今月の「おうちで世界旅行」シリーズは
秋の味覚を使った料理を中心に紹介しています。
これ、本当に、上手く写真が撮れなかったのが残念でなりません。
(私の前世にカメラマンはおらんかったんか。)
感動的に美味しかった、ふわふわクリーミーなさつまいも料理。
ココナッツが美味しいのなんの…。
前置き長くなりましたが、本日ご紹介するのは
パプアニューギニアのさつまいも料理
「ココナッツ・カウカウ / Coconut Kau Kau」です。
(レシピはココナッツ・カウカウ”風”です。)
「Kau Kau」って何かな…と調べたのですが、確かなことが分からず。
おそらく
・パプアニューギニアのスイートポテト
・パプアニューギニアでさつまいもを「Kau Kau」と呼ぶ
のいずれかと思われます。
私は、前者だと解釈していますが、
もし正解をご存知の方がいらっしゃれば、
こそっと教えていただけると幸いです。
2020.10.26追記 レシピブログにて
Faith Sunshine Aloha様よりコメントいただきました
「Kau Kau」は「さつまいも」の事だそうです!
(見事に2択で間違えた 笑)
スペインがパプアニューギニアに伝え、その栄養価の高さから、ベジタリアンに広まり、食べられるようになったとか。
ちなみに、ハワイで「Kau Kau」は「食べる」という意味だそうです。
食文化のみならず、言語も奥が深い…。とても勉強になりました。
この度は大変有益な情報をありがとうございました!
さて、なぜ今回のレシピが、カウカウ”風”かというと、
オーブンを使用しないで作るからです。
私が調べたレシピでは
①さつまいもをオーブンで焼く
②焼けたさつまいもを半分に切り、中をくり抜いて中身をマッシュする
③鍋にココナッツミルク、マッシュしたさつまいも、その他の食材を投入し煮詰める
というように、さつまいもの下準備はオーブン調理になります。
ただ、オーブンで焼くと時間と手間がかかるので
レンジで”それっぽく”作る方法にアレンジしました。
では、参考までにレシピをば。
材料・作り方
【材料】
さつまいも…2本
◆A
玉ねぎ…1/2個
にんにく…1片
オリーブオイル…大さじ1
◆B
ココナッツミルク…100ml
ココナッツフレーク…大さじ1
ココナッツオイル…大さじ1
ジンジャーパウダー…小さじ1
◆仕上げ
塩…適量
こしょう…適量
パセリ…飾り用
今回使用したさつまいもはシルクスイートですが、
ハロウィンスイートを使えば、まさしくハロウィンな一品になります。
【作り方】
①さつまいもを半分に切って耐熱皿に並べ、ふんわりラップをして
600W 1分加熱のち200W 10分レンジで温める
(低出力で長時間温めた方が柔らかく仕上がり、扱いやすくなります)
②さつまいもを温めている間、◆Aを中火で炒める
③香りが立って玉ねぎが茶色く色付いてきたら、◆Bを投入しヘラでかき混ぜながら弱火で5分ほど煮詰めて火を止める
④さつまいもができたら、中身をくり抜いてマッシュする
(くり抜くときは、貫通しないよう注意)
⑤マッシュしたさつまいもを③に投入して弱火にかけ、塩コショウで味を整えながら、ヘラで全体をかきまぜる。
⑥全体が馴染んだら火を止め、さつまいもの皮にできあがったクリームを詰めて完成
先に述べた通り、時短とお手軽さをとってレンジ調理をしましたが、
時間に余裕があれば、是非オーブンで焼き上げたさつまいもを
使って作ってみて下さい。
仕上げにチーズを乗せてオーブンで焼き上げても美味しそうですね。
いかがでしたか
ココナッツとさつまいもの甘い風味に、
ジンジャーとガーリックのスパイシーな香ばしさが上手く調和し、
双方の味を上手く引き立て合っています。
お惣菜のポテトサラダと、おやつのスイートポテトの
いいとこ取りで、お子様でも大変食べやすい味だと思います。
さつまいもが美味しいこの季節に、是非お試し下さい。
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…当企画について。
日本から出たこと無い人間が自宅で世界の料理を作って
旅行気分を味わおう!と始めた1人企画。
私は基本的にお肉は低温調理しているので、
本来揚げたり焼いたりする料理も低温調理でアレンジします。
味の再現はできる範囲でやっていますので、レシピを見て
入手が面倒そうなスパイスや食材は省くか、代わりになるものを使用します。
あくまで”○○風”ですので「その調理法だと定義から外れてる!」的なのは
目を瞑っていただけると幸いです。
(海外旅行の経験は1度もないので、本場の味も何もないのです…)
ただ、本場で使われるスパイスやハーブ、調味料、食材の情報は
とても興味がありますので、教えていただけると喜びます。