無性に魚料理が食べたくなる今日このごろ。
お手軽さとストックしやすさからつい肉料理が多くなりがちですが、
週に2回はお魚食べたいな…というのが私の理想です。
ということで、本日はフィンランドの魚料理
「ロヒ・ケイット(Lohikeitto)」をご紹介します。
ロヒ・ケイット(Lohikeitto)とは
Lohi = サーモン
keitto = スープ
ということで、フィンランド語で「サーモンのスープ」です。
フィンランドをはじめ、サーモンが多く穫れる北欧の地域で
広く食されている家庭料理です。
主な材料は、
・サーモン
・じゃがいも
・にんじん
・玉ねぎ
・ディル
ですがネギを使ったレシピも見受けられました。
この料理で欠かせないのは「ディル」です。
ヨーグルトを使った料理にもよく用いられますが、
魚料理との相性もとても良いハーブです。
これを入れるだけで、一気に北欧になりますので(行ったこと無いけど)
是非ケチらずに入れることをオススメします。
ロヒ・ケイットについて 個人的感想
ふっくらしたサーモンと、牛乳・バターのコクとの相性が抜群でした。
見た目も具材も、私がイメージするThe 北欧!という感じです。(どんな感じ)
野菜やサーモンから美味しい出汁が出るので、
塩のみのシンプルな味付けでも美味しく食べられます。
甘口で口当たりも優しくまろやかな味なので、
疲れているときにオススメのスープです。
生クリームや小麦粉を使用して作るのが主流のようですが、
今回のレシピはいずれも不使用。
牛乳だけで簡単に作れるようアレンジしています。
ややサラッとした仕上がりにはなりますが、
お魚や野菜からしっかり出汁がでるので、
十分コクのあるスープに仕上がります。
それでは、参考までにレシピをば。
材料・作り方
- 鍋に出汁、じゃがいも、にんじん、玉ねぎを入れて火にかける
- 野菜が柔らかくなったら牛乳を入れて、中火で2、3分煮詰める
- 牛乳が煮立ってきたら鮭を入れ、蓋をして魚に火が通るまで煮込む
- 魚に火が通ったら塩で味を整えて火を止め、ディル、バターを入れて全体に馴染ませたら完成
今回、ディルの香りを楽しめるよう、ハーブはディルのみ使用しましたが、お好みでローリエやオールスパイスを入れても美味しくいただけます。
いかがでしたか
寒い季節、定期的に食べたくなる優しくクリーミーな味わいです。
たっぷり野菜に加えて、サーモンの良質な脂質とタンパク質が
同時に摂れる身体に嬉しいスープです。
ディルの香りに癒される、
フィンランド流サーモンスープ
是非一度お試し下さい。
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…当企画について。
日本から出たこと無い人間が自宅で世界の料理を作って
旅行気分を味わおう!と始めた1人企画。
私は基本的にお肉は低温調理しているので、
本来揚げたり焼いたりする料理も低温調理でアレンジします。
味の再現はできる範囲でやっていますので、レシピを見て
入手が面倒そうなスパイスや食材は省くか、代わりになるものを使用します。
あくまで”○○風”ですので「その調理法だと定義から外れてる!」的なのは
目を瞑っていただけると幸いです。
(海外旅行の経験は1度もないので、本場の味も何もないのです…)
ただ、本場で使われるスパイスやハーブ、調味料、食材の情報は
とても興味がありますので、教えていただけると喜びます。
参考URL
・https://www.valio.fi/reseptit/lohikeitto/
・https://www.meillakotona.fi/reseptit/perinteinen-lohikeitto
・https://www.kodinkuvalehti.fi/reseptit/kala-keitot/taydellinen-lohikeitto