お知らせ / サッポロモノヴィレッジ出展のお知らせとお品書き (2025年11月23-24日開催)

冬が来るのか心配なぐらい暖かい気候が続いていましたが、ようやく冬らしくツンと冷えこむようになりました。とはいえ、凍えるほどの寒さではなく、昼間はぽかぽかした日が多いので今年は秋が長いのかな…?と思ったり思わなかったり。

ふかふかのお布団が気持ちよかったり、温かいお茶が美味しく感じられたり、日常の些細な温もりが秋冬の醍醐味でもありますね。夏はとにかく冷えっぱなしなので。

金木犀の香りはすっかり遠くへ行ってしまいましたが、山の色が徐々に黄色や赤に色付き、紅葉している様子を見るとあっという間に今年も終わるんだなぁと感じさせられます。

私の今月のトピックといえば、相方と新潟旅行に行ったことと、高校の友人3人で集まって食パンを作ったことでしょうか。

相方との新潟旅行に関しては、10月の新潟出展でおにぎりの美味しさに感動した時から熱望して実現しました。ちょうど(?)デザフェスも落選して時間がたっぷりできたことだし、いっそのこと思いっきりオフを楽しもうではないかということで計画したのですが、本当に美味しくて楽しかったです。

私の仕事柄、土日が休みになることが滅多にないので(出展がない時はバイトが入ってる)、この機会を逃すと次いつ旅行できるか本当に読めないんですよね。前回の旅行はなんと2年と1ヶ月前でした。
なんということでしょう。

相方が出展のお手伝いに来てくれたり、車を出してくれたりで、一緒に遠出することは年に何度かはあるものの、いかんせん私の仕事のついでになるので、観光らしい観光はほとんどできず、もう一泊できたらいいのになぁと不完全燃焼の気持ちを抱いたまま、毎度その土地を後にします。
朝出かけるにも早すぎてお店が空いてないし、夜は疲れてホテル直行になるし。強いて言うならサービスエリアでちょろっと浮かれるぐらい。

新潟旅行はホテルの食事を楽しむことに重きを置いたので、観光プランは一切立てず、行き当たりばったり、のらりくらりと道の駅をまわり、チェックイン可能時刻とほぼ同時にホテルへ向かい、あとはひたすらホテル内の施設を満喫し尽くしました。
観光三昧の旅行も楽しいですが、とにかく美味しいものを食べて、のんびり過ごすことに重きを置く旅も大変満足感あるなと実感しました。
旅行の詳細については、後日ブログの雑談にて綴ろうと思います。

あともう一つのトピックが、高校の友人とパン作りをしたことですね。これも語り出すと止まらんぐらい、はちゃめちゃに楽しかったです。

友人の1人がパン講師の資格を持っており、ひょんなことからお声がけいただいてお邪魔するに至りました。

普段は親子パン教室を開催しているのですが、この日は完全なプライベートということで、近況報告や昔話に花を咲かせながらあっという間に時間が過ぎていきました。3人で集まって、私以外の2人はお子さんと一緒だったのですが、普段小さき子と関わる機会がないので大変癒されました。

パン作りに関してはずっと独学でやっていたので、各材料を入れる意味、発酵の大切さ、捏ねるコツ、材料の特徴などなど、多くのことが知れて本当に勉強になりました。調べたら出てきそうなものですが、情報が多すぎて要約が難しいんですよね。ネット社会の弊害というかなんというか。

家でパンを作る時は基本的にぼっちなので、誰かと一緒に作るとこんなに料理が楽しくなるんだな、と思いました。パン教室、料理教室に通う人の気持ちがわかった気がします。

いつにも増して雑談が長くなってしまいましたが、この記事の後半で、ずっと更新しようしようと言いつつできていなかった山口出展のレポートを綴ろうと思います。(まだ喋るんか)

というわけで一旦本題へ移りますね。

11月23-24日開催のサッポロモノヴィレッジに出展します!
ということで、イベント詳細とお品書きをば。

イベント詳細

サッポロモノヴィレッジ2025秋
日時:11/23-24 10:00~17:00
場所:大和ハウス プレミストドーム
当日券: 1日券 700円 PM券 600円
前売券: 1日券 600円 PM券 500円 両日券 1,000円

