日記 3 / パキスタン料理店に行った話

先日、相方と栃木県にあるパキスタン料理を食べに行きました。

外食はたまにする程度ですが、その時は
目的地周辺にあるスパイス料理店を探して訪問しています。

次はどこのお店に行こうか。
はたまた、どこの国の料理を食べようか…

googleマップで散歩しながら、
行きたいお店にマークをつける作業は
出掛ける時の楽しみの1つでもあります。

入店

話は逸れましたが、お店の話。

駐車場がやや小さく、停めるスペースが無かったので
近くの大きいお店の駐車場を拝借していざ店内へ。

駐車場を探すために、周辺を走っていた際も
すれ違う車の中は外国人の方々ばかりで、
本当にここは日本か…?と思うぐらいでしたが、

レストランの中も100%南アジアな方々で異国感満載でした。
(お客さんは入れ替わり立ち替わりでしたが
日本人の方は1人もいませんでした。 )

注文

そんな感じだったので、
もしかしてお邪魔かしら…?と少しそわそわしつつ

相方は
・チキンビリヤニ

私は
・スペシャルカレーセット
(カレー2種類、ナン、ライス、サラダ、タンドリーチキン)
・チキンビリヤニ

を注文しました。

自分で言うのもあれなんですが、割と大食いです。
(私のビリヤニは、後追いで注文したのですが、
店員さんに「持ち帰りですか?」と確認されました。笑)

実食

選んだカレーは
・チキンとマッシュルーム
・ほうれん草とマッシュルーム

どちらも抜群に美味しかったのですが、
チキンとマッシュルームがとんでもない美味しさでした。
(相方も驚いてしばらくフリーズしてました。笑)

具材はスタンダードなのに、どうやったらこんな
甘くて深みのある味が作り出せるんだと…

若干生キャラメルのような香りもあり、
何が起こっているのか訳が分からないぐらい美味しかったです。

ナンは、サクサク且つもっちもちで、やや甘みのあるタイプ。
甘口のカレーと合わさるともはや芸術です。(※語彙力)

そしてなんと言ってもビリヤニ。
ホールスパイスがゴロゴロ出てきて、ちょっとした宝探しのような感覚でした。

確認できたスパイスは
・カシアシナモン
・クローブ
・カルダモン
・ブラックカルダモン
・クチナシ
・スターアニス
・クミン
・フェンネル

です。


私がブレンドしたビリヤニマサラと香りが類似していたので、
かなりテンションが上がりました。
(※無論、味はお店に遠く及ばないです)


店員さんに「お持ち帰りですか?」と聞かれたのがうなずけるぐらい
大ボリューム(2.5人前ぐらい)でしたが、口に運ぶ度に、
広がる香りや具材が変わるので、夢中になって一気に平らげてしまいました。

食後のサービス (サプライズ?)

どのお料理も素晴らしくて、
美味しい美味しいと盛り上がっていると
あの柔和な店員さんが、ふらっとやって来て
「マンゴーラッシー。サービス。」
と、マンゴーラッシーを2つサービスして下さったのです。

混雑してなかったとはいえ、長居してお邪魔じゃないかしら
…と思っていたぐらいだったので、
まさかサービスしていただけるとは
思ってもいませんでした。

そしてこれも本当に美味しい
ラッシーはあまり飲んだ経験がなかったのですが、
「あれ、ちょっと待てラッシーってこんなに美味しい飲み物だったの、人生損してたじゃん。」
と思うぐらい感動しました。
甘いけどヨーグルトのさっぱりした酸味があるので
こってりもしすぎず。
沢山食べた後でもスッキリ飲む事ができました。

お礼の手紙を書こうと試みる

…と、サービスが至れり尽くせりだったので、
こちらからもどうにかしてお礼の気持ちを伝えたいと思い、
思いついたのが“ウルドゥー語でメッセージを書こう“ということ。

…が、
読んでもらえる自信が無かったことと、
敬語表現の有無、助詞、接続詞、女性詞/男性詞の有無など
用法的な問題と、文法的な問題が引っかかり諦めてしまいました。

(渡してしまえば解読してくれるかな…という気もしましたが、
私の思考が止まらなくなってしまいました。笑)

ちなみに、その時書いたメッセージ。

一時期アラビア語を勉強していたのですが、
アルファベット単品の練習で止まって、
語頭形、語中形、語尾形まで間に合っておらず…。
ここができていれば、ウルドゥー語の単語の切れ目も
分かったんだろうな、と悔やまれます。

サービス 再び

手紙こそあきらめましたが、
店員さんは、簡単な日本語なら分かるようだったので。

「料理美味しかったです。
マンゴーラッシーありがとうございました。」

と伝えると、胸に手を当てて

「ありがとうございます、嬉しいです」

と、はにかんだ笑顔で返してくれました。


そしたら

今度は

お会計で端数をサービスしてくださったのです。

いやいや、長居しちゃったし
マンゴーラッシーもサービスして下さったのに
お返しが間に合わないよお兄さん。

しまいには厨房にいたシェフ2人が小窓から
顔をひょっこり覗かせてきて、プチ盛り上がりでした。


今思えば、ヘタクソでもお手紙渡せばよかったかな…と
若干悔いつつ、次行くときまでに言語を勉強して、
簡単な挨拶程度ができるようになったら
改めて食べに行こうと思いました。

最後に


ちょっとした旅行気分を味わいながら、
素敵な出会いもあり、大変有意義な一日になりました。

とても素敵なお店だったので、沢山の方に知ってもらいたい…!
という気持ちは山々なのですが、迂闊にも撮影許可やSNSの掲載許可を
取らなかったので名前は伏せてお話ししています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
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