料理日記 23 / ゆず風味のペチュコッチョリ

会社の先輩から、立派なゆずをいただいたので、
韓国料理「ペチュコッチョリ / 배추겉절이」
ゆずを加えて和風テイストにしてみました。

…とその前に、少しだけ今回の料理について

ペチュコッチョリ(배추겉절이)とは

배추 (Baechu) = 白菜
겉절이 (Geotjeori) = 野菜を唐辛子入りのタレで和えた料理の総称

白菜の浅漬けキムチ・即席キムチです。
コッチョリは、唐辛子が入ったタレで作る和え物料理を指します。

キムチと言えば、白菜等の野菜に、調味料を揉み込み
数日間発酵させて作る漬け物ですが、
ペチュゴッチョリは白菜と調味料を和えたら完成です。
発酵の時間はありません。

発酵が無いため、酸味は控えめになりますが、
その分野菜のシャキシャキした食感と、甘みが活かされます。

火を使う必要も、発酵時間をとる必要もなく、
思い立ったらすぐに作れるので、
唐突な”キムチ食べたい!”欲をさくっと満たす事ができます。

今は白菜がお手頃で手に入るので、
毎日のように作って食べています。

参考までにレシピをば。

材料・作り方

【材料】
・白菜…1/4個 (お好みのサイズにカット)
・青ネギ…5本ぐらい (お好みの長さにカット)

【A】
・ゆずの皮…小さじ1
・ごま…大さじ1
・にんにく…1片 (みじん切り)
・しょうが…1かけ (みじん切り)
・コチュカル…大さじ1/2〜
・醤油…大さじ1
・酢…大さじ1
・はちみつ…大さじ1
・ごま油…大さじ1

【作り方】
① 白菜と青ネギを食べやすいサイズにカットしボウルに入れる



② ①のボウルに【A】を全て投入し、全体が馴染むまで混ぜ合わせたら完成

ゆずが入っているので、はちみつを多めに入れていますが、
塩っぱさ、辛さを味わいたい場合は甘味の分量を調整して下さい。

浅漬けキムチではありますが、やはり数日置いた方が
味がしっかり馴染んで美味しくなります。

多めに作って味の変化を楽しむのもいいですね。

コチュガルについて 少し補足

コチュカルは韓国の粉唐辛子です。
鷹の爪やカイエンペッパーなどの唐辛子と違って
甘みがあり、辛さも控えめです。
コチュガル以外の唐辛子を使う場合はレシピ通りの分量入れると
辛すぎて悶絶しますのでご注意下さい。

コチュカルとはなんぞや?という詳細なお話は
別途記事を更新予定ですので、併せてご覧いただけると幸いです。

いかがでしたか

韓国の浅漬けキムチのご紹介でした。

柑橘の爽やかな芳香が加わるだけで、
いつも食べている料理は全く違った仕上がりになります。

今回は記事用に小綺麗に撮影しましたが
普段作る時は
まな板を使わず
白菜は手で千切り、
ニンニク、生姜は調理ばさみで切り
調味料は計量無し
でどばどば流し込んで作っています。

そして、そのボウルまま食べます。笑

火は使わないし、洗い物はボウル1つ。
でも味はちゃんと美味しい。素晴らしい。

最終的にゆずの存在が霞んでしまいましたが、
簡単美味しい韓国の浅漬けキムチ、是非お試し下さい。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
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