あおい工房【J857】

今回何度目かのサッポロモノヴィレッジ(覚えてない)ですが、今年の出展は初となります。
スケジュールが合えば春のモノヴィレにも出展しているのですが、今年は記憶が正しければGWの幕張のイベントと重なり断念しました。とはいえ、札幌出展はしたかったので、これとは別で5月は札幌ハンドメイドマルシェの方に出展したのですが、個人的にはモノヴィレッジのブース配置が快適なので今回スケジュールが合って、さらにブースもいただけて嬉しい限りです。

当イベント、あまり落選を聞かないイメージだったのですが徐々に落選の方も増えてきたようで、イベントの人気っぷりが伺えます。徐々に倍率も上がって私も出られないことが増えてくるのでしょうね…シャキッとしないと。

会場は大和ハウス プレミストドームということで「あれ、今年は札幌ドームじゃないの!?」と思って焦って調べたら2024年から呼び名が変わったらしいですね。つまり会場は札幌ドームです。(新愛称で呼ばんかい)

最初からプレミストドームという名前なら違和感なかったのでしょうけど、札幌ドームという、この上なくシンプルかつ分かりやすいネーミングに馴染んでしまった故に切り替えが難儀に感じます。いまだにXのことをTwitterと呼んでしまう身ですので、きっと何年経っても札幌ドームと呼んでしまうんだろうなぁ…笑

ブース位置はこちら。

なんと言うことでしょう。パンヴィレッジが近い。

毎回パンヴィレッジ気になる…パン食べたい…という気持ちを抑えつつ、ブースが遠くて散歩するにもできない距離だったので諦めていたのですが、なんと今回はチラ見程度ならできそうな距離です。
キッチンカーはイベント開始前から出展者も購入可能なのですが、パンヴィレッジは会場前の購入は禁止されていて、実際夕方には完売するぐらい人気のようでずっと気になっていたんですよね。行列必至と思われるので購入は難しいと思いますが、どんなパンがあるのか見るだけでも見たいところ。

うっかり食べすぎるので普段我慢していますが、パン大好きなんですよね。

肝心な私の場所ですが、入り口からは遠いし、太い通路に面しているわけでもないので、見つけづらいとは思うのですが…なんとか見つけていただけると幸いです。雑貨ヴィレッジにおります。何卒。

過去イチお手洗いが近いかもしれない。地味に嬉しい。

おしながき

大変申し訳ございませんが、もう完全に充電切れと言いますか、バッテリ切れと言いますか、新作は全く作れておりません。

進捗はしていますが、形にできるまで至れず。力不足でございます。

荷物が増えてしまったので、ベンゼンクッションは持って行けませんが、銀鏡反応ミラーやシャーペン、マグカップは多数揃えておりますので是非是非見にきてください。

在庫いつもより少なめですが、イベント限定処方箋くじも持っていきます。

そしてそして、今回大変大変お久しぶりながらひよこの3兄弟もお邪魔します!もしかして7月のひよこ展以来…?実に4ヶ月ぶりのイベントです。

ミニ原画たくさん持っていきます。
そして、北海道では初披露のひとこと便箋も持っていきます。

「可愛い〜」と言っていただけるだけでも大変励みになります。生きててよかったと思えます。ので、ぜひお気軽にお立ち寄りください。

お粗末でしたが、以上サッポロモノヴィレッジ出展のおしらせとお品書きでした。
以下、気の赴くままに山口出展であった出来事を綴ってゆきます。

お時間がある方、暇を持て余し過ぎて困っている方はゆるりとお楽しみください。

雑談 – 山口きららハンドメイドマーケットの思い出色々 –

気まぐれで綴ったり綴らなかったりする出展レポート。

イベントそのものというよりも、道中のトラブルや現地で食べたもの、立ち寄ったお店などについて日記的に記録するモチベーションです。

山口で特に印象に残ったトピックとしては、 人生初、テレビ出演しましたということです。

あとプチトピックとしては、ひたすらに天気に恵まれなかったということ…。
本当に天気予報がことごとく外れました…
年々天気予報の精度は上がっていると思いますし、実感としても大外れは滅多にないな、という印象は受けていましたが、この日…このイベント期間中だけは別でしたね。笑

