つい先日ブログを更新したばかりなので、冒頭でお馴染みのお天気話は芸がないなと思いつつ。結局「まだまだ暑いですね」という言葉で始めたくなる悲しき語彙力と話題の乏しさ。
天気の話題なんて中身はないし、得るものもないのですが、それでも呪文のように挨拶に繋げて使われるのは、その普遍さゆえなのでしょうね。
同じ空間にいて「今日はすごい雨ですね」「いや〜今日はものすごく快晴です」とはなりませんから。笑
相変わらず私の地元はバッチリ最高気温ランキングの上位に君臨し続けておりますが、その頃一方札幌は25℃前後のようで、過ごしやすい残暑に差し掛かっているのかなと想像します。
ここだけ切り取ると北海道良いなと思うのですが、いかんせん冬と夏の気温差が激しいので、自分が想像しているより大変なのかなとも思ったり思わなかったり。(電気代も冬の方が高いですし。)
梅雨がないのも羨ましいんですけどね。
しれっと暦は9月になりました。
何度か記述していますが、今年の8月は仕事は控えめ、休むを頑張る。というモチベーションで出展も抑えて身体を休めつつ、在庫補充に集中できてとても有意義だったと思います。
12ヶ月ぶっ通しで全国出張するのは体力が要るので、1年のうち1ヶ月オフの期間を作るとメリハリもついて快適だなと実感しました。
8月の下旬には、相方の職場の上司主催のバーベキューにお邪魔させていただいて、初めて彼の職場の方々とお会いしました。
群馬に来てから自分にコミュニティというものがほぼ無かったので、いつも相方の話に聞いている方々の顔と名前が一致して嬉しかったです。話だけで聞くのと、顔を知っているのとでは全く印象も変わりますしね。
海外出張、海外赴任が比較的多い会社なので、世界各国のお話も聞けて興味深かったです。
過去のブログを見るとなんとなく察せられるかと思いますが、一時期、約50種のスパイス・ハーブを集めて世界の料理を作っていた程度には海外に興味があるので、食生活や文化、気候のことなどなど、勉強になることがたくさんありました。実体験を伴った話には深みがあっていいですね。
皆様気さくで優しくて、気遣いもできて、お話も楽しくて。前職では相方ともども色々あったので、素敵な職場とご縁があってよかったな、と自分ごとのように嬉しかったです。
バーベキューが終わった後はお部屋に戻って、小一時間お酒を飲みつつ、おつまみを食べつつ談笑して解散となりました。
私は根はインドア派ではあるのですが、群馬へ引っ越してきて、森の中でバーベキューしている人たちの光景を目にするうちに、やったらやったで楽しいんだろうなぁという気持ちも湧いていたので本当にいい機会でした。
アウトドアにありがちな片付け面倒問題も、全員がもれなく協力して、驚くほど無駄なくテキパキと終わったのでとても気持ちがよかったです。
毎年の恒例行事みたいなので、もしまた来年もご縁があればお邪魔させていただきたいです。
と、一夏の思い出を語り終えたところで本題へ移ります。
9月6日、東京ドームシティ プリズムホールにて開催の「東京ハンドメイドマルシェ」に参加します!
ということでイベント詳細とおしながきをば。
イベント詳細

東京ハンドメイドマルシェ
9月6 – 7日 10:00-17:00 (あおい工房は6日のみ)
東京ドームシティ プリズムホール
あおい工房【D-15】
当イベントは2日間開催ですが、両日作家さんが総入れ替えします。
あおい工房は6日のみの参加で、翌日7日は東京ビッグサイトにて開催のコミティアに出展します。
2日連続で別イベントに出展するのは2年前のGW以来かな?と思います。
2日分の作品を別会場に郵送する必要があるのですが、どうしても2日分作れない作品に関しては、土曜日の在庫から抜いて日曜日に手持ちする作戦でいきます。
ちなみに余談ですが、
現在、ずっと相棒として連れ添ってきた大きなキャリーが怪我をして手術を受けておりまして、しばらくはひとまわり…いや、ふたまわり小さい代理キャリーケースと共に移動することになりました。
普段手持ちの什器が全部入らないので、それもあって荷造りになかなかに難儀しました。
新しくキャリーケースを買った方が数万円安くつくのですが、今使っているキャリーケースを超えるお気に入りデザインが見つからず。それ以上に、ずっと移動を共にしたことで愛着もあるので、できるだけ長く一緒に歩きたいなと修理を選びました。
正直大きくて大変だし、電車も気を遣うんですけどね。
そこがまた愛おしいといいますか。
ブース位置はこちら。

