家のベランダから立派な梅の木が見えるのですが、
2週間前まではまばらだった花がほぼ満開になっていました。
桜より一足早い桃色に春の訪れを感じつつ、
冬好きの私としては寂しい気持ちでもあります。
すっかり日も長くなってしまって、
日光苦手な私としては実に過ごしづらい…(※吸血鬼か)
これからもっと暖かくなってしまうのかと思うと、
気が重いです。早く冬来て欲しい。(※まだ2月や)
ということで、本日は春を閉じ込めた料理
「菜の花寒天」のご紹介です。
散歩に出かけた相方が「公園で摘んできたんか」
と突っ込みたくなるぐらい満開の菜の花を買ってきて
託してきたので、1品作った次第です。
綺麗に咲いていたので、せっかくならこの可愛さを活かしたいと、
寒天に入れてみようと思い立ちました。
思ったよりも出汁とみりんに色がついていたのが残念でしたが、
瑞々しいニュアンスが小さなハーバリウムみたいで
個人的にはお気に入りです。
味付けは適当ですが、色々な食材でアレンジができると思うので、
参考になると幸いです。
それではレシピをば。
材料・作り方
- 菜の花を30秒程度茹でて冷水に浸け、水気を拭き取っておく
- 調味料類を全て鍋にかけて2〜3分沸騰させ、しっかり寒天を溶かす
- 型に出汁を流し込み、菜の花をレイアウトする
- 寒天が固まるまで冷やしたら完成
余談
先にもお話しましたが、菜の花を買ってきたのは相方です。
散歩にでかけた相方が、
「菜の花見たら欲しくなって買っちゃった。よろしく」
と、満開の菜の花を持ち帰ってきました。
「買っちゃった」はいいとして「よろしく」って何や
と思いつつ、菜の花を買って調理したことがなかったので、
いい経験になりました。
ふきのとうや柚子もそうですが、
菜の花のチョイスも大変に彼らしいなと思いました。
私はスーパーで菜の花を見かけても「欲しくなっちゃった」ことがないので、
旬に惹かれる彼のおかげで、季節の食材を楽しむことができています。
ちなみに、私が知っている旬の食材はさつまいもと栗です。(※雑)
いかがでしたか
出汁の味を薄めに作っているので
素材の味をしっかり味わうことができます。
もししっかりめがお好みの場合は、
塩を少し多めに入れて作ってください。
菜の花にかぎらず色々な旬の味覚を入れて
見た目も楽しめる1品です。
涼やかな見た目なので夏にも活躍しそうです。
旬の味覚を閉じ込める、小さな食べるハーバリウム
是非お試しください。