今までレシピや献立は載せていたものの
買って食べたものについても記録したいなぁ…
ということで「食べたもの日記」をはじめました。
これまた続く自信はないですが、
気軽に綴っていきたいと思います。
ということで、記念すべき第1回は
・ラベンダーどら焼き
・ラベンダー大福
・塩あんびん
・梨まんじゅう
です。
和菓子屋さんへ迎かうまで
この日は前職でお世話になった上司2人と
食事をする予定があり、埼玉に来ていました。
せっかく埼玉まで行くなら、ついでに色々観光らしいこともしたいな
と調べていたところ、久喜市で一面に咲くラベンダーが楽しめる
「ブルーフェスティバル」なるものが開催されていました。
到着した時はすでに夕方近かったので、滞在時間はごく短かったですが、
風に乗ってほんのり漂うラベンダーの香りに癒されました。
行った時間が遅かったので、思ったほどの賑わいはありませんでしたが、
近くにある役所?の駐車場では、紫づくしの洋服やグッズが
売られていて見ていて楽しかったです。
(早く行けば、苗の配布や飲食物の販売もあったそうです。残念。)
残念ながらこの場でラベンダーフードを購入することはできませんでしたが、
スタッフの方が下さったイベントのチラシに、協賛店の一覧が載っていたので、
その中で一番気になった和菓子屋さんに足を運んだ次第です。
とはいえ、最初は和菓子屋さんへ行くことを見送り、
目的地周辺まで向かってしまおうという計画だったのですが、
冷静に考えて
ラベンダーどら焼きのために
わざわざ埼玉に来ることがあるだろうか。
いや、ない。
という結論に辿り着き、踵を返して
和菓子屋さんへ向かうことになりました。
せっかく遠出して来たので、気になった店には
積極的に入って思い出を増やしたいですよね。
結果、行って本当によかったです。
どの和菓子も、素朴ながら香り高くて美味しかったです。
ということで、買った和菓子たちについて徒然。
買った和菓子たち
埼玉県久喜市にある「阿良川屋」という和菓子屋さんでゲットしました。
先述の通り、買ったものは
・ラベンダーどら焼き
・ラベンダー大福
・塩あんびん
・梨まんじゅう
の4つです。
買った当日は、どら焼き以外を食べました。
塩あんびん
まず最初に食べたのが「塩あんびん」。
私は過去に食べたことがありましたが、
相方は初あんびんです。
埼玉県利根地域の銘菓で、砂糖不使用の餡大福…というのでしょうか。
中の餡は塩で味付けされているので、全く甘くありません。
「大福あげる〜」ともらって食べたら脳が驚くと思います。
もち米、塩、小豆とごくシンプルな材料構成なので
さっぱりと食べやすいです。
好き嫌いは分かれそうですが、私は大変好みです。
阿良川屋の塩あんびんは、生地がほわほわと柔らかく食べやすかったです。
塩気の主張がしっかりあるのに、塩辛さを感じさせない絶妙な加減でした。
小豆のほくほくとした食感は、しっとりとした餅とうまく絡んで
口当たりのバランスがとてもよかったです。
これはまた食べたくなる。
相方共々お腹が空いていたこともあり
「美味しい!」と無心で食べ尽くしました。
ちなみに、地元の人は焼いて食べたり、味噌汁に入れたりと、
アレンジを加えて食べるようですが、
私はそのままかぶりつく以外で食べたことがありません。
また塩あんびんを買って食べる機会があれば、
焼いて食べるぐらいはやるかもしれませんが…
この手のものは調味料を加えると「調味料食べてる」感が出てしまうので、
砂糖醤油につけたり味噌汁に入れたりはやらないと思います。
もし大量にもらう機会があれば、色々アレンジ楽しみます。
ラベンダー大福
次に食べたのはラベンダー大福。
おそらくブルーフェスティバルに合わせた期間限定商品だと思います。
多分。
この時期はラベンダー味の和菓子が主役を飾っているようで、
和菓子屋さんには大福、まんじゅう、どら焼きの3種類が
展開されていました。
これはもう一口食べて衝撃でした。
想像を遥かに超えてラベンダーです。
ラベンダーそのものです。
もはやラベンダーよりラベンダーです。(怪奇現象)
鼻から抜ける香りが心地よく、しばらく余韻に浸れます。