角ブースではありますが、入り口からはやや遠いので見つけづらいかもしれません。
しかし、荷物の受け取り場からは近いので搬入出はかなり楽ちんな予感。
お手洗いまで結構遠いのが難点ですが、今回は母がお手伝いに来てくれるのであまり神経質になる必要は無いかな、と思っています。
おしながき





ぼちぼち新作を入れたお品書きを作り直させねばいけませんね。
エコバッグは大変好評いただいておりまして、思い切って作ってよかったと安堵しています。
次のデザインも方向性が固まりつつあるので絵を描いたり構造式を書いたり、合間を見てもそもそ作業していきます。
・エコバッグ ¥2500
・銀鏡反応ミラー ¥1200
・シャーペン ¥500
・マグカップ ¥2300


処方箋くじやフラスコキーホルダーもばっちり持っていきます。
フラスコは人気構造式を中心に沢山作っていますので、是非推し構造式を発掘しに遊びに来てください。
これまた余談ですが、フラスコキーホルダーのシリコン型が暑さのせいか次々にボロボロになり、使える型が一気に減ってしまったので、出展が終わったらまた新しく型取りしないとなぁ。という近況です。
既製品を購入しているわけではないので、型の納期は自分のやる気次第で変動するのですが。笑
型が全滅する前に手を打っておかないと繁忙期てんやわんやになるので、9月中にやります。
おなじみのお品書きなのであっさり告知になりましたが、以上出展のお知らせでした。
雑談 – 最近読んだ本 –
先日のブログ記事で、読書記録でもつけようかしら。
でも続かないしな。というか宣言だけして記事書いた試し無いしな。
という内容のことをぼやいたのですが、1記事にしようと思うからハードルが高くなるのであって、告知記事の後に雑談として本を紹介するだけなら幾分かハードルが低くなるかしらと思い、雑談コーナーに差し込んでみることにしました。
読書熱にはかなり波があるので、今読んでいても、またそのうちぱたっと読まなくなるとは思いますが、それはそれで振り返った時に「この時期は読書熱あったんだなぁ」という人生の記録にもなるかなと。
もし順調に読書メモが溜まったら、5冊ずつなり10冊ずつなり雑談からコピペして1記事にまとめようと思います。
露骨なネタバレはしないようにしますが、内容を踏まえた読書記録にはなるので、完全にまっさらな状態で読みたい方は回れ右をお願いいたします。
まずは一冊め。

