連日虫刺されがひどい黒澤です。
元々刺されやすい体質ではありましたが、
自然が多いところに移り住んだこともあり
例年とは比べものにならないぐらい刺されています。
私が世界一苦手な音は虫の羽音なんですが
それを知ってか知らずか (知るわけあるか)、
毎晩蚊は私の顔面付近を旋回しやがります。
蚊取り線香を焚いてはいるものの
焚いた瞬間効果が間に合うわけではないので、
発揮されるまではなかなか辛いものがあります。
心の底からどうにかしたかったので、
何か得策はないのかと色々調べたところ
「蚊は強風に弱い」という情報を見かけたので、
最近では顔面に直風でサーキュレーターをかけています。
身体の虫刺されもしんどいですが、
それ以上に羽音が嫌なので顔面を守る方向で。
その甲斐あってか、現時点で顔面の虫刺されは0。
一方身体の虫刺されは19箇所となっています。
足の匂いに反応するらしい話も聞いたので
一応寝る前にアルコールで拭いたり、
足を洗ってから寝るようにしているのですが
寝ている間に汗をかくせいか刺されはします。
これをやらなかったらもっと刺されるのか…?
と思うとこの夏生きるのがしんどくなるんですが。
どうしたら刺されずに済むのか。
…と。
いつにも増して雑談に熱がこもってしまいましたが、

本日は夏野菜をふんだんに盛り込んだ
「夏野菜の酢豚風スパイス炒め」
のご紹介です。
夏野菜が食べられるガッツリこってりした
料理が食べたい気分だったので、
酢豚っぽいものでも作ろうかしらと思ったのですが、
ネットでレシピを調べてもそのほとんどが
ソースやケチャップの類を使用していました。
…がしかし、
我が家にはケチャップやソースなど
添加物が入りがちな調味料は持っていないので、
残念ながらそれらのレシピを参考にすることはできません。
ということで、冷蔵庫に残っていたトマトジュースと
スパイスを組み合わせて酢豚風の炒め物作った次第です。

そもそもソースの原材料は香味野菜やスパイス、その他調味料なので
ソースやケチャップがなくても、違和感なく酢豚になります。
過去に自家製お好みソースのレシピを公開していますので、
ご興味ありましたら併せてどうぞ。
タレの調合が面倒といえば面倒なのですが、
そこさえ乗り切れば炒めた食材にドバッとかけるだけなので
調理時間自体はさほどかからないと思います。
スパイスは使用していますが、今回はお酢と組み合わせているので
スパイシーさは控えめでさっぱりと食べることができます。
夏にぴったりの食べ応えのある1品ですので、
市販の調味料よりもスパイス調合派だわ
という方の参考になれば幸いです。
それでは、長々なりましたがレシピのメモを。
材料・作り方
- タレの材料をあらかじめ混ぜ合わせておく
- ポリ袋に豚こま肉と片栗粉を入れて振り、肉の表面に満遍なくまとわせる
- 多めに油を熱したフライパンに野菜を投入し、玉ねぎが透明に色づく程度まで全体をよくかき混ぜながら炒めたら一度取り出す
- 火を弱火にし、同じフライパンで豚肉を焼く。(油は敷かなくて大丈夫です)
- 焼き色がついたら裏返し、同様に焼く。
- 両面に焼き色がついたら混ぜ合わせたタレを流し入れ、弱火のまま5分程度煮詰める
- 炒めた野菜を投入して全体を混ぜ合わせ、タレにとろみがつくまで煮詰めたら完成。(あまり煮詰めすぎると野菜の色が落ちるので注意)
今回は省略しましたが、ピーマンやししとうを入れると緑が加わって綺麗になります。
いかがでしたか

豚肉は片栗粉をまぶして弱火で焼き上げるため
旨味を逃すことなく柔らかく仕上げることができます。
スパイスを使った酢豚風の炒め物…というと
味のイメージが抽象的で分かりづらいかもしれませんが、
かなり大雑把に言うと「香り高い酢豚」です。
口に含んだ瞬間の印象はほぼ酢豚ですが、
香りに奥行きがあります。
甘酸っぱいタレに仄かに抜けるスパイスの香りは
しばらく余韻に浸れる奥深さです。
今回シナモンやナツメグ、カルダモンなど甘い芳香の
スパイスを使用しましたが、
コリアンダーやクミンの分量を増やすと
すっきりとした香りに仕上がります。
是非色々と試しながら、自分好みの配合を探してみてください。
お酢のツンとした刺激とスパイスのコラボが新鮮な
夏野菜の酢豚風スパイス炒め、
野菜不足や夏バテ防止にもおすすめですので
是非1度お試しください。