会社の先輩から、立派なゆずをいただいたので、
韓国料理「ペチュコッチョリ / 배추겉절이」に
ゆずを加えて和風テイストにしてみました。
…とその前に、少しだけ今回の料理について
ペチュコッチョリ(배추겉절이)とは

배추 (Baechu) = 白菜
겉절이 (Geotjeori) = 野菜を唐辛子入りのタレで和えた料理の総称
白菜の浅漬けキムチ・即席キムチです。
コッチョリは、唐辛子が入ったタレで作る和え物料理を指します。
キムチと言えば、白菜等の野菜に、調味料を揉み込み
数日間発酵させて作る漬け物ですが、
ペチュゴッチョリは白菜と調味料を和えたら完成です。
発酵の時間はありません。
発酵が無いため、酸味は控えめになりますが、
その分野菜のシャキシャキした食感と、甘みが活かされます。
火を使う必要も、発酵時間をとる必要もなく、
思い立ったらすぐに作れるので、
唐突な”キムチ食べたい!”欲をさくっと満たす事ができます。
今は白菜がお手頃で手に入るので、
毎日のように作って食べています。
参考までにレシピをば。
材料・作り方

【材料】
・白菜…1/4個 (お好みのサイズにカット)
・青ネギ…5本ぐらい (お好みの長さにカット)
【A】
・ゆずの皮…小さじ1
・ごま…大さじ1
・にんにく…1片 (みじん切り)
・しょうが…1かけ (みじん切り)
・コチュカル…大さじ1/2〜
・醤油…大さじ1
・酢…大さじ1
・はちみつ…大さじ1
・ごま油…大さじ1
【作り方】
① 白菜と青ネギを食べやすいサイズにカットしボウルに入れる
② ①のボウルに【A】を全て投入し、全体が馴染むまで混ぜ合わせたら完成
ゆずが入っているので、はちみつを多めに入れていますが、
塩っぱさ、辛さを味わいたい場合は甘味の分量を調整して下さい。
浅漬けキムチではありますが、やはり数日置いた方が
味がしっかり馴染んで美味しくなります。
多めに作って味の変化を楽しむのもいいですね。
コチュガルについて 少し補足
コチュカルは韓国の粉唐辛子です。
鷹の爪やカイエンペッパーなどの唐辛子と違って
甘みがあり、辛さも控えめです。
コチュガル以外の唐辛子を使う場合はレシピ通りの分量入れると
辛すぎて悶絶しますのでご注意下さい。
コチュカルとはなんぞや?という詳細なお話は
別途記事を更新予定ですので、併せてご覧いただけると幸いです。
いかがでしたか

韓国の浅漬けキムチのご紹介でした。
柑橘の爽やかな芳香が加わるだけで、
いつも食べている料理は全く違った仕上がりになります。
今回は記事用に小綺麗に撮影しましたが
普段作る時は
まな板を使わず
白菜は手で千切り、
ニンニク、生姜は調理ばさみで切り
調味料は計量無しでどばどば流し込んで作っています。
そして、そのボウルまま食べます。笑
火は使わないし、洗い物はボウル1つ。
でも味はちゃんと美味しい。素晴らしい。
最終的にゆずの存在が霞んでしまいましたが、
簡単美味しい韓国の浅漬けキムチ、是非お試し下さい。