大量の里芋ストックがある関係で
連日里芋料理を楽しんでおります。
以前住んでいた場所では、里芋を買う機会が少なかったので
今はとても贅沢やなぁと思います。
ということで、本日はそんな溢れんばかりの里芋を
消費すべく生まれた1品
「里芋とひよこ豆のスパイス焼き団子(コリアンダー風味)」
のご紹介です。
里芋を消費したいと言いつつ、一気に消費するのも惜しいので
ひよこ豆を練り込んでかさ増しを図りました。
ちなみに、コリアンダー風味と書いていますが、
使用するのはコリアンダーパウダーです。
これはコリアンダーシードを粉状にしたものなので、
いわゆるパクチーとは全く別物です。
葉っぱとは異なり、清涼感のある繊細かつ上品な
芳香を持っているので里芋の風味を邪魔しません。
あと、
この手料理は大抵つなぎに片栗粉を使いますが、
今回は里芋のでんぷんでまとめるので片栗粉も不要です。
使用材料少なく作れるので、
節約レシピとしても重宝するかと思います。
では参考までにレシピをば。
材料・作り方
作り方
- 皮を剥いた里芋を600Wのレンジで3〜5分(様子をみながら調整してください)温め、ひよこ豆の水煮、調味料を合わせてマッシュする。(ひよこ豆の粒加減はお好みで調整してください)
- 小判型に成型する。(素手でやる場合は手を水で濡らすとやりやすいです)
- 油を熱したフライパンで焼く
- 両面がきつね色になるまで焼いたら完成
- 多めの油で揚げ焼きにするともっと美味しくなりそう…(カロリーとの相談)
いかがでしたか
コリアンダーシードは柑橘に似た爽やかな香りを持っているので、
パクチー特有のカメムシ臭(…というと表現が悪いですが)はありません。
刺激をなくした柚子胡椒のような香りで、
クミンより繊細な風味付けができます。
クミンや塩コショウだけでも美味しいですが、
もし持て余したコリアンダーパウダーがあれば
是非使ってみてください。
「食材を潰して練って整形して焼く」
という、文字起こしすると大変シンプルなおかずですが、
焼いた里芋の長芋に似た香ばしさとひよこ豆の甘みに
柚子胡椒様の爽やかなコリアンダーの香りが融合した
和にもエスニックにも合うおかずです。
コリアンダーが大活躍のアジア折中な里芋料理
是非お試しください。