本当にお久しぶりの「おうちで世界旅行」更新です。
もはや口癖のようになっていますが、
決して世界の料理を作っていないわけではなく
料理についての情報をまとめるまでのガッツが
間に合っていないだけです。(アカン)
一人企画を初めて1年以上経っているおかげで、
これからの季節にぴったりの料理も出てきたので
ここは力を振り絞って月に2回程度はこのコーナーを
更新したい…という弱々しい目標を立てます。
更新が止まっている間にすっかり天気も秋めいて
あれだけ暑くて億劫だった早朝散歩が
最近もう快適で仕方がありません。
昼はまだ暑いですが。
なんなら来週はまた連日暑くなるようですが…;;
朝から夜まで蒸し暑く寝苦しかった真夏を思うと
よっぽど活動しやすいです。
家で育てているバジルにも長生きして欲しいので、
朝夜涼しいなら、もう少し暑い日が続いてもいいかな。
今月の中旬は、相方とずっと見に行こうと約束していた
彼岸花を見に行ってきました。
(ばっちりおはぎも買いました)
行ったタイミングがとてもよかったようで、一面彼岸花で
敷き詰められた景色は圧巻でした。
生きている間に見られてよかったです。
彼岸花大好きなので。
また見たいと強く思っていますが、
反面、彼岸花は閑散とした場所にぽつりと咲いている方が
雰囲気に合っている気もするな…と思ったり。笑
ともあれ、こういうことは「行きたいね〜」と主張しても
結局未遂で終わってしまうことはままあるので、
彼とスケジュールを合わせて足を運べる機会が設けられて
本当によかったです。
と、彼岸花にも感動したのですが、
恐ろしいまでに野鳥もモリモリ飛んでおりまして
途中から相方共々花そっちのけで鳥を追いかけるのに
必死になっていました。笑
本当に沢山いたんですよ…
野鳥の記事は撮影日順に更新しているので
今月撮った野鳥記事ははるか先になりますが、
彼岸花の写真は近日更新できるといいなと思っています。
これ以上話を続けると本格的に収集がつかなくなりそうなので、
もはや手遅れ気味に話を切り上げますが。

本日はこれからの季節にぴったりのタイのかぼちゃスイーツ
「サンカヤファクトン(สังขยาฟักทอง / Sankaya faktong)」
をご紹介です。
とはいえ、現地へ行って食べたわけではないので
考察、レシピとも素人の域は出ませんが、
楽しんでいただけると幸いです。
サンカヤファクトン(สังขยาฟักทอง / Sangkaya faktong)とは

สังขยา / Sangkaya = 蒸しカスタード ฟักทอง / faktong = かぼちゃ
ということで、かぼちゃの蒸しカスタードです。
くり抜いたかぼちゃにカスタード生地を流し込んで
プリンのように蒸して固める料理です。
中の液体は固まればお好みのカスタード生地で
いいのかなと思っていますが、タイのレシピでは
甘味はパームシュガーが最もよく使用されます。
アジア食品店に行けば入手可能なものの、
スーパーではなかなか見かけないのが難点です。
私自身は使ったことはないですが、ガリガリ削って
使う映像は妙に見入ってしまいます。
基本材料はプリンとほぼ同じく
・ココナッツミルク
・卵
・バニラエッセンス
ですが、より甘くて香ばしい香りに仕上げたい場合は
ココナッツミルクを煮詰める際に
パンダンリーフを加えると理想です。
(これも大好きなんですが、
なかなか手に入らないんですよね)
かぼちゃは大きいサイズで作るほど盛り上がると思いますが、
少人数でこじんまり食べる場合は、坊ちゃんかぼちゃのような
小ぶりのかぼちゃの使用がおすすめです。
…と、あまり情報の密度がなく恐縮ですが
早速レシピへ移ります。
あくまでそれっぽく作ったレシピになりますので
パームシュガーやパンダンリーフのような
トリッキーな食材は使用していません。
あらかじめご了承くださいませ。
材料・作り方
- かぼちゃをくり抜くため、ヘタ周辺に深く切り込みを入れる(※怪我にご注意ください)
- ヘタを取る
- スプーンで中のタネとワタを綺麗に取り除く
- ボウルに卵を溶き混ぜておく
- 鍋にココナッツミルクとはちみつを入れ人肌程度の温度で加熱しはちみつを溶かす
- 溶いた卵に、火にかけたココナッツミルク、米粉、バニラエッセンスを加えて優しく全体を混ぜる
- タネをくり抜いたかぼちゃにカスタード液を注ぎ入れる
- 蒸している最中かぼちゃが動かないよう、形の合った容器に入れる(ちょうどいい容器がない場合は、大きめの容器にアルミホイルなどを詰めて固定してください)
- かぼちゃにアルミホイルを被せ、蒸し器に乗せて蓋をし中火で45分程度加熱する。
- 蒸したてはこんな感じですが、冷めるにつれてしぼんでいきます。
- あら熱を取り、生地が落ち着いたら完成。
いかがでしたか

レシピでは生地を安定させるために米粉を使用していますが、
ない場合は省略しても問題ありません。
(米粉を使うとしっとり重量感のある仕上がりになります。)
また、プリン液は足りないと断面が綺麗にいかないので
下手にケチるよりは多めに作ることをお勧めします。
余ったプリン液はそのまま耐熱容器に注いで
ノーマルプリンとして美味しく食べましょう。
実際に作ってみた感想ですが、
切り口を綺麗に仕上げたい場合はワタを
しっかり取ることがポイントだと思いました。
写真では比較的綺麗な部分を載せていますが、
ワタが残っていた部分は、そこからもそもそと
崩れて見た目が悪くなりました。
といった具合にやや反省点こそありますが、
素朴で美味しいかぼちゃスイーツでしたので
ハロウィンが盛り上がりそうなこれからの時期に
大変おすすめです。
かぼちゃだけで食べたり、カスタードをたっぷりつけたり
甘さを自在に操れるので最後まで飽きずに夢中になって
食べてしまいました。
また作る日が来るかもしれません。
…といった具合に、蒸し時間こそかかるものの
作り方と材料は至って簡単なので
お菓子作りに不慣れな方でも気負わずに
チャレンジできると思います。
街中がハロウィンに染まる今の時期に是非お試しください。
…と言いつつ、
我が家はどちらかというと10月18日の
十三夜が楽しみだったりします。
栗の和菓子とお団子が食べたい…。
おまけ この日の献立
参考URL
・https://hot-thai-kitchen.com/custard-in-a-pumpkin/
・https://rachelcooksthai.com/pumpkin-custard/
・https://importfood.com/recipes/recipe/36-thai-pumpkin-custard-sankaya-phak-tong