魚介シリーズ、まだまだ続きます。
今回は、バングラデシュのスパイス「パンチフォロン」を使った
「カレイとトマトの蒸し煮」をご紹介します。
過去に紹介したトルコの「バルックブーラマ」のアジア版なイメージです。
バルックブーラマは素材の風味重視で、味付けもシンプルでしたが、
今回は5種のスパイスで旨味を引き立たせるため、味の変化が楽しめます。
どちらも甲乙付け難いです。
毎回月並みな事しか言えないのがもどかしいのですが、
これもまた大変に美味しいです。
香りの良さが半端ではないです。
淡白なイメージがあるカレイですが、スパイスの効果でコクが一気に増します。
では、参考までにレシピをば。
材料・作り方
【材料】
・カレイ…1パック
・トマト…1個 (スライス)
・玉ねぎ…1個 (スライス)
・じゃがいも…1個 (スライス)
・パンチフォロン…小さじ1
・ニンニク…1片 (みじん切り)
・しょうが…1かけ (みじん切り)
・白ワイン…50cc
・塩…味を見て適量
【作り方】
①パンチフォロンをテンパリングする
②マスタードシードがぱちぱち弾け始めたらにんにく、生姜を投入
③香りが立ったら、玉ねぎを投入し、全体をざっくり混ぜる
④全体が馴染んだら、じゃがいも、トマト、カレイを並べ、
白ワインを注ぎ入れて蓋をする。中火で5分程度蒸し煮する。
⑤食材に火が通ったら、最後に塩、コショウで味を整えて完成
いかがでしたか
ホールスパイスが5種類ある分、味に深みがありますが、
カレーほどゴテゴテしていないのでさっぱり食べる事ができます。
パンチフォロンでテンパリングしたオイルと、
芳醇な白ワインでふっくら蒸し上げることで、
カレイのコクと甘さと香ばしさがしっかり引き立ちます。
スパイスをテンパリングしたら、
あとは食材を並べて蒸すだけなのでとても簡単です。
簡単で美味しいベンガルスパイスの蒸し煮料理
是非お試し下さい。