8日目 ブルガリア タラトル (Таратор)
ブルガリアのヨーグルト冷製スープです。
個人的に「スープは温かいもの」「ヨーグルトはデザート」
という先入観があり、手を出すのに何となく抵抗があったのですが、
これを食べて認識を改めました。
冷製スープを作ったり、ヨーグルトをお惣菜にしたり…
ということは積極的にしてこなかったのですがこれは食べやすい。
ブルサンチーズ?のような味で、パンやクラッカーと一緒に食べると
めちゃくちゃ合うんだろうなーと思いました。
具材はきゅうりなので、見た目にも清涼感があって夏に重宝しそうです。
ディルの爽やかな香りとも合っています。
温かいスープを作ると稀にコンロが渋滞して困っていたのですが、
冷製スープにすればその悩みも無くなるんだなー…と思うと
「スープ = 温いもの」 というバイアスが視野を狭めていたんだなと感じました。
(よく分からない締め)
参考URL
https://www.meiji.co.jp/meiji-shokuiku/worldculture/recipe/bulgaria1/
ブルガリアの言語について 余談
ブルガリアの公用語はブルガリア語です。
もちろん、料理名のタラトルもブルガリア語。
母語話者は900万人ほどだそうです。少ない。
アルファベットはキリル文字です。
キリル文字を用いる言語と言えば、ロシア語が最も有名かと思いますが、
実はモンゴル語もキリル文字を用います。
ロシア語のアルファベットは33文字のキリル文字が用いられているのに対し、
ブルガリア語はそこから3文字除いた全30文字が用いられているそうです。
(ただし発音は異なる)
発音記号まではまだ調べられていませんが、
少なくとも、英語の発音をイメージしてブルガリア語を見ると
字面とのギャップが大きいように感じます。
(初見で「Таратор」と見たら「タパトップ」かと思うやん。)
アルファベットや音素までは、まだ深く調べられていませんが、
今後もっと書籍を漁っていきたいです。
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…当企画について。
日本から出たこと無い人間が自宅で世界の料理を作って
旅行気分を味わおう!と始めた1人企画。
私は基本的にお肉は低温調理しているので、
本来揚げたり焼いたりする料理も低温調理でアレンジします。
味の再現はできる範囲でやっていますので、レシピを見て
入手が面倒そうなスパイスや食材は省くか、代わりになるものを使用します。
あくまで”○○風”ですので「その調理法だと定義から外れてる!」的なのは
目を瞑っていただけると幸いです。
(海外旅行の経験は1度もないので、本場の味も何もないのです…)
ただ、本場で使われるスパイスやハーブ、調味料、食材の情報は
とても興味がありますので、教えていただけると喜びます。