さて、テレビ出演のお話に戻りまして。

出演依頼のメールをいただいたのは前日搬入日の前日。(伝われ…)
羽田空港でブログを書いたり写真整理をしたり、パソコン作業をしている最中、出発時刻が近づいていきたのでメールのチェックだけして搭乗口へ移動するか…と、いつもの感覚でメールボックスを開いたところ、問い合わせに山口テレビの方から一通のメールが。

私が出展しているイベントの中にはテレビ局が協賛になっているものがいくつかあるので、このメールも山口で開催されるイベントへのお誘いかな…?と思ったのですが、内容を読んでなんと驚き。
生中継取材のお願いという、全く予想だにしなかった展開に。

顔出しは極力しない方針で活動はしていますが、搭乗案内まで時間が迫って考える時間がなかったことと、ローカルテレビの取材なら放送範囲も狭いし良い経験になるかな…という、迷ったらとりあえずやってみる精神で急いで取材可能の旨をお伝えし、当日の流れやその他伝達事項に関しては前日搬入の際に直接伺う方向で一旦話がまとまりました。

山口宇部空港には18時頃に到着。
翌日の天気予報が雨だったこともあり、空気はもわっとした蒸し暑さを感じましたが、ギリギリ歩けそうな程度には涼しかったのでホテルまで50分程度歩いて向かいました。

電車かバスも検討したのですが、田舎あるあるながら30分以上待つ必要があったんですよね。土地勘がないので時刻表の見方が合ってるかもわからないので、歩いて確実に着けるならそっちの方がいいなと。交通費が浮く上にカロリーも消費できますしね。

道中見かけたマンホールが白鳥(?)で可愛かったです。

宿泊したホテルは2度目ましてなのですが、今回はハロウィンの時期だったこともあり、建物のそこかしこに装飾がされていてとても癒されました。置かれている小物たちの表情がいちいちかわゆい。

クリスマスツリーといえばその名の通りクリスマスに飾るもの、という印象がありますが、こうしてハロウィンの飾りをつけるのも素敵ですね。和風のオーナメントでお正月風にしたり、ハートやチョコモチーフを飾ってバレンタイン仕様にしたり、イースターには卵を飾ったり…これなら年中使えそうです。

そして迎えた前日搬入当日。天候に恵まれ、晴れやかな気持ちで会場へ向かいます。
ホテルの最寄りは東新川駅、いかにもthe無人駅な雰囲気満載ですが駅がとても可愛いんですよね。

出展で毎度大変お世話になっているお電車。
幼稚園の帽子やランドセルカバーを彷彿とさせるぴよぴよカラーで2両編成なのが抜群に可愛い。

山口へ来てまず想定外の出来事といえば、10月にしては気温が高かったこと。

北海道や沖縄へ行くとなれば気温に気を配りますが、本州内であればどこも同じようなもんだろう…と特に気に留めていませんでした。私が住む地域は夏場あり得ん灼熱地獄ですが、10月に入り朝晩すっかりカラッとひんやりした気候が続いていたため、山口出展においても冷え対策をしていましたが、暑さ対策はすっぽ抜けていました。

もしかしたら暑いかも、なんて一ミリも思い至らなかった…

駅から会場まで、コンビニも店舗もない田舎道を30分近く歩くので、涼しければ気持ち良い散歩道ですが、暑い中歩くのはなかなかに体力消耗しました。

そして会場のきららドーム。開放感たっぷり。

会場へ入るとハッピーハロウィンのバルーンがお出迎え。
受付にて出展者パスを受け取るのですが、この手作り感も温かみがあって好きです。前回も今回も、記念に持ち帰ってファイルに保管しています。

前日搬入の荷物を受け取り、設営をしている最中、山口テレビのディレクターの方が挨拶に来てくださり、名刺交換をさせていただいたり、本番の流れについてさっくりと説明をいただきました。

てっきり、イベントの様子をリポーターの方がレポートしつつ、いくつかのブースを訪問し、軽くやりとりする…みたいな流れを想像していたのですが、番組内のプチ企画に出演するということで「あれ、思ったより台本しっかりあるぞ…?」とソワソワしました。笑

