料理日記 25 / タマリンドポークアドボ

エスニック & タマリンド祭り
11月のテーマだったはずが、
気付いたら12月になっていたんですがこれ如何に。

…なってしまったものは仕方が無いので
構わず祭り繰り広げます。(何)

ただ、12月にはクリスマスがあるので
洋風なスパイスや料理も並行してご紹介できれば…
と思っています。(※私のキャパ次第)

本日ご紹介するのは「タマリンドポークアドボ」です。

お酢 & その他調味料でマリネするフィリピン料理ですが
今回はマリネ液にタマリンドを加えてアレンジしました。

…と、レシピの前にフィリピン料理について小話を

アドボとは

アドボ (Adobo) はフィリピンの料理で、
スペイン語でマリネやドレッシングを意味する
「アドバ-」が由来とされています。

マリネ液によく使用される調味料としては
・酢
・醤油
・にんにく
・ローリエ

が挙げられます。

使用するお肉や調味料に決まりは無いですが、
お肉の種類でいうと、豚肉の使用率が高い印象です。(その次に鶏肉)

お酢を使ったフィリピン料理

アドボをはじめ、フィリピンでは酢を使用した料理が豊富にあります。
かなり簡易的ですが、以下に代表的なものを4つご紹介。

・アドボ (Adobo)
酢、にんにく、塩、醤油、その他スパイスでマリネした肉のシチュー

・キニロー (Kinilaw)
酢とスパイスの魚介料理
セビーチェに近い

・パクシウ (Paksiw)
酢とスパイスの魚介スープ

・サンクツァ (Sangkutsa)
お肉や魚をお酢で煮込む料理 (おそらく魚が主流)


私のリサーチが甘くて、パクシウとサンクツァの違いを
ちゃんと把握できていませんが、個人的にはサンクツァが
とても気になっております。

…と、ざくっと概要をお話したところで、
参考までにレシピをば。

例によって私は低温調理で作りましたが、
通常版のレシピも併せて掲載します。

材料・作り方

タマリンドポークアドボ
Print Recipe
低温調理とフライパン調理2パターン掲載しています。
分量 下準備
2 人分 10
調理 所用時間
90 100
分量 下準備
2 人分 10
調理 所用時間
90 100
タマリンドポークアドボ
Print Recipe
低温調理とフライパン調理2パターン掲載しています。
分量 下準備
2 人分 10
調理 所用時間
90 100
分量 下準備
2 人分 10
調理 所用時間
90 100
材料
食材
マリネ液
分量: 人分
作り方
低温調理の場合
  1. 今回使用した材料たち
  2. マリネ液と豚肉をジップロックに入れて60度で1時間以上低温調理
  3. 低温調理が終わったら油を熱したフライパンで玉ねぎを炒める
  4. 玉ねぎが茶色く色づいたらマリネ液を投入して煮詰める
  5. タレが煮詰まったら火を止めて肉と絡めて完成
通常調理の場合
  1. マリネ液と豚肉をジップロックへ入れ、冷蔵庫で30分以上マリネする(3時間以上つけられると理想)
  2. 油を熱したフライパンでマリネした豚肉を焼く
  3. 表面に焦げ色がついたら一度取り出し、同じフライパンで玉ねぎを炒める
  4. 玉ねぎが茶色く色づいたらマリネ液と豚肉を投入して煮詰める
  5. タレの水分が飛びとろみがついて煮詰まったら完成
レシピのメモ

低温調理する場合、マリネしたお肉を加熱すると
柔らかくなり過ぎてしまう(ホロッホロになる)ので、

・通常加熱の場合はマリネ有り
・低温調理の場合はマリネ液に入れてそのまま加熱
すると美味しく食べられます。

いかがでしたか

さっぱりしてるのに米に合うこってり感と満足感。
罪深い…。

マリネのおかげでお肉はしっとり柔らかく仕上がります。

タマリンドを入れることでお酢の酸味に丸みと甘みが加わり、
ガッツリお肉料理でありながら、さっぱりと食べられます。

酸っぱすぎず、甘すぎずな仕上がりは、
タマリンドならではの表現です。

ご飯との相性も抜群な、絶品フィリピン料理
是非お試し下さい。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
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