今日の記事はおそらく、私が今まで更新した
野鳥記事の中で一番貴重な写真だと思います。
タイトルにもありますが、まさに今年の4月の出来事。
相方と東京へピアノのコンサートへ行くため、
駅で電車を待っていたところ
スズメの交尾風景を見ることができました。
最初は「2羽並んでるね」と眺めていましたが、
次第に距離が詰まり、上に乗っかる形になったので、
これはただ戯れているのではないなと察し、
遠くから静かに見守りつつ撮影に至りました。
ということで本日は、
愛を育むスズメたちのワンシーンをお届けします。
生々しい写真はありませんが、
もし不得意な場合は回れ右でお願いします。
撮影日2021年4月11日 スズメ 群馬県某所
「あ、スズメがいる、距離近いね〜」
などと話をしていると…
「…お?」
「え、乗っちゃうの?」
「戯れてるんじゃないの?」
「乗ってるとこ見たことない」
「可愛い〜」
など、この時はいまいち状況がわかってない黒澤と相方。
なんならツ○ツムみたいだな、とか。
それにしても、この
このふさふさ可愛くないですか。
めっちゃ触りたい。
乗っかったと思いきや、再び羽ばたいて
ぴとっ。
様子を伺うようなこの横顔がとても尊い。
むぎゅ。
やっぱりここ。可愛い。(わかった)
いや、そんな目で睨まれても…;;
1回乗っかった時はぽけーっと見ていた我々ですが、
何度も乗っては降りて…を繰り返している様子を見て、
あ、これはもしや交尾なのか?と悟りました。(鈍感)
びっくりするのがこの尾羽の広がりです。
普段はすぼんでいるので、
こんなに広がるとは知りませんでした。
見た目以上に羽が収納されているんですね。
確か交尾直後のオスは羽毛が逆立つんでしたっけ…?
オスが最初より明らかにモッフモフになっています。
「俺の女に手を出すな」感。
いや、大丈夫よ。
応援してます。
そして、子チュンの成長も楽しみにしています。
ちょくちょく垣間見える、メスを気遣うような仕草が
妙に人間味があって好きです。
結構カメラ目線してくれてたんだな、と
見返して思いました。笑
もう一回やるかな…?と思いきや、
ここで終了のようでした。
胸元もっふもふですね。
写真ではスピード感が伝わらないのが残念なのですが、
乗っかって降りるまでの時間はおそらく1、2秒だったと思います。
写真では尾羽を押し付ける仕草が鮮明に見えていますが、
実際肉眼では何してるのか全く見えませんでした。
(私の動体視力の問題かもしれませんが。笑)
尾羽が広がる瞬間ももちろん目では確認できなかったので、
電車の中で後相方と写真を見て驚きました。
カメラの連写機能って凄いですね。
またこの光景が見られるのは、まだまだ先ですが
この時生まれた命がたくましく育ち、
来年元気な姿を見せてくれることを
心から祈っております。
頑張って生きるんだぞ。
この光景を見た後、私と相方は東京へ
ピアノのコンサートを見に行きました。
…ということで、
その時の記事も近いうちに書きたいと思います。
ではまた。