内容はアカデミー賞のパロディのようなもので、当日の出展者の中からハンドメイド作家が3組がノミネートされ、作品を紹介したのちスタジオの方々が面白かったと思う作家に投票して優勝を決める。という流れでした。

いざ迎えた本番当日。

開場前にリハーサルがある関係で設営にあまり時間が割けないので、搬入開始時刻と同時に開場入りすべく朝早めにホテルを出たところ、空にふわっと虹が浮かんでました。

なんで良い気分なんだろうと浮かれたのも束の間。会場最寄り駅から会場までの間で結構な雨に見舞われ、完全に戦意喪失しました。

天気予報によると、この翌日の朝〜昼間に雨が降る予報だったため、レインコートや傘の類は全て会場に置いてきたんですよね。持ってきたのに手元にない悔しさたるや。 晴れのち曇りって書いてたやん。

道中に商店街なり街路樹なりがあれば雨宿りもできたと思いますが、残念なことに、何もないただただ開けた道を歩くほかありませんでした。笑
本当に何もない。

雨に打たれながら歩くこと20分強、開場より30分近く早く着いたところで雨が落ち着きました。
止むタイミング…

とはいえ、降りっぱなしよりはよっぽど良いので、少し空いた時間、ドームすぐ隣のきらら浜までぶらりと散歩し、そこで見つけたベンチにて朝ごはん用に買っておいた焼き芋を食べました。(焼き芋はちぎってます。齧りさしではありません。念の為。)

ホテルのレンジで温めて、ストールをぐるぐる巻きにして持ち運んでいたので、食べる頃もまだほかほかホクホクでした。焼き芋はなんぼあっても良いです。

焼き芋を食べて束の間の一服をしたあと、開場時間と同時に会場入り。
15分程度で設営の最終仕上げをしたところでリハーサルの時間が来たので、指示された場所へ集合し、ディレクターの方から一通り説明を聞き、本番と同じ流れで受け答えをしたり、動きの確認をしました。

いわずもがなテレビ出演は初めてだったので、右も左もわからない、どこを見て話せばいいのかわからない、素人ムーブ満載の状態でしたが、リポーターの方が大変気さくで緊張なく話せましたし、ディレクターの方も親切で、カメラマンや音声の方々も物腰柔らかくて、終わってから振り返るととても楽しかったですし、いい経験ができたなと思いました。

ローカル局なだけあって地元の方々に愛されている番組のようで、出展中たくさんの方に「テレビ見ましたよ〜」「テレビ出てましたよね?」「テレビ見てこれは買わなきゃ!って思って来ました」とお声がけいただけて、群馬から半日かけて飛んできた身としては大変ありがたかったです。

正直アクセスは不便ですし、搬入や設営が大変な面はあるのですが、それでも思い切って来てよかったなと思いました。あいにく来年の春は別のイベントと重なりそうで出展が叶わなさそうなのですが…
またタイミングが合えば是非参加したいなと思います。

初日が無事終わり、朝、雨に降られた反省を活かして天気予報を確認したところ、夕方以降は雨が降らない…と書かれていたのでそれを信じて会場を後にしたのですが。

降られました。

しかも割とデカめの雨。

しばらくは小雨だったので、傘無しで耐えるか…と歩き続けましたが、徐々に雨が強まりそのまま進むには辛くなってきたので、慌ててキャリーケースから折り畳み傘を取り出し広げました。

骨が折れてました。

レインコートは嵩張るからと会場に置いてきて、でももし降られた時のために念の為傘は持っておこうと、ちゃんと備えていたのに、折れてるとは何事か。

いつ折れたのかまったく身に覚えがありませんが、日傘としてもかなり重宝していたので、純粋に寿命だったのかもしれません。

何も今日じゃなくていいやんとは思いつつ。
今まで日差しや雨から守ってくれてありがとう。

この日の夕飯は自作グラノラと、トライアルで調達したカップヌードルと、ホテル最寄りのスーパーで調達したヨーグルトでした。

最後に丸1個食べたのがいつだったか思い出せないぐらい数年ぶり…5年ぶり…下手したら8年ぶり?ぐらいのカップヌードル。(多分3年以内に食べてるとは思います)
普段だったら栄養価を気にして絶対に食べないのですが、たまには1人ホテルで浮かれても良かろうということで買ってしまいました。カップ麺コーナーを通りがかると、買わずとも醤油、カレー、シーフード、どれにしようか悩みますね。個人的にはトムヤムクンも好きです。

