料理日記 165 / 豚こま肉とごぼうのしぐれ煮 (低温調理と併用)

今回のレシピは低温調理を使いますが、
これによって調理が楽になるというよりは

・お肉を柔らかいまま仕上げられる
・食べたいタイミングで食べられる

という点に重きを置いています。

今コロナ禍ということでリモートでお仕事や
会議をされている方も少なくないと思いますが、
我が家も例に漏れず基本的にはお互い在宅で作業をしています。

残業の類はないので普段は決まった時間に
作業を切り上げられますが、
ディスカッションがある時は終了時間が読めず
夜遅くなることがしばしばあります。

そこで大変重宝しているのが低温調理器です。

低温調理なら食べたいタイミングで料理を取り出せるので、
料理を作り始める時間を気せず済みますし、
レンジや鍋で再加熱する時間も短縮できます。

ということで本日はそんな低温調理器を活用して
「豚肉とごぼうのしぐれ煮」
を作ったのでメモです。

自分が関西出身だからか、
しぐれ煮は牛肉のイメージが強いのですが
これも肉じゃがやうどんのように地方地域によって
馴染み深い味付けは異なるのでしょうか。

いずれにせよ、白米に最高に合うおかずなのは間違いないですね。
たまにお弁当に入ってると嬉しかったなぁ。

材料や食材の分量自体は、鍋で作るものと変わらないので
低温調理器がない場合は全ての材料を鍋に入れて
水分が飛ぶまでしっかり煮詰めれば完成です。

材料・作り方

豚こま肉とごぼうのしぐれ煮 (低温調理と併用)
Print Recipe
分量 下準備
2 人分 20
調理 所用時間
2 時間〜 120 分〜
分量 下準備
2 人分 20
調理 所用時間
2 時間〜 120 分〜
豚こま肉とごぼうのしぐれ煮 (低温調理と併用)
Print Recipe
分量 下準備
2 人分 20
調理 所用時間
2 時間〜 120 分〜
分量 下準備
2 人分 20
調理 所用時間
2 時間〜 120 分〜
材料
分量: 人分
作り方
  1. 低温調理器を58℃に設定し、耐熱袋に豚肉を入れておく
  2. 調味料と生姜を弱火にかけて煮切る
  3. アルコールが飛んだら火をとめる
  4. 残りの調味料にささがきしたごぼうを入れ、時々かき混ぜながら水分がなくなるまで煮詰める
  5. こんな感じになりました
  6. 豚肉を入れた耐熱袋に煮詰めたごぼうを合流させて、肉に熱が通るまで加熱したら完成

低温料理器について余談

私がプッシュしている低温調理器は
調理器具として便利なだけではなく、
保温器具としても大活躍してくれます。

作ったものを鍋のまま放置すると
菌の繁殖が気になったり、再加熱が面倒だったり
洗い物が先延ばしになったり…
何かと気になる要素が増えてしまいます。

低温調理器なら、菌が繁殖しやすい温度帯を避けながら
空気に触れない状態で保温することができますし、
食後に調理器具の洗い物が残りません。

…と、あまり話しすぎると低温調理器メーカーの
まわし者のようですが。笑
使い方次第では家事やスケジュール管理が
楽になるよ〜ということがお伝えしたかったです。

ちなみに、これまでも何度か低温調理器のお話はしていますが
温度管理さえできればブランドは何でもいいと思っています。

私が使っているものは色々偶然が重なって母から譲り受けたので
どこのブランドか全くわからんのですが、
0.1℃単位で温度調整はできるし
5、6年経った今でも問題なく使えています。

参考までに私がつかっているものを。


ただ、私が使っているものは見た目がやや不恰好なのと
形状がいびつゆえに収納にも不便なので
もし購入される際はそこも考慮されることをお勧めします。笑

スマホと接続して使用したい場合はこれでは不足ですが、
低温で調理したいだけなら、何万もするものでなくても
問題ないよ〜というお話でした。
(とはいえ私が使っているもの1万円するんですね。
当初調べた時は8000円ぐらいだった気がするんですが…;;)


パッと見た感じこれ↑良さげに見えました。
値段は8500円と安価ながら、
温度調整が0.1℃単位でできるのは
個人的にポイントが高いです。
(温度調整が0.5℃単位のものも割とあるので。)

あと、ぼてっとしたフォルムがなんか可愛い。笑
もし今使ってるやつが壊れたらこれにしようかな。

いかがでしたか

鍋1つで作るよりも若干工程は増えるものの、
低温調理によりお肉は劇的に柔らかく仕上がる上
食べたいタイミングでいつでも食べられる
というメリットはあります。

という具合に、便利かどうかは状況次第ですが、
帰宅してから料理するのは億劫な場合や
家族の帰宅時間が読めない場合、
空腹すぎてレンジで温める時間も待てない
という方にはおすすめです。
(私はレンジの温め時間待てません。すぐ食べたい。笑)

料理の話からそれましたが、本来鍋で煮詰めるしぐれ煮は
長時間火にかける分お肉が硬くなりがちです。

対してこのレシピでは、お肉を低温調理するため
肉の持つ肉汁や旨味を外に逃さず作ることができます。
甘じょっぱく味付けされたごぼうを
真空状態で一緒に加熱することで
ごぼうの香りは豚肉へ、豚肉の旨味はごぼうへ
しっかりと凝集されます。

ガッツリ食べ応えのあるしぐれ煮を想像すると
食感にギャップがあると思いますが、
お肉がふわふわで柔らかいしぐれ煮は
炊き立てのふっくらした白米ととても相性がいいです。

低温調理器がなくてもお鍋でも美味しく作れますので、
ごぼうが香る甘辛肉料理、ごはんのおともに是非お試しください。

おまけ この日の献立

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