今回の写真は少し場所が変わって長野県です。
これまでに撮影したところよりも
自然のスケールが大きな場所だったので
野鳥にはほとんど出会えませんでしたが、
巣を往復するコガラの貴重な姿を
見ることができました。
…と、多分コガラだと思っているのですが、
ヒガラやハシブトガラとの見分けに自信がありません。
ハシブトガラはどうも北海道に分布しているようなので
選択肢から消してもいいと思いますが、
もしコガラでなかったら教えていただけると嬉しいです。
行った場所はとにかく広くて、今回載せる写真も
その日唯一出会えたに等しいものなので
シーン自体は1箇所です。
構図の変化に乏しいですが、
少しでも楽しんでいただけると幸いです。
撮影日2021年3月28日 長野県某所
巣で何かしています。
最初にこの巣に気づいたのは相方でした。
同じ場所を行き来していることに気づき
我々は遠くから様子を見守っていました。
近くで見てみたい気もしましたが
それは人間のエゴですからね。
できる範囲でズーム。
おしり。
何かくわえています。
多分虫ではなさそうですが。
木の実でもないような…?
ええぇぇ…砕くの?笑
てっきり雛に与える餌かと思いましたが、不味かったのか
思うように食べてもらえなくて不貞腐れたのか。
一体何があったんや…
結構跳び散らかってるし。
疲れているようにも見えます。
いや、多分そんなことはないんですが。
巣の中がどうなっているのかは不明ですが
小さな体でお世話しているんですね…。
すごい。
…雛のお世話と思い込んでいましたが、
この時期だと卵があったのかもしれませんね。
小さな体で愛らしいフォルムですが、
終始勇ましさを感じました。
元気に育っているといいな。
余談
当記事に載せたコガラは長野県で撮影したものですが、
3月の頭に野鳥観察にハマってからひと月も経たない頃、
相方がどうしてもルリビタキを見てみたいということで
本当に勢いで行きました。
お互い「じゃあ来月行こうか」ができない…といいますか。
やりたい!と思ったら「明日行こう」「今から行こう」
と言い出す性格なのです。
(もちろん、お互いに仕事やタスクはあるゆえ、
なんでもかんでも欲に任せるわけにはいかないので
遠出は月2、3回にとどまるようコントロールしています。)
近場でルリビタキガ見られる場所ないのか?
と問われると、どう考えてもありまくるんですが。笑
せっかく行くなら大きい森の方が会える確率が
高まるのではないかと安易に考えたのです。
フィールドが大きくなればなるほど遭遇率も低くなることは
普通に考えればわかりそうなものですが、
お互い変にまっすぐなので微塵も気づきませんでした。
幸せな性格ですね。笑
行った森の入り口。
今は鳴き声や飛び方で何の鳥がどこらへんにいるのか
わかることが増えてきましたが、
行った当時は写真以外の知識はほぼ無いに等しく、
ただ夢だけ膨らませて足を運んだ感じだったので
案の定森のスケールのでかさに驚きました。
公園は開けている上、木もそこまで高く無いので
ゆっくりまったり鳥を観察できますが、
森林公園ともなると木はとんでもなく高いし鳥も群れてないしで、
想像以上にどこを見ればいいのかわかりませんでした。
…と、そんな感じで実際に見ることができたのは
地面をつつくシジュウカラとコガラだけで、
結果「シンプルに森の中を散歩した」ような
感じになってしまったのですが、それでも貴重な体験ができ
有意義な時間を過ごすことができました。
その後、近くの森林公園へ何度か野鳥を見に行っていますが、
行くたびに見つかる鳥が増えている実感があるので
(季節的な要因も大きいと思いますが)
また時間がゆるすなら、改めて長野県へ足を運びたいです。
と、例によってとりとめがなくなりましたが
最後までお読みいただきありがとうございました。