他にネタないんかというぐらい毎回道の駅の話から始まりますが、
今回も例に漏れず道の駅の話です。
いよいよ本格的に春が訪れたことで、
道の駅に並ぶ野菜の顔ぶれもがらっと変わりました。
冬にはふきのとうが沢山並んでいましたが、
最近ではタラの芽、ゼンマイ、こごみ、ワラビなど
これぞ山菜といったラインナップに様変わりしています。
私はこういった日本特有の旬の味覚を全く知らずに
大人になってしまったので、
幼少期当たり前のように山菜が食卓に出ていた
という彼からは沢山のことを学びました。
そんな生い茂る山菜に負けず劣らず、
存在感を放っていたのがカブです。
私が「お〜立派なカブ〜」とつぶやくや否や
相方は衝動を抑えられず、目にも止まらぬ早さで
カブをカゴに入れておりました。
というわけで、本日はそんな立派なカブを丸ごと贅沢につかった
「丸ごとカブと豚ひき肉の和風スープ」
のご紹介です。
道の駅で買い物をした日は相方が食事当番だった上に、
「カブ楽しみ〜」と大変ワクワクしている様子だったので
てっきりカブを贅沢に使った料理を作るのだろう
と思っていたら、その日の献立にカブは一切出てきませんでした。笑
「カブ使わんかったんかい」と突っ込むと、
どうやらうっかり忘れていたらしいです。
(それはそれですごい)
過去に私がカブを和風出汁で煮込んだ
あんかけ料理を作ったことがあったのですが
それに似た料理が食べたかった…と言ってくれたので、
リクエストにお答えして和風出汁ベースのスープを作りました。
カブの甘みを活かすために、調味料は酒と塩のみです。
味付けはシンプルですが旨味の多い食材を使用するので
物足りなさを感じません。
それでは参考までにレシピをば。
材料・作り方
- カブの皮を剥き、十字に切り込みを入れて軽くラップをし600Wで3分程度加熱する(茹で時間短縮のため)
- 鍋に加熱したカブ、出汁、酒を入れて落とし蓋をし、中火で15〜20分煮詰める(様子を見て必要があれば適宜水を足す)
- こんな感じ
- カブが十分に柔らかくなったらカブだけ取り出し、盛り付ける器に移しておく
- 鍋に残った出汁に、椎茸、ネギ、ひき肉を入れ、弱火で火にかける (アクは取らなくても大丈夫です)
- ひき肉に火が通り、出汁が透き通ったら塩で味を整える
- カブの上から出来上がったスープを注いで完成
いかがでしたか
気分でカブを丸ごと使用していますが、
食べづらい場合はお好みのサイズにカットして作ってください。
豚ひき肉を鶏ひき肉に変えて作ると
脂質控えめでよりあっさりした仕上がりになります。
お好みの挽肉で作ってみてください。
味付けはシンプルながら、椎茸、ひき肉、ネギと
旨みや甘みが豊富な食材を使用するため
スープはとても香り豊かになります。
和食の優しさに浸れるスープなので、
カブが美味しい時期にぜひお試しください。