みんなでお月見
「おだんご1個ちょうだい」
「おそなえするからダメだよ」
「うさぎさん、一緒にお月さま見ようね」
相も変わらず食欲旺盛な次男です。
…まるで私のようだ。笑
以下、雑談。
今年我が家では、十五夜と十三夜に月見団子を
お供えして月見を楽しみました。
十五夜の日は、夕食後相方と外を散歩しましたが、
あいにく曇り空で、30分程度歩いて
やっと月が顔をのぞかせた…という感じでした。
薄月というのでしょうか。
綺麗な満月でないのは少し残念な気もしましたが、
雲がかかった月の方が幻想的で綺麗だなと思います。
もっというと、満月よりも新月に惹かれます。
(とにかく明るい場所が苦手なので。)
これは余談になりますが、巷でよく聞く
「朧月」は春の季語なんですよね。
十五夜の月を表現するとき
雨で見えない時は「雨月」
曇りで見えない時は「無月」
雲が掛かっている時は「薄月」
という名がついているそうです。
朧月にせよ薄月にせよ、
起きている現象は同じだと思いますが、
季節によって細かく呼び分けているところが
日本語特有の繊細な表現なのかなと感じます。
以前ちらりと話しましたが、
「梅はこぼれる」
「桜は散る」
「菊は舞う」
「椿は落ちる」
「朝顔はしぼむ」
花によって去り際の表現が異なるのも、
月の表現の幅広さと似たようなものを感じます。
話はそれましたが、
私は今の場所へ引っ越してくるまで
十五夜らしいことはやったことがなかったので、
相方と和菓子屋さんへ月見団子とおはぎを買いに行ったり、
彼岸花を見に行ったり、月見団子とすすきをお供えしたり、
新鮮な体験が詰まった1日となりました。
月見の日はチートデイにしようということで、
そのほかにも、ずっと気になっていたお店で
パンや和菓子やコロッケなどなど
沢山買って食べまくった日でもあるので、
また後日、その時の様子や献立を綴ろうと思います。
一方、十三夜は平日だったこともあり
十五夜ほどゆったりとはできませんでしたが、
馴染みの和菓子屋さんへ、開店と同時に
月見団子と月見まんじゅうを買いに行き、
相方特性のけんちん汁を食べました。
何もやらなくても何もバチは当たらないのですが、
日本の暦を意識すると、見頃の植物や旬の作物に
自然と詳しくなれる気がします。
ハロウィンやクリスマスも華やかで好きですが、
日本の気候に合った行事の方が親近感が湧きます。
何より、
圧倒的和菓子派なので。
(しつこいぐらい言う)
取り止めがなくなりましたが、
最後までお読みいただきありがとうございました。
ではまた。