欲を言うと、
食べる香水よろしく身体からラベンダーの
香りを放ってくれたら嬉しい。
ラベンダー餡は、白餡にラベンダーの香料を練り込んだものと思いますが、
香りだけでなくこしあんのしっとり滑らかな舌触りも絶品でした。
何回濾したの?というぐらい餡のキメが細かかったです。
つきたてのようなふわふわの生地とも、これまた相性抜群でした。
和菓子は芸術です。
梨まんじゅう
購入日、ラストに食べたのは梨まんじゅう。
埼玉は梨の名産地でもあるので、
旬になるとスーパーや直売所が梨で賑やかになります。
埼玉に住んでいた頃、母がうちに遊びに来る時に
幸水買って食べたなぁと思い出します。
酸味が少なく、甘くて瑞々しくて
めちゃくちゃ美味しかった記憶があります。
と、話が和菓子からそれましたが。
お店に立ち寄った日は梨の時期ではないはずなので、
これは期間限定ではなくレギュラーで置かれているのかな
と予想しています。(ちがったらすみません)
で、味の感想ですが
フルーティーな香りでとても美味しかったものの
正直、あまり「梨だ!」と感じませんでした;;
私の中で、梨はりよりも「ジューシーさとシャキシャキの歯応え」の印象が強いので、
ソフトでしっとりしたおまんじゅうの食感とギャップがありすぎるのかなと思いました。
一方、相方は「ちゃんと梨だ…!梨の香りする!」と言っていたので、
鼻が強い方にはピンと来る味なんだと思います。
という意味で、ラベンダーに比べると
感想に差があるかもしれません。
とはいえ、味は間違いなく美味しかったですし、
なんなら今度は梨大福を食べたい欲が沸き起こっています。
梨好き和菓子好きの方は是非一度食べて欲しい1品でした。
ラベンダーどらやき
そして最後はラベンダーどらやき。
買った当日、1時間後に夕飯を食べるという状況で勢い余って3つ食べたので、
賞味期限が一番長いどら焼きは、持ち帰って家でゆっくり食べようと
食べるタイミングを見送っていました。
そして、来る開封式。(?)
袋を開けた瞬間から、ラベンダーのいい香りが。
断面のアップも撮っておけばよかった…と今更ながら後悔していますが、
とても美しいラベンダー色の餡でした。
せっかくならゆっくり味わって食べようと、
夕食後自家製のしそジュースと一緒にいただきました。
紫祭りです。
案はラベンダー大福のものと同じだと思いますが、
生地が変わるだけでこんなに味わいに変化があるものなのかと驚きました。
大福は餡を味わっている感覚でしたが、
どら焼きは生地が分厚く、食感もしっかりしているので、
餡と生地の風味を同時に味わっている感覚でした。
餡をがっつり贅沢に楽しみたい方は大福、
餡を別の素材と味わいたい方はどら焼きがおすすめかと思います。
どら焼きはとにかく食べ応えがあり、
生地の優しい甘さと餡の上品な香りを贅沢に味わえました。
こんな香り高いどら焼きがこの世にあったのかと。
一度は見送りかけた和菓子屋さんでしたが、
思いきって立ち寄ってよかったです。
また近くへ行くことがあれば、何かまた和菓子を買いたいです。
最後に少し雑談をば。
雑談 -食スタイルの変化-
このブログでは何度かお話しているかもしれませんが、
一人暮らしの頃は、添加物や加工食品をできる限り避けていたので、
誰かから貰わない限り市販品のお菓子やお惣菜は食べませんでした。
…が、
相方と一緒に住むようになってから、すっかり食への規制も緩くなり
「気になるものを、誰かと一緒に食べる」という
思い出優先のスタイルに変わりました。
どうせお金を払うなら健康にいいものを、という考えは今でも変わりませんが、
「2人で出かける時は気にせず食べよう」と心掛けたら、
ストレスも減り、不思議と体重も減りました。
あれはダメ、これもダメと我慢が続くことで
食べられないストレスが勝っていたのかもしれません。
とはいえ、
なんでもかんでも食べると健康もお金も失ってしまうので、
食べる量や、外食に使う金額などは管理しています。
上手くバランスをとりながら、美味しいものを食べて
楽しい思い出も増やしていきたいです。
と、長々なりましたが、
最後までお読みいただきありがとうございます。
ではまた。