随分と出遅れて秋らしさが顔を覗かせつつありますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
朝晩はひんやりとして過ごしやすくなりましたが、相変わらず日中は暑いので、もう少し昼間も涼しくあって欲しいなぁと思うところ。
最近こればっかり言っている気がしますが。
しかしながら、朝ひんやりしているおかげで温かいお茶が美味しく感じられるようになり、仕事がオフの日は朝、コーヒーを飲む前に緑茶を淹れて一服しています。
真夏はまず氷水1杯飲んで、レモン汁入り炭酸を引っ掛けていたのですが。
季節の移り変わりに沿って欲する飲食物が変わるのも面白いですね。
夏はあれだけきゅうりやトマトが食べたかったのに、今はとにかくさつまいもとかぼちゃが食べたい。明らかにカロリーが増しております。
気がつけば彼岸花も見頃が過ぎつつあり、紅さに深みを増した花が目につくようになりました。
毎年相方と行く彼岸花の群生地があるのですが、私の出張が見事に重なっているので今年は見送ることになりそうです。が、先月白河の南湖公園で一緒に彼岸花が見られたので満足しています。

先週新潟出展では、会場のすぐ隣が公園だったので、始発のバスに乗って開場までの間散歩をしてきました。
地図上で公園の存在を確認しただけで、何があるのか、どんな公園なのかも全く情報を仕入れないまま歩いていたところ、不意打ちにも彼岸花スポットを発見し、テンション上がって何十枚も写真を撮影しました。(どれも「綺麗!」と思って必死で撮っているのに、見返すとどれも同じような写真なんですよね。笑)



金曜日の朝に彼岸花スポットを見つけ、その後土、日とも同じコースを歩いたのですが、日曜日には色が濁り始めており、彼岸花の儚さを垣間見た気がしました。ソメイヨシノと同じような感覚で見ていましたが、もっと開花時期(?)が短いんですね。
今回の新潟では、私にしては珍しく個人的なお土産を買ったり、可愛いゆるキャラにときめいたり、ゆっくり読書タイムに耽ったり。いつもより楽しんで帰った感があるので色々語りたいところなのですが。
例によってまた脱線に脱線を重ねて文章が長くなる予感がするので、イベント詳細とおしながきについてお知らせしたのち雑談として綴ります。
では一旦、本題に移りまして。
10月4-5日、石川県産業展示館にて開催される金沢ハンドメイドマルシェに出展します!
ということで、イベント詳細とお品書きをば。
イベント詳細

金沢ハンドメイドマルシェ2025
10月4-5日 11:00-17:00
石川県産業展示館 3号館
あおい工房【A75】
記憶が正しければ、金沢での出展は今回が3回目になると思います。
会場へのアクセスは正直あまり良くないのですが、それでも北陸の雰囲気が好きで…というのと、北陸新幹線が好きなのも相まって、スケジュールが空いていれば積極的に申し込む方向でチェックしています。
昨年は相方が車を出してくれたので、短い時間ながら一緒に兼六園に行けたり、ご当地スーパーへ行けたりと観光も楽しみながらの出展でした。今回は1人なので観光することも、スーパーへ行くこともない(ホテルから遠いので…)とは思いますが、美味しそうなお土産品があれば何か買って帰りたいです。
麩と羽二重餅と金箔以外に何かあるでしょうか。できれば日持ちするもの。

ブース位置はこちら。
昨年同様大きなブースで、理系グッズのみでの参加になります。
一昨年はひよこの3兄弟も一緒にお邪魔したのですが、1人で2ブースの搬入出が厳しくなってきたため、助っ人がいない限りひよこちゃんたちの出張もお休みです。
今回、ホテル、駅、会場それぞれ徒歩で30〜80分かかる位置にあるので歩く気満々でいたのですが、どうやら天気予報によると2日とも雨模様なんですね。先週天気予報を見た時点では晴れマークが出ていたので油断しましたが、雨が降るとレインコートや撥水ズボンの荷物が増えて面倒ですね…
持っていきますが。
降るのは仕方がないとして、せめて移動の時は小雨か、あわよくば曇りであって欲しい。
余談ですが、今回パンフレットに我が理系マステが掲載されております。
たくさんの作品の中から目に留めていただきありがたい限りです…ありがとうございます。