今回は初心に帰って醤油味。

安定の美味しさではありましたが、本当に、たま〜〜〜に食べるぐらいがちょうど良い感じがしました。心は満たされるけど、お腹が満たされない絶妙なジャンク感。笑

出展2日目の朝。この日は道の駅に行くと決めていました。

会場から15-20分程度歩いた場所にあるので、隙間時間で立ち寄るにはやや遠いのですが、この道の駅のために群馬からまた訪れる方が大変ですので。多少時間が圧してでも遊びにきたかったんですよね。

お土産も豊富な上にお惣菜やパンも豊富で、見ているだけでも十分楽しめます。

カッパは駅から会場までの道中で見つけたタイルです。可愛い。

1人出展の時は極力食費を抑えたいので、いつもなら見るに留まるのですが、前日夜にカップラーメンを食べたことで微かに浮かれモードになっていたので、調子に乗ってパン1個買っちゃおう…と思ってパン屋さんに入ったら2個買ってました。

気になるパンしかないので、本能に任せるなら陳列棚のパン全種買いたいところですが、そこはぐっと堪えてさつまいもパイを厳選…した矢先、焼きたてほやほやのライ麦パンにも目が留まり、堪らず購入してしまいました。

だって群馬からまたここへ来る方が大へn (分かったって)

これが大大大正解。

こんなにほわっほわふかふか、ほっこりしたライ麦パン今まで食べたことがあったかしらというぐらい美味でした。羽毛布団だった。(それはない)

さつまいもパイもカリカリサックサクで、香ばしくて、さつまいもフィリングも抜群に美味しくて感動しました。パイの実的に全国展開してほしいぐらい。

朝ごはんに半分食べて、間食か夕飯に残りの半分を食べるつもりで買いましたが、これは今食べないとパンに申し訳が立たないぐらい美味しさの絶頂でしたので、食べ切るのが勿体無い気持ちもありつつ、開場前にじっくりと味わいながら完食しました。

あまりイベントの中身について触れていませんが、2日ともたくさんの方々にお越しいただき、大変充実した山口出展でした。

空調がない施設だったので1日目は会場が凄まじくサウナ状態でしたが、そんな中でも開場すぐ足を運んでくださったり、テレビを見て来てくださった方がいらっしゃったり、通りすがりで一目惚れしてくださったり。たくさんのブースの中から目に留めてくださって本当に嬉しかったです。

ありがたいご縁でテレビ出演を果たし、ホテルでジャンクなフードを食べ、道の駅を満喫し、たくさんのお客様とお話をし、心が満ち満ちた状態で搬出を終え、さあ駅へ向かうぞとウキウキで歩きかけたその時。

また雨が降り始めました。

想定よりも搬出の時間が圧してしまったので、立ち止まる余裕は正直なかったのですが、ここ数日の経験を活かし、今回はバッチリレインコートを構えておりましたのでやむなく着用。この日も気温が高かったので正直蒸れるようなものは着たくなかったのですが、雨でどしゃびちゃになるよりはマシと判断しました。

レインコートを着て、これでばっちりだ!と歩き進めたのも束の間、ほどなくしてさらに雨が強まり、今度はキャリーの上に置いていたボストンバッグが水浸しの危機に瀕していました。
これはいかん!と信号待ちの間にすかさずゴミ袋(雨の日用に備えてたやつ)を取り出し、袋に入れようとしたのですが、こういう時に限って手元が狂ってうまく開かない、うまく入らない。

そうこうしているうちに信号が青に変わり、歩きたいのか、バッグをカバンに入れたいのか訳わからん曖昧な状態で横断歩道を渡りました。

3日間に渡る出展で疲労していたこともあり、なぜ移動する時だけ雨が降るのか…と段々やり場のない気持ちが募り、もうこうなったら脚が壊れるまで全力疾走するしかない…!!!と。(なんでや)

