梅雨入りしたと思いきや、意外と雨が降らず
暑い日が続いているな…と感じる今日この頃。
私の部屋は朝日が直撃するので、
昼以降は涼しくなりますが朝一が激烈に暑いです。
風自体は涼しいものの日差しの暑さが勝ってしまいます。
個人的には涼しい雨の日は好きなので
もう少し、曇りか雨の日が増えてもいいなぁ…
などと思ったりします。
と、世間話はここらへんにして
現在我が家では実山椒を楽しんでおります。
私が見落としていただけかもしれませんが、
スーパーで未加工の実山椒はみたことがなかったので
道の駅で初めて未加工のものを見た時は
「さすがだなぁ…」と思いました。
ちなみにその時購入したパックがこちら。
どん。
厳密には香味野菜や山菜が大好物の相方が
テンション上がって購入しました。
旬のものは今を逃すと来年まで待たねばならないので
そこはケチケチしないようにしています。
美味しいものは美味しい時に食べたい。
ちなみに価格はこれだけ入って200円程度です。
きっと山では収集つかないぐらい生い茂っているんでしょうね。
相方は幼少の頃からよく山菜詰みに行っていたらしいのですが、
それぞれの山菜がどのような環境で自生しているのか、
また、どれぐらいの時期に何が生え始めるのか、
実体験に基づいた知識が豊富な彼に憧れを抱いています。
旬の食材に詳しいおばあちゃんになりたい。
話を戻しましょう。
これまでに炊き込みご飯や魚の煮物に入れて楽しみましたが、
短期間で使い切るには量が多いな、
ということで今回は
「菊芋の葉と実山椒の佃煮」
を作ったのでメモです。
具材はちりめんじゃこや昆布が定番なのかなと思いつつ、
それだけのために買い出しに行くのも面倒で断念。
ちょうど持て余した菊芋の葉があったので一緒に
煮詰めてみたら大変おいしかったのでメモです。
ちなみに、菊芋の葉っぱはこちら。
見た目はただの葉っぱですが、
茎の部分にシュウ酸を彷彿とさせるトゲトゲがあります。
(実際のところはどうかわかりません)
使用する調味料や作り方自体はスタンダードですが、
菊芋の葉独特の香りと実山椒の香りが共に楽しめる
新鮮な佃煮です。
そもそも菊芋の葉ってどんな味なのかしら
と思われる方もいるかと思いますが、菊芋の味です。
大根にせよカブにせよ、
普段食べている部分と葉っぱでは風味が異なるか、
葉っぱの方がクセがなく食べやすい…という
イメージがありますが、菊芋の葉に関しては
しっかり芋の味が主張してきます。
菊芋といえばややごぼうのような
独特の土臭さと風味が特徴ですが、
まさか葉からもこれに似た芳香を感じるとは
思わなかったので始めた食べた時は驚きました。
さて今回のレシピですが、実山椒のアク抜きは必要になりますが
その後は材料を鍋に入れて火にかけるだけなので気負わず作れます。
ご飯のお供が欲しくなった際に是非お試しください。
前置きが長くなりましたが、
参考までにレシピのメモを。
材料・作り方
- 実山椒を沸騰したお湯で30秒ほど湯掻く。(辛みをより抑えたい場合はさらに3時間程度水にさらしてください)
- 材料を全てフライパンに入れて火にかける
- 焦げないようにかき混ぜながら、水分が飛ぶまで炒め煮したら完成
いかがでしたか
ちなみに、初めて食べた時は相方が
酢醤油和えにして出してくれました。
さっと茹でて酢醤油を和えるだけの
シンプルな料理なので葉っぱの香りを
しっかり感じることができました。
作り方は簡単ですが大変味わい深い副菜になるので、
もし「買ったはいいけど使い道がわからん」
という方のデビュー作におすすめです。
今回の佃煮に関しては
菊芋の葉も実山椒も風味の個性が強い食材なので
喧嘩するかなぁ…とダメ元で作りましたが
実山椒の刺激と噛むほどに香りが広がる
菊芋の葉の風味は相性抜群でした。
ずっと噛み続けたいぐらい風味豊かな佃煮になりますので
菊芋の葉と実山椒が手に入ったら、
ご飯のお供に是非お試しください。