イラスト 28 / ひよこの3兄弟 -節分 / 鬼もうち-

鬼もうち
「おにさんは何歳?」

ひよこちゃんの世界では、みんなお友達です。

歳の数だけ食べる節分豆、
鬼さんはいくつ食べられるでしょうか。

この見た目で、もしかしたら3500歳かもしれない…。
次男くんはきっと年齢詐称。笑

私が記憶している限りでは、
節分にまつわる楽しい思い出はありません;;

強いて言うなら、小学校の時に教室で殻付きの落花生を
投げてそれらしいことをしたぐらい。

ただ、節分豆は大好物で歳の数だけでは到底足りません。
香ばしくて軽い食感、1粒食べると止まらなくなります。

私の年齢でも足りないと思うので、
小学生の頃は相当に飢えていたことでしょう。
食い意地はあったので。笑

でも、80粒食べる権利を得た頃には
唾液の分泌が間に合わなくなってるんだろうな…
と思うと、少し切なくなります。

人生とはうまくいかないものです。

…と、ここまで語っておいてなんですが、
結局節分豆は年齢無視して食べます。
(元も子もない)

節分の話とは逸れますが、
以下、鬼繋がりの雑談を徒然。

巷でよく耳にする、もしくは目にする
「鬼のように〇〇」という表現、
私もたまに使うことがありますが、
よくよく考えると不思議な表現だなと思います。

例えば

「鬼のように難しい」

と言われると、
すさまじい難易度なのだろうと伝わってきますが、
「果たして、鬼は難しいのだろうか?」と。笑

「フェルマーの最終定理のように難しい」
「恋愛のように難しい」

の方が難易度の高いものと比較している
ようにも見えるのですが、
それでも「鬼のように難しい」
と言われる方が不思議としっくりきます。

「鬼のように忙しい」

という表現もありますが、これも先ほどと同様に
ただならぬ忙しさであるニュアンスは伝わってきますが、
果たして「鬼って忙しいの?」とも思います。

私が思うに、鬼よりもサンタクロースの方が
よっぽど忙しいと思うのですが、
あえて「鬼」という表現が使われるのは、
語呂の良さの他に「ただならぬ雰囲気」が
含まれているからなのだろうなと想像します。

元は「鬼のように怖い」という、ごく普通の表現から
派生したのかな…?と想像していますが、
「鬼」を使うと程よく砕けた表現になるので私は結構好きです。

「頑張ってやる」「必死にやる」より
「鬼のようにやる」と言われる方が
なんかクスッとくるんですよね。

鬼がストイックなのかは分かりかねますが、
鬼のような形相で「うらぁぁー!」と
何かに打ち込む様子を想像すると面白いというか。

節分の話からふらりと日本語の話になってしまいましたが、
言葉の表現って面白いな。という独り言でした。

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