今日はあまり天気が良くなかったですが
最近暑い日が増えてきたので、
さっぱりとしたがっつり系肉料理が食べたいなぁ

ということで
「低温調理で作るチキンアドボ」
を作ったのでメモです。
アドボはフィリピンの家庭料理で
日本の角煮のお酢版といったイメージです。
さっぱりした酸味と、ガツンと効いた醤油の塩気が
さすが暑い国の料理だなと思わせます。
ちなみに、以前アドボをタマリンドを使って
アレンジしたレシピも紹介していますので
もしよければ併せてどうぞ。
(アドボの詳細はここに記載しています。)
本来酢ベースの調味料でマリネしたチキンを
フライパンでこんがり焼き、ソースに煮からめて作る料理ですが
できるだけ調理器具を使わず作りたいということで
今回は低温調理で作りました。
低温調理する場合はマリネ液に漬ける時間は不要で
調味料と食材を合わせたらすぐ加熱でOKです。
(むしろマリネしてから低温調理すると
柔らかくなりすぎてボロボロになります)
ソースを煮詰める工程を省略しているので
本家のアドボと比べるとこってり感には欠けますが
暑くなるこれからの季節にぴったりの料理です。
それでは参考までにレシピのメモを。
材料・作り方
- 玉ねぎを耐熱容器並べ、柔らかくなるまでレンジで加熱する(私は600W2分30秒×2回やりました)
- こんなかんじ。(生玉ねぎが苦手なので念入りに加熱しました。)
- 材料を全て耐熱袋に入れ、58度で8時間以上低温調理したら完成
今回低温加熱する関係でガーリックパウダーを使用しましたが、生のにんにくを使いたい場合は65度以上に設定して加熱してください。
(ニンニクの香りは60〜80度の間で効果的に引き立ちます)
本来アドボは調味料にマリネしてから加熱調理する料理ですが、低温調理する場合マリネ後に加熱すると肉が柔らかくなりすぎボロボロになってしまいます。
そのため「フライパン調理の場合はマリネ有り」「低温調理の場合はマリネ時間を省略してそのまま加熱」してください。
いかがでしたか

本当は炊飯器調理しようかな…とも考えたのですが、
炊飯器の内釜の素材は酢などの酸に弱くて
腐敗が進行しやくすなってしまうです。
少し加えて炊く程度であれば耐えられると思いますが
今回のようにお酢ベースの料理には炊飯器の使用は
控えた方が無難かと思います。
今回フライパンや鍋を使いたくなかったので
玉ねぎはレンジで加熱した上で、
お肉や卵と一緒に低温調理器にかけています。
野菜の類は肉よりも柔らかくなるまでに
熱が必要なので今回の設定温度58度では玉ねぎは
シャッキシャキに仕上がってしまいます。
もし低温調理器をお持ちで、レンジ加熱も面倒な場合は
85度以上に設定して加熱してください。
味付けにガーリックパウダーを使用していますが、
生のにんにくを使いたい場合は65度以上に設定して加熱してください。
(ニンニクの香りは60〜80度の間で効果的に引き立ちます)
暑い季節にぴったりな、
低温調理で作るフィリピンの家庭料理チキンアドボ
是非お試しください。
さっぱりしたお酢の風味がめちゃくちゃご飯に合います。