料理日記 208 / 炊飯器で作るさつまいもと大豆のみりん煮 (材料3つ)

11月も後半戦に差し掛かりましたが、
案外暖かい日が続いてとても過ごしやすいです。

流石に早朝は10度を切る程度には冷え込んでいますが、
朝散歩に出掛けて、家に帰る頃に気温が上がり始めるので
今が一番歩きやすい時期なのかな。と思います。

(10月の上旬はまだ暑かったので、日の出前に家を出て
陽が昇りきる前に家に帰る…というスケジュールでした。)

これからますます冷えこむのかな、と思いますが
寒くなったら足踏みしたり筋トレしたり
温かい飲み物を飲んで熱を産生できるので、
逃げ場のない猛暑日よりは愛せます。

今の家に住んでまだ1年経っていないので、
これから先どんな気候が待ち構えているのか未知ですが、
できるだけ散歩の習慣は欠かせないようにしたいな
と、やんわり抱負を抱いています。

今日は予定にないコースをふらりと歩いたら
カワセミに出会いました。

毎日外を歩いていると、鳥との一期一会が
楽しめてとても癒されます。

近況はここまでにして。

本日は
「さつまいもと大豆のみりん煮」
のご紹介です。

ついこの間も同じようなレシピ書いたばかりなのですが、
先日はエスニックテイストだったので今回は和風の味付けです。

使用する調味料は「みりんのみ」です。
全てはみりんの味にかかっております。

で、芋類はもっぱら炊飯器調理を愛しているので、
今回も例に漏れずスイッチひとつです。

炊飯器調理は手軽なだけでなく、
芋を極上の仕上がりにしてくれるからやめられない…。

コクのあるしっとりとした甘さに仕上がるので、
ねっとり系のさつまいもが好きな方には
おそらくハマるおかずだと思います。

また、これを作る際は
「みりん風調味料」ではなく「本みりん」
の使用が大変おすすめです。

…といいつつ、あくまで個人の好みなので
「みりん風調味料」でも全然OKなのですが、
みりん風調味料を本みりんに変えるだけで
料理のコクとうまみが一気に増し増します。

伴って価格も上がるんですが、それだけの価値は
十二分にあるので是非とも本みりんを推したい。

おすすめのみりんについてはレシピの後に
もそもそと語っておりますので、
ご興味ありましたらご一読いただけると嬉しいです。

それでは、みりんの話はまた後でするとして、
まずはレシピをば。

材料・作り方

炊飯器で作るさつまいもと大豆のみりん煮
Print