料理日記 / 2023年に作ったおせち

本当に今年ちゃんと365日あったのか疑いたくなるぐらい、
ジタバタドタバタしているうちに2023年が終わってしまいました。

おせちの記事を1年越しで更新してしまうあたり、
私の中で時空の歪みが生じていることが伺えるかと思います。
まだ2023年1月では?という。(もう2024年です)

相方と一緒に暮らしてからこの時期は毎年おせちを作っていますが、
今回は私が実家に帰省するのと、彼が喪中なのとでおせち作りはお休みなので
余計に年末感もなければ、これから年を越すという実感も湧きません。

なので、せめてそれっぽい記事を更新することで年末のブログを整えようと、
2023年に作ったおせち記事の更新を思い立った次第です。

最初の方はおせちを作ったらすぐにまとめ記事を更新できていたのに、
今年は随分と後手にまわしてしまいましたね。

おせちを用意される方はもう作り終えてるか手元に届いている頃と思うので、
情報を出すにはやや遅かった感がありますが、
1つの料理記録としてブログに残しておこうと思います。

ちなみに、この年は比較的安価に手に入る材料で、
できる範囲のおかずを作ったのでレシピについては言及していません。

レシピをお探しの場合はクッ○パッドやク◯シルなどの料理サイトを
参照いただけると幸いです。

それではおせちのご紹介をば。

おせち全容

全体像はこんな感じ。

2022年のおせちは3段のうち2段を同じ盛り付けにして1人一段食べ、
3段目は筑前煮を敷き詰めるスタイルにしていました。

今年は3段全て異なるレイアウトにして、
2人で分けやすいおかずを中心に敷き詰めました。

本来おせちにつめるおかずは奇数が好ましい…というのは分かっているのですが、
2人で食べるものなので、そこは掟を破って全て偶数ずつ詰めています。

昨年のおせち記事はこちら。

おせちのおかずは年末が近づくにつれて徐々に値段が上がるので、
保存が効くものに関しては食材が安いうちに購入して作り置きしてます。

これまではかまぼこやぶりの照り焼き、さわらの幽庵焼きなど
お魚料理を色々作っていたのですが、今年はそこまでの気力がなく
例年よりもお魚が少なめです。

特にかまぼこは、食べるなら魚のすりみから作るので
時間的な余裕がないと厳しくて…。(洗い物も増えるし)

ということで、今回の魚介系は伊達巻とエビのみ。
また、かつて牛肉で作っていた八幡巻きも今年は豚肉です。

雰囲気が楽しめれば良いか〜というスタンスで随分と経済的になりました。笑

中身で意識したことといえばタンパク質量です。(計算はしてませんが)
年の瀬は普段より飲み食いして栄養が炭水化物や脂質に偏ってしまうので、
せめておせちはタンパク質補給できるように
鶏肉や魚、豆類を多めに取り入れたつもりでおります。

一の重

一の重は、みんな大好き甘口おかずを詰めました。

内容は以下の通り。
・きんぴらごぼう
・伊達巻
・さつまいも
・栗茶巾
・ごぼうの酢漬け
・五目豆もどき

栗きんとんがあれば華やかだろうなと毎度思うものの、
まともにやると裏漉ししたりクチナシで色付けしたりと
大変な労力を要しそうなので例年作っておりません。

今まではさつまいもを茶巾絞りにしていますが、
今年は肥やしになっていた栗があったのでそちらを使用しました。

よって芋と栗があります。嬉しい。

伊達巻は鱈の切り身を使用して手作りしました。
昨年はすり身が荒かった上に卵の量をケチって上手く巻けなかったので、
しっかりすり身を作って卵リッチにしました。

我が家には巻き簾がないのでまんまる渦巻きになっていますが、
これはこれで可愛いかなと思っております。
何より、割れることなく綺麗に巻けたので満足です。

ごぼうの酢漬けは、本来たたきごぼうのところ叩く労力を惜しんでます。

五目豆もどきは昆布や筍が入っていないのでもどきと呼んでいます。
ほとんど筑前煮の材料使い回しです。
具材は大豆、インゲン、にんじん、こんにゃく、椎茸、ごぼう…
六目豆ですね。

二の重

二の重は高タンパクなコーナーでございます。

内容は以下の通り。
・豚肉のしぐれ煮
・八幡巻き
・チャーシュー
・のし鶏
・海老の旨煮
・紅白なます

昨年はもう少し魚介が多かったのですが、
あまり余裕がなかったもので調理に慣れた鶏肉料理を2品詰めました。

チャーシューはなんの縁起も担いでない感じがしますけど、
洋食おせちも普及している昨今、必ずしも縁起物のおかずに
こだわる必要はないのかなとも思います。

みんなが美味しく楽しく食べられるおかずを詰めた方が良いですよね。

八幡巻きが自分比で綺麗に作れて嬉しかったです。
綺麗な市松模様になりました。
太めのごぼうを使用するのがポイントですね。

見た目に気を取られすぎて味はあまり覚えてないですが、
たしか照り焼き風の味にしたはず。

のしどりはオーブンでの調理が一般的だと思いますが、
私は卵焼き器にアルミホイルで蓋をして蒸し焼きにしました。

個人的には味付けはもう少し濃くてもよかったかな?と思いましたが
相方はとても美味しそうに食べていたので良しです。

海老の旨煮は入っていると一気におせち感が増しますね。
毎年好評なので絶対に入れるぞ〜と意気込んで、
スーパーで安く手に入った際に購入してストックしてました。

のし鶏同様味付けが薄めになってしまいましたが、
その分海老の出汁が味わえて結果よかったです。

頭から尻尾まで一切残すことなくいただきました。

紅白なますは食材の入手が容易なので大変ありがたいおかずです。
にんじんを少なめに作ると色のバランスが整う、
と見かけてから毎年配分は意識して作っています。
確か、にんじん1に対して大根3だったでしょうか。

