低温調理器で料理を作ると、
料理名を「蒸し」とするか
「煮込み」とするか地味に悩むな…
と思いましたが、
冷静に考えなくても真空状態で加熱する低温調理では
蒸気は発生し得ないので「煮込み」でいいやん。
…と、よくわからない独り言を
脳内で繰り広げていました黒澤です。
低温調理器を使って本日は
「鶏むね肉の白ワイン煮込み」
を作ったのでメモです。
冷蔵庫の肥やしというと食材の方に目がいきますが、
結構見落とすのが調味料系です。
そして、特に我が家で余りがちなのが
白ワインと赤ワイン。
ワインを調味料に含めるか判断が難しいですが、
まさに今白ワインが肥やしとなっていたので救済すべく、
煮込み料理に昇華した次第です。
お酒が飲める体質なら飲んでしまえばいいんですが、
我が家はあいにく2人とも下戸なので
料理に使う以外に行き場がないのです。
白ワインを使うとなんか大層に聞こますが、
凝った味付けはしない上に使用するお肉も
鶏むね肉なのであっさりした風味になります。
お好みのハーブで香り付けして、
バターでコクを加えることで風味豊かな
低温料理メニューに仕上がります。
赤ワインのインパクトある色味や風味とは違った
繊細で優しい料理になるので、冷蔵庫から
行き場のない白ワインが出てきたら是非お試しください。
それでは参考までにレシピをば。
材料・作り方
- 白ワインを火にかけアルコールが飛ぶまで煮詰める。 (150ml→100mlになりました)
- 材料を全て耐熱袋に入れ、58度で8時間程度低温調理したら完成
いかがでしたか
私にしては珍しく洋食な晩ごはんでした。
スパイスや和風の調味料を使わないのは新鮮です。
真空状態で加熱する関係で、調理前に白ワインの
アルコールを飛ばす一手間がありますが、
(そのまま低温調理に使用するとアルコールが逃げない)
その手間さえ乗り越えればあとは
材料を袋に入れて放置で完成します。
低温調理だと最低限の加熱時間さえ確保すれば、
あとは食べたいタイミングで取り出して
盛り付けるだけなので、いつでも出来立てが食べられます。
つまるところ、朝仕込んでおけば
帰宅してから料理をする手間もないですし、
ご家族の帰宅時間に合わせて料理を準備する
必要もなくなるという画期的なアイテムです。
そしてなにより、低温で調理することで
タンパク質の変性が抑えられるので
柔らかくジューシーに仕上がります。
忙しい方にこそ是非ともおすすめのアイテムです。
(機種に関しては疎いので宣伝しかねますが…。笑)
今回は完全に気分でオレガノを使いましたが、
ローズマリーやタイムなど、お好みのハーブで
味付けを楽しんでください。
低温調理で作る鶏むね肉の白ワイン煮込み
是非お試しください。