系の「飛鳥川」も近い感じがしましたが、
絞りのような模様は見当たらないので、
「紫重」が一番近そうな気がします。
終始考察に終わってすみません。笑


引きのショット。
水面に映るツツジがとても綺麗です。
記事に載せた分だけでもツツジの品種の多さに息切れしましたが、
この公園では園芸品種も合わせると
なんと、50品種以上も植えられているそうです。
街路樹として見かけることも多い花ですが、
ここまで他品種なツツジを同時に見られるところは近くにないので
大変貴重な公園だと思います。

これまでも植物園でつつじを見たり、
街路樹のつつじを写真に撮ったりしていましたが、
ここまで色とりどりのつつじを見たのは初めてで
ただただ感動しました。
満開の時期に足を運べて良かったです。
(今を逃したら来年になってしまう…)
綺麗な花たち
つつじが綺麗なのはもちろんのこと、
他にも綺麗な花がたくさん咲いていたのでチラリと。

花の形を見て軽率に菖蒲だ!と思いましたが、
これはもしや杜若でしょうか。
水辺に咲いているものの、
花びらの中央は網目状で菖蒲ぽいんですよね…
花博士への道のりは遠いです。
とはいえ、とても綺麗です。
この色の浴衣があったら着ます。
(※最後に浴衣着たの小学生…)

白い睡蓮。
水の上で花を咲かせるって幻想的ですよね。
手を伸ばしても届かないところが、神聖な雰囲気を醸し出しています。
相方も睡蓮が好きなようで、
2人並んでややしばらくボーっと睡蓮を眺めていました。

今年は藤の開花が早かったという情報を聞いていましたが、
確かにこの時期すでに満開は過ぎていたように見えました。
それでも綺麗です。

上の写真の藤と品種が違うのか、光の加減なのかは不明ですが、
少し赤みがかった藤です。
引きで見る色と至近距離で見る色にギャップがあるところも
藤の魅力の一つだと、個人的には思います。
余談

カモも気持ち良さそうに泳いでいました。
今回訪れたつつじ祭りでは少しだけ屋台もありました。
コロナがなければもっと店が並んでいたのかもしれませんが、
オムそばや団子、ソフトクリーム、唐揚げ…などなど
小規模ながら食べ物の誘惑もばっちりでした。
私は何度も前を通りかかっては誘惑と闘い、
なんとかオムそばと唐揚げは我慢しましたが
結局5色団子を買ってしまいました。

後悔はしておりません。
団子屋さんはおばちゃん2人がお店番をされていましたが、
買いに行くやいなや「お姉さんお兄さん並ぶと格好いいね〜」
と我々を褒めてくれました。
もちろんお世辞なのはわかっていつつも、褒められて悪い気はしないので
ここは素直に真に受けて嬉しい気分でお団子を受け取りました。
買ったお団子は綺麗なつつじを見ながら食べようかとも思いましたが、
外で食べるのはあまり得意でないので、車内でゆっくりいただきました。
(人の流れや虫が寄ってくるのが気になっちゃうんですよね…)
甘いお団子3本と塩系のお団子が2本入っているのが憎いですね。
甘さとしょっぱさで無限ループです。
どのお団子もほわほわで美味しかったですが、
個人的には草団子が一番好きでした。
おばちゃんごちそうさまでした。
おわりに
今回の場所は満開の時期に行きたいと
数年前からずっと言っていた公園だったので、
申し分ない天気の中満開のつつじを見ることができて良かったです。
つつじが有名な公園ではありますが、
水生植物や紫陽花、彼岸花など他の植物も
楽しめそうなのでまた別の季節に訪れたいです。
それから、公園へ向かう車中で
相方と「珍しい野鳥も見られるといいね〜」と、
期待をふくらまらせていたものの
時間帯が悪かったのかあまり鳥の姿も見受けなかったので
次に来る時は野鳥観察もしたいです。
長々なりましたが、
最後までお読みいただきありがとうございました。