下味冷凍というのはよく聞きますが、
今回は下味解凍レシピです。
下味冷凍はあらかじめ調味料に
漬け込んだ状態で冷凍しているので、
「食べたいときにすぐに食べられる」
という点が、忙しい日に最高に便利なのですが、
私が一人暮らしをしていた頃の経験として、
ストックにあるものが気分と一致しない
ということが割とありました。
これに関しては「食べたいものを食べる」を優先するか
「とにかく楽したい」を優先するかになるのですが、
私は食べたいものが食べたいので下味冷凍は途中で
やめてしまいました。
では、無味で冷凍したものを
後から下味つけたらアカンのかしら。
ということで、今回は冷凍魚に後から下味をつける
「冷凍鮭のみりん焼き」
を作ったのでメモです。
過去にも下味冷凍ならぬ下味解凍で
たらの出汁茶漬けを作っていますので
未加工で冷凍ストックされた
魚があればご参考ください。
買った魚をそのまま冷凍してしまったけど、
今から下味つけて間に合うかしら…
とお悩みの方がいらっしゃったら
間に合いますのでご安心ください。
調味料も二つだけと大変シンプルな味付けなので
お弁当のおかずにもピッタリだと思います。
冷凍鮭の使い道に困ったら是非お試しください。
それでは参考までにレシピのメモを。
材料・作り方
- 材料を全てポリ袋に入れ、空気をしっかり抜いて冷蔵庫で6時間以上漬け込む
- 焦付き、くっつき防止のためフライパンにクッキングシートを敷き、切り身を並べて焼く
- ある程度火が通ってきたら裏返してタレをかける
- 余力があればタレをかけて焼く工程を数回繰り返し、照りが出て綺麗な焼き色がついたら完成
いかがでしたか
前回下味解凍レシピを紹介した際はお茶漬けということで、
塩気を効かせて醤油を多めにしていたので
長時間の漬け込みには要注意でした。
…が、今回のレシピは半日漬け込んでもしょっぱくなりづらいので、
家出る前に漬け込んで、帰宅したら焼くだけという
下味冷凍と同様のことが可能です。
相方は大変気に入ってくれたようで、
「いやこれ美味しい。ちびちび食べるわ。」
と言いながらそれはもう1口鮭フレークのごとく
細かくほぐしながら食べていました。
嬉しい限りです。
旨味を逃さないように…とか
効率的に味を染み込ませるように…
といったことを考えると邪道かもしれませんが、
米が捗って仕方がない魚料理ができます。
みりんの素朴な甘さと鮭の旨みを
贅沢に味わう鮭のみりん焼き、
是非お試しください。