先日久々に母から電話がかかってきました。
お互い普段は「会いたい」という類の感情は希薄と思いますが
いざ話すと弾むもので、不思議と会いたい気持ちになりました。
(…かといって、ずっと一緒にいると揉めるんでしょうね。笑)
離れて暮らすようになって、10年も経っていませんが
お盆や正月、3連休に合わせて帰ることは殆どないので
歳を重ねるにつれて帰省する機会が減っています。
コロナがあるので軽い気持ちでは帰りづらいですが、
月に数回5分だけでも声を聞くのも良いのかな、
と思った最近の出来事でした。
と、やや真面目な冒頭になりましたが、

本日は
「備長鮪と大根の生姜煮」
のご紹介です。
冒頭で母の話をしましたが「これがお袋の味である」
ということはないです。
普段は肉料理の方が多いですが、
魚料理も同じぐらい食べたいものです。
この日はお手頃の価格でビンチョウマグロが手に入ったので
煮物にした次第です。
これを作った日はやや冷え込んでいたので、
生姜を多めに効かせた味付けにしました。
生姜の刺激と甘辛い味付けがご飯によく合う1品です。
それでは参考までにレシピを。
材料・作り方
作り方
- 大根を600Wのレンジで2分温める (煮込み時間短縮のため)
- 鍋にレンジで温めた大根、鮪、出汁、みりん以外の調味料を全て入れる
- 落とし蓋をして中火で10分程度煮込む
- 時間が経ったら落とし蓋を外し、みりんを入れて汁がなくなるまで煮詰める
- お好みで仕上げにネギを入れたら完成
いかがでしたか

普段スパイス料理や海外の料理を作っていますが
「安心感」においては和食は一歩前に出ている感じがします。
日本人だからなんでしょうね…
海外では唐辛子やナンプラー、ガピ、パクチーなど
好き嫌いが分かれそうな調味料や薬味が沢山ありますが
海外の方から受けの悪い日本の調味料もあるのでしょうか。
…柚子胡椒?山椒?
話がかなり逸れましたが、
甘辛く味のついたマグロの美味しさもさることながら、
魚の旨味と出汁が染み込んだ飴色の大根も
噛み締めるほどに美味しいおかずですので
持て余した大根やビンチョウマグロがあれば
是非お試しください。