わけもなく、唐突に、とにかく、ひたすらに駅に向かって爆走しました。

ちなみに時間もかなりギリギリでした。笑

レインコートのフードを深くかぶり、でかいキャリーを持って爆走する人間など、はたから見たら怪しいことこの上なかったと思うのですが、走っている途中、明らかに私に用事がありそうな車が横に付いてきました。見るか否か迷いつつ車の方を見ると、窓が開いて

「すぐそこだけど、もしよかったら駅まで乗って行く?」

と、優しいお姉さんが声をかけてくださりました。
優しすぎる…天使や…神様や…

お気持ちはめちゃくちゃありがたかったのですが、走ればまだ間に合う時間だったのと、何よりレインコートとキャリーがびちゃびちゃすぎて、初対面の方の車内を汚してしまうのは流石に躊躇われたので、

「お気遣いありがとうございます!大変ありがたいのですが、間に合いはするので大丈夫です。本当にありがとうございます…!」とお伝えし、お姉さんの「本当に大丈夫?気をつけてね〜」の声を心に刻みながら、無事に駅に到着しました。

ちなみにこの日の天気予報は本来朝〜昼まで雨、夕方は曇りの予報でした。

昼降らずに夜に大雨降りよった。

この日の夕飯は安定の焼き芋。これさえあれば疲れも全て吹き飛びます。

あとは動画を垂れ流しながら、食べ損なったり差し入れでいただいたお菓子をダラダラと食べて完全にオフな時間を満喫しました。

ちなみに、ビッタビタのレインコートはホテルの外で脱いで、チェックインするや否やコインランドリーに直行しました。くたびれ尽くした撥水機能も見事に復活です。

翌朝は始発の飛行機で羽田へ向かいました。

当初の予定ではホテルから空港まで歩く気満々だったのですが、思ったよりも朝暗く、土地勘がない場所を歩くにはやや怖かったので電車を利用しました。

朝の静かな空港、好きです。

普段は昼過ぎに羽田へ到着することが多いので、そのまま真っ直ぐ群馬へ向かって夕方に帰宅という流れになるのですが、今回は10時ごろに羽田着ということで東京でフラフラする余裕が取れそうだったので、母と13時頃に都内で落ち合い、軽くランチタイムを過ごしたのち帰宅しました。

乗り換えの駅で見かけたのるるんが可愛かったので写真を撮らせていただきました。ジャックオランタンがのるるんフェイスになっていてキャラ愛を感じます。いや、全てがのるるん愛に満ち溢れている。

無事帰宅し冷蔵庫を開けたらなんと、相方からシュークリームの差し入れが。
私がシュークリーム大好きなので、完全に私の好みに合わせて選んでくれたんだと思うのですが、疲れ尽くした末のこういうささやかな気遣いが本当に沁みる。私が芋栗かぼちゃに目がないのも見越して一緒にかぼちゃ味も買ってくれたんですよね…優しい嬉しい。

働いた後の甘いものは激烈に美味しい。

私のお土産はこちら。

前回は仙台出展と日が近かったため、萩の月と月で拾った卵を食べ比べしましたが、今回は山口ういろうを選びました。

小田原外郎や名古屋外郎は米粉ベースなのに対して、山口外郎はわらび粉ベースのため、つるんとした喉越しが特徴のようで「山口の外郎を食べると他の外郎には戻れない」的なキャッチコピーを目にしてからずっと気になっていました。

確かに、ねっちりずっしりした名古屋外郎とは違って、トゥルンとした喉越しが新感覚でした。

しかしながら名古屋外郎を最後に食べたのはかなり前で記憶もかなり朧げなので、いつか小田原、名古屋、山口の外郎を一度に食べ比べしてみたいなと思います。

今回購入した外郎はどれも甘さ控えめの上品な味だったので、少しずつ、ゆっくり噛み締めて味わいたいお菓子でした。そして緑茶が大変よく合う。

どれも甲乙つけ難いぐらい美味しかったです。また見かけたら買うと思います。

案の定大ボリュームな雑談になりましたが、以上、山口出展を満喫したお話でした。

最後までお読みくださった方がもしいらっしゃったら、本当にありがとうございます。
ではまた。

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