暖かくなったと思いきや、急激に冷え込み
今日は夕方頃ちらりと雪も降っていたそうです。
(私は見ていないのですが…)
風は強すぎてまともに歩けないし、気温は安定しないし、
ウイルスは潜んでいるし、花粉は散らかっているし、
生き物は地球に振り回されて生きているのだとつくづく感じます。
(※スケールでかい)
意味不明な出だしになりましたが、
本日はクリアな黄緑が綺麗なフレッシュハーブティー
「ナム・タクライ・バイトゥーイ (น้ำตะไคร้ใบเตย / Nam takrai bai teoy)」
のご紹介です。
パンダンリーフの色素がとても綺麗ですが
それ以上に、生のハーブならではの香りが素晴らしいです。
レモングラスのシトラス感溢れる清涼感と
パンダンリーフのナッツのような、バニラのような、コーンのような
一言では言い表せない、甘くて香ばしい香りが合わさり
繊細な味わいを醸し出します。
…と、言葉だけでは伝えられえる情報に限界があるのですが、
少しだけ今回の料理について解説を。
ナム・タクライ・バイトゥーイ (น้ำตะไคร้ใบเตย / Nam takrai bai teoy)とは
น้ำ / Nam = 水
ตะไคร้ / Takrai = レモングラス
ใบเตย / Bai Toey = パンダンリーフ / ランペ
日本ではレモングラスもパンダンリーフも
なかなかフレッシュの状態で手に入らないですが、
市場に出回っている地域では日常的に飲まれている…と思われます。
今回はシンプルにレモングラスとパンダンリーフのみ煮出しましたが、
タイのレシピを調べた印象ではライム果汁や甘味を入れて
飲まれることが多いようです。
パンダンリーフについては、過去に軽く纏めた記事がありますので、
ご興味あれば併せてどうぞ。
使用する材料は2つですが、香りの系統が異なるハーブなので
不思議と物足りなさを感じることがなく、とても飲みやすいです。
乾燥ハーブには無い、嫌味のない青臭さが
ハーブティーをより活き活きとした風味に纏めてくれます。
ザクザク切って煮出すだけなので、レシピなんてものではないのですが、
レモングラスやパンダンリーフにこんな使い方があるんだな、
という1つのレパートリーとしてご参考にいただければと思います。
それではレシピをば。
材料・作り方
- 鍋に水、レモングラス、パンダンリーフを入れて火にかける
- しっかり煮出してハーブのエキスが抽出されたら完成
いかがでしたか
あくまで個人的な見解ですが、
入れすぎたからといってまずくなる印象はないので、
しっかり抽出される分量だけ入れて飲んでいただければと思います。
パンダンリーフの甘い木の実ような香りと、
レモングラスのすっきり爽やかな香りが同時に楽しめる
さっぱりしたハーブティーです。
色は淡い緑茶のようですが、渋さはなく甘口に仕上がります。
お好みでステビアやリコリスを入れても美味しく飲めると思います。
(実証はしていないので、あくまで想像の話ですが…)
クリアな色彩が綺麗な甘くて爽やかなフレッシュハーブティー
是非お試しください。
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…当企画について。
日本から出たこと無い人間が自宅で世界の料理を作って
旅行気分を味わおう!と始めた1人企画。
私は基本的にお肉は低温調理しているので、
本来揚げたり焼いたりする料理も低温調理でアレンジします。
味の再現はできる範囲でやっていますので、レシピを見て
入手が面倒そうなスパイスや食材は省くか、代わりになるものを使用します。
あくまで”○○風”ですので「その調理法だと定義から外れてる!」的なのは
目を瞑っていただけると幸いです。
(海外旅行の経験は1度もないので、本場の味も何もないのです…)
ただ、本場で使われるスパイスやハーブ、調味料、食材の情報は
とても興味がありますので、教えていただけると喜びます。
参考URL
・https://steemit.com/wherein/@fruityexplorer/lemongrass-pandan-drink-nam-takrai-bai-toey
・https://www.youtube.com/watch?v=RWAlTjVt474
・https://hot-thai-kitchen.com/lemongrass-pandan-tea/
・https://bitesbybee.wordpress.com/2016/07/11/nam-takrai-bai-toey-lemongrass-pandan-tea/