おしながき

おしながきはこちら。
もはや、載せる意味あるのかというぐらい毎回同じで申し訳ないのですが。
いつ、どの投稿が、誰かの初めましてになるか分かりませんので、めげずに載せます。
随分と長い間このお品書きを使っていますが、銀鏡反応ミラーやエコバッグなどなど、載せられていない作品も多数あるのでいい加減に新調せねば。と、頭の片隅にはあります。
手が回っていないだけで。
時間の使い方って難しいですね。
毎度本題がお粗末ですが、以上、金沢ハンドメイドマルシェ出展のお知らせとお品書きでした。
雑談 – 新潟のこと色々 –
普段1人で出張に来る際は、極力出費を抑えて、会場とホテルの最低限の行き来で済ませることが多いのですが、今回は自分比でいつもよりあれこれお土産を購入しました。
買ったものはこちら。

なんと分かりやすいことか、鳥のモチーフに見事にホイホイされています。
木曜日の夜新潟に到着し、ホテル周辺のスーパーを調べたところ、なんと24時間営業のスーパーを発見し、今回はそこに大変お世話になりました。早朝に買い物できるのがめちゃくちゃありがたいんです…。コンビニより品揃えが良くて安いので。
食料調達は金曜日の朝するとして、一度下見に行こうと荷物を置いてスーパーへ足を運んだらトッキッキのちぎりパンと目が合いました。
最初は、晩ごはんかお昼ご飯用に買って食べようか…と散々悩んだのですが、出費や栄養バランスとの葛藤があり、木、金、土と購入は見送り。
それでもやっぱり可愛い。欲しい。そしてパンも食べたい。
ということで散々迷った挙句、日曜日の朝購入して家へ連れて帰りました。
せっかく食べるなら相方と食べたかったんですよね。
名店の絶品パンというわけではないですが、スーパー限定のパンだったので、今買わなかったらもう買わないだろうなぁという。約130円のパンを買うために往復2万円弱の交通費をかけて新潟に来ることはまずないので、気になるなら買ってしまおう!と、最後は本当に勢いでした。
私が独身だったら結局我慢していたと思いますが 、今は家に帰って共有できる相方がいるので。ね。(勝手に道連れ。)
ちなみにトッキッキは朱鷺をモチーフにした新潟のキャラクターで、町中に散見されました。
私が歩いた範囲だけでもたくさんのトッキッキと遭遇しまして、街に可愛いキャラクターがいるだけで穏やかな気持ちになるものだなぁ…としみじみ思いながら歩いていました。

今回の出展、顔見知りの作家さんは1人もいないなぁ…と言っていたのですが、ご近所さんが顔見知り(別イベントでお隣さんだったこともある。)だったり、母経由で知り合った作家さんがいらっしゃったり。
蓋を開けてみたら全然一人ぼっちではなかったです。
イベント初日終了間際、母の知り合いの作家さんと世間話をあれこれした流れで、なんとおにぎりをご馳走になる運びになりまして(翌朝差し入れしていただきました)、このおにぎりがあまりにも美味しくて、一瞬にして新潟のごはんの虜になりました。改めてお米って美味しいですね。
いただいたおにぎりがこちら。

こんなん絶対美味しい。
こちらのおにぎりは「笑ん結」という新潟駅構内にあるCoCoLoの中に入っているお店です。
作家さんから「卵黄のおにぎりがすごく美味しかったよ〜!」と大プッシュしていただいたので、1つはそれ。2個目はお楽しみで選んでいただくことにして、結果鮭をいただきました。カロテノイドと高タンパクがタッグを組んだ最高の栄養食。
作家さん大絶賛だけあって卵黄しょうゆが衝撃的に美味しかったです。
言葉を失うぐらい美味しかったので言語化が難しいのですが。
美味しかったです。 (失われた語彙)
いただいてすぐ食べても良かったのですが、空腹状態で食べたいな…と腹ペコになるまで焦らした甲斐がありました。
鮭もふっくらした大ききな身が入っていて食べ応えがありました。ぱっと見小さめかな…?と思ったのですが、具がたっぷり入っていたのと、ご飯が美味しくていつも以上に噛み締めて食べたのとで満足感がしっかりありました。塩加減も抜群に絶妙でしたね…。
新潟のお米は炊き立ても美味しいけど、冷めても美味しいんだよ〜、と作家さんが言っていたのですが、意味がわかりました。
真剣に美味しかった。風味豊かで甘かった。
しかしながら、この味を独り占めするには申し訳ないというか、これこそ白米大好きな相方と一緒に食べたい。と思い立ち、この日の出展が終わったあと、まっっっっすぐおにぎりやさんへ向かい、取り置きの予約をしました。
新潟出展後は相方が高崎駅まで迎えに来てくれるということだったので、夕方受け取って合流してから食べればちょうど良い晩ごはんになるなと。(早めに終わるイベントだったので、帰宅も早めでした。)
私が購入したおにぎりはこちら。