しぐれ煮は八幡焼きで余ったお肉を調理したものです。
おせちを調べていると、しぐれ煮が入ったものをいくつか見かけまして、
これなら作りやすいし調理の負担が少ないなと思い作りました。

しぐれ煮はお弁当に入っていると嬉しかった思い出。
白米によく合うんですよね。
残念ながらこの日は白米の用意はありませんでしたが…

三の重

最後、三の重はみんな大好き(?)筑前煮。

結局ここに辿り着くといいますか、
地味だけどしっかり美味しいですよね。

相方共々煮物が好きなので、これでもかとみっちみちに詰めました。
筑前煮はたくさん作るほど食材の出汁が出て美味しい。

今回飾り切りはにんじんのみ。蓮根は切りっぱなしです。
にんじんの飾り切りで力尽きました。笑

どの食材も甲乙つけがたく好きですが、個人的には里芋が特に好きです。
出汁が染みて柔らかくなった里芋は冬の味覚食べてるなという気がします。
おでんの大根みたいな感じですね。

長々なりましたが、
以上2023年に作ったおせちの紹介でした。

各々のおかずはシンプルなものが多いですが、
一気に何品も作って詰める作業は年末の大仕事という気がします。

品数揃えるところまでが結構長いんですよね。
楽しんでいるので苦はないのですが。

毎度無計画で作り始めるので、食材をお重にはめる作業には
毎度苦労するのですが綺麗に収まった瞬間は達成感があります。

おせちはお休みですが、来年末余裕があればまた作りたい次第です。

今年はイベントの告知に関する記事が多かったので、
来年は少しお弁当記録の記事も書いていけたらいいな
と、密かに目標を掲げております。

そんなこんなでマイペースなブログですが、
来年もなにとぞよろしくお願いいたします。

ではまた。

料理日記 / なすとひじきの煮物

先日、久方ぶりに湯船に浸かって
気持ちよさに感動した黒澤です。

私は普段シャワーで済ませることが多く、
湯船にゆっくり浸かることが殆どありません。

風呂が嫌いというわけではないのですが、
元々ゆっくり過ごすことが得意でないので、
じっと湯船に浸かることに少し抵抗があるのです。

でも、いざ入ってみるとそれもう快適で
いつもより体の疲れもスッキリ取れた感覚があったので、
もう少し湯船に浸かる頻度を上げて、
定期的に体を労ろうと思いました。

…と、今こうして宣言していますが、
風呂を洗って、沸かして、ゆっくり入る…
という一連の流れが面倒になって、
やらないまま冬を迎えそうな気もします。笑

「気が向いたらやろう」では結局やらないまま終わることが多いので、
日にちを決めてやるのもいいかもしれませんね。

…と、久々のお風呂話はここまでにして。

本日はシンプルな和食
「なすとひじきの煮物」
のメモです。

王道な煮物だし、今更私が特筆することもないかな…と思いつつ、
今後どんなレシピが役に立つか分からないので記録した次第です。

献立に困った時に自分のレシピを見ることが割とあるので、
沢山掲載しておくと便利がいいのです。

作り方は食材を切る、材料鍋に入れる、火にかけるの3工程です。
食材の下処理もしないので無心で作れます。

出汁を含んだなすが、素朴な甘さを醸し出してくれます。
ごはんのお供やお弁当のおかずに是非お試しください。

それでは、レシピをば。

材料・作り方

なすとひじきの煮物
Print Recipe
分量 下準備
2 人分 10
調理 所用時間
30 40
分量 下準備
2 人分 10
調理 所用時間
30 40
なすとひじきの煮物
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分量 下準備
2 人分 10
調理 所用時間
30 40
分量 下準備
2 人分 10
調理 所用時間
30 40
材料
分量: 人分
作り方
  1. 材料、調味料を全て鍋に入れる
  2. 落とし蓋をして弱火で10分程度加熱
  3. 沸々としてある程度煮立ったら落とし蓋を外し、汁気がなくなるまで煮詰めたら完成

いかがでしたか

見た目はとても地味ですが、なすの優しい甘さと
ひじきの磯らしい香りがとてもご飯に合います。

なすが手に入った時は是非お試しください。

以下余談。

なすといえば夏から秋頃にかけてが旬のイメージですが、
寒い季節でもまれに安く売られているのを見かけます。

夏頃は驚くほど多種多様な品種がずらりと並んでいますが、
冬頃に安く売られているものは長なすが多い印象です。

品種によって、寒さに強いなすがあるのでしょうか。

相方共々なすは大好物なので、お買い得ななすと遭遇した時は、
小躍りしながら数本買って帰ります。

炒め物に入れても煮物に入れてもスープに入れても…
どうあがいても美味しいので困ります。
そして揚げなすの香ばしさと甘みたるや。
罪深いです。

とりとめがなくなりましたが、
ここまで読んでくださりありがとうございました。

今年はイベント出展が忙しく、
ゆっくりご飯を作る時間が取れないので
レシピ記事は少なめになるかと思いますが、
ゆるりと楽しんでいただけると幸いです。

ではまた。

おまけ この日の献立

最後まで読んでいただきありがとうございました。
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