「シュークリームとひじき」
著:牧はる子
出版:ワック
本屋さんで見かけて気になった本です。
帯を見て「洋菓子のヒロタって、あのシュークリームのヒロタ…?」と思いながらパラパラ読んだらどうやらそのようだったので、タイトルの興味深さにシュークリームの思い出補正も加わって購入を決めました。
ヒロタのシュークリームは、記憶が正しければ、小さい頃祖父が買ってきてくれたものをよく食べていた気がします。(祖父が好きだったのかしら…?)
細長い箱が特徴的で、蓋を開けると仕切り付きの発泡トレイに小ぶりのシュークリームが4つ、横並びにお行儀よくおさまっていてなんとも可愛らしいんですよね。
基本的に洋菓子類はカスタード激推しですが、ヒロタに関してはチョコレートが好きでした。今食べてもチョコレートが一番好きなのでしょうか。
ネットを検索していると、期間限定で安納芋や栗が出ていたこともあるようで、今食べたらそっちの方に揺らぎそうな気もします。笑 というか今食べたい。
記事を書いている時点では100周年の記念パッケージになっているようですが、画像を検索すると私が食べていた頃をパッケージと同じものがたくさんヒットして、それもまた嬉しかったです。
頻繁にパッケージが変わる商品には未来を楽しむ良さがありますが、変わらないパッケージには懐かしい過去の記憶を楽しむ良さがありますね。
肝心な中身ですが、率直に読みやすく、面白かったです。
本の主軸は、ご本人が幼少期からどのような人生を歩み、これからどのように暮らしていくか、という自伝ですが、それと同時に、著者の父であり洋菓子のヒロタの創業者である廣田定一氏の歴史も語られています。
読み終えて少し経ったので歴史的な部分は記憶がもう抜けていますが、戦争を跨った経緯があるため、決して順風満帆ではなかったことが綴られています。
廣田氏は洋菓子屋に雇われ販売を行う傍ら、休憩時間はすべて菓子作りの練習に注ぎ込み、1日でも早く菓子職人になるべく努力を重ねていたところ、その様子を見ていた同じお店で働くお姉さん(役職忘れた…)にその誠実さを認められ、そこから転機が訪れる…みたいな流れでした。(曖昧)
当時、シュークリームといえばクリームを皮で挟むタイプ(ハンバーガーみたいな)が主流で、デザートで提供しても食べ方がわからずに手をつけず残されてしまうことが多かったのだとか。
洋菓子屋で働きながらその様子を見ていた廣田氏は「女性でも口周りを汚さず食べやすいよう、小ぶりのシュークリームを作ろう」と思い立ち、クリームを皮の中に注入するタイプの商品を開発したそうです。
ヒロタのシュークリームは小ぶりだな、大きい方が嬉しいな〜と、食いしん坊な私は思っていましたが、その歴史的背景を知ると全く見え方が変わってきます。確かに小ぶりだと食べやすいし、お茶うけにもちょうどいい。
そして実際、ハンバーガータイプのシュークリームは食べるのが難しくて積極的には選んでないなぁ、と思いました。(いただけば全力で喜んで食べますが)
あぁ…食べたくなってきた。
その後、廣田氏が物価高と闘いながら店舗を成長させるまでの歴史や、高級店が立ち並ぶ一等地で「安すぎる、もっと値段を上げなさい」と反対の声を受けながらも安価で美味しいお菓子を届けようとするストーリー、マッカーサーに誕生日ケーキを贈る話、などなど、信じられないぐらいの行動力と努力の歴史が語られます。
こんな家庭で育った著者は一体どんなお嬢様な生活をしていたのだろうか…と読み進めると決して順風満帆ではなく、読む前の想像とはかなりギャップがありました。
しかしながら、著者本人は父譲りの頑固さで周囲の反対を押し切って自分の行きたい学校を選び、興味のあることに挑戦し、たくましく生きていく様子が描かれています。(途中家が全焼するなどの事件も発生し、心が抉られました。)
自分の人生は自分自身で選びたいですよね。
思いの外長くなったので以降内容については大幅割愛しますが、著者は大学卒業後、廣田氏に「ヒロタのパリ店の経営よろしくたのんだ」と指名され、言葉もわからぬまま単身でフランスへ渡航し和菓子と洋菓子を販売する店へと成長させ、その約10年後にフランスで和食のお惣菜屋さん「おかめ」を開店します。
廣田氏は菓子職人になるために隙間時間も惜しまず練習に注ぎ込んでいましたが、著者も同じくストイックで、和菓子屋やお惣菜の作り方を学ぶため、職人さんの元へ足繁く通い、頼み込み、弟子入りして修行するという、良いものを提供したい、妥協したくないという信念が感じられて尊敬の想いが止まりませんでした。
私だったらフランス語も菓子作りのノウハウもさっぱり無知な状態で「フランスで洋菓子店の経営よろしく」と言われたら半生寝込みます。笑
廣田氏と著者の、聞くところは聞く。我を通すところは通す。のバランス感覚が絶妙で、芯はありつつ謙虚さは決して失わないところが、周りの人を惹きつける魅力になっていたのかなと感じました。
話のスケールが大きすぎて、参考になる本というよりは、すごい人のすごい話を垣間見る本ではありますが、豊かな人生には行動力と好奇心と謙虚さが大事だと感じた大変濃い1冊でした。
2冊紹介したかったのですが、予想外長々と語ってしまったのでここで切り上げます。笑
次回以降はこんなに長くならないはず。
最後までお読みくださった方…がいらっしゃるかわかりませんが、もしいたら本当にありがとうございました。別の本はまた別の機会に。
ではまた。