塩むすび、卵黄しょうゆ漬け、農家のしその実しょうがの3つです。
素材の味を楽しみたかったのでまずは塩むすび。(相方もシンプルなものが好きなので)
と、卵黄は是非とも感動を共有したかったのであらかじめ購入を決めていました。
この2個でも良かったのですが、せっかくならもう一つ何か欲しいな…と陳列棚を見回すと「農家のしその実しょうが」の文字が目に入りました。
いくらや鮭などの海鮮系も美味しそうだったのですが、しその実は私が知るコンビニやスーパーでは見かけたことがないですし、「おすすめ!」のPOPも貼られていたので、それにも背中を押されました。
車内で食べるか家に帰って食べるかするつもりでしたが、せっかくならちゃんとした場所で食べたいなという私の申し出で県庁へいく流れになりました。
群馬県庁は高崎駅から30分ほど車で走ったところにあり、展望フロアが22時まで無料で解放されているので、そこで夜景見がてら(田舎なので暗いですが)食べようかと。

カフェスペース近辺なら飲食もできるので大変ありがたいです。
ここに読みたい本を持ってきて、ゆっくり読書するのも良いね、などと話しております。
実食した結果、相方は大絶賛でございました。
あらかじめ「食べ物買って帰るから小腹空かせておいて〜」と伝えていたので、夕飯は食べずにいてくれたみたいなのですが、それによって一層味覚が研ぎ澄まされていたのかもしれません。
まさに、空腹は最高のスパイス。
味の濃いものを食べると塩むすびが霞みそうだったので、塩、しその実、醤油漬けの順に食べたのですが、この順番も良かったです。
しその実はぷちぷちした食感としそ特有の清涼感があって大変美味でした。梅と刺激が強すぎるけどさっぱりしたおにぎりが食べたい…という時に最高のチョイスな気がします。
しその実は使い道がわからなかったので(調べるのも手間だし)、道の駅やスーパーで見かけてもスルーしていたのですが、こんなに美味しいなら買っておけば良かったと思いました。
もし見かけたら買って混ぜご飯の素でも作ってみようかなと思います。お野菜に和えたり、冷奴に乗せたりしても美味しそうですし。
単純な私はこのおにぎりを食べてすっかりごはんにハマり、後日卵黄の醤油漬けを仕込んで、丁寧にお米を炊くなどしました。

新潟帰宅後に作ったごはん。
卵黄の醤油漬けおにぎり、鶏むね肉の磯部焼き、もやしと塩昆布のナムル、ピーマンとにんじんのきんぴら、ずいきときのこのかき玉味噌汁、レタス。
醤油漬けは食べたい欲に負けて半日だけ漬けて食べてしまいましたが、あともう1日漬けた方が良かったなぁという仕上がりでした。
ご飯が美味しく炊けたので十分に美味しかったものの、少し悔しさが残ってしまったので、次醤油漬けを作る時はひと晩以上寝かせてみようと思います。
いつもは洗米もろくにせず、多めの水で1、2度すすいですぐ炊飯していたのですが、この日は多めの水で洗った後、お米を3度研いで、30分ほど浸水して、軽く水切りしてから炊いてみました。
結果、炊飯器を開けた瞬間の粒の立ち方が全然違ってびっくりしました。
粒が立ってるとは、気持ちの問題では…?と思っていた自分に全力パンチしたい。
手間をかけた分バイアスがかかっている部分はあると思いますが、それでも口に入れた時の解け方が違う気がしました。
今まで炊いてきたお米たちには申し訳ないことをしたなぁ…(毎回丁寧には炊けないけども。)
今のバイト先は懐石料理屋さんなので、お米の研ぎ方、炊き方もかなり丁寧にされているのですが、ベテランの方が炊いたお米はしゃもじで触れた感じやお米の艶が違うので、奥が深いなと実感しています。(入って日が浅い私が感じるぐらいなので、歴を重ねるほど繊細に感じ取れるものと想像します。)
職人の業を間近で見ていると「得意料理は白米です!」が冗談でも言えなくなりますね。笑
シンプルで基本的なこのほど難しいんですよね、こういうの。
案の定ハイボリューム日記となりましたが、以上、新潟でトッキッキに癒された話と、白米の虜になったよ。というお話でした。
新潟でたらふく美味しい白米を食べる旅行がしたくなりました。あと、山口も好きなんですよね。出展で行くとゆっくり観光もしないので、一息ついてその土地土地をゆっくり楽しみたいです。
年内にどこか行けるといいのですが。
長々なりましたが、最後までお付き合いくださった方がいらっしゃいましたら、本当に本当にありがとうございます。
時間がある時は、またこういう形で訪問した場所について、気の赴くままに綴ろうかなと思います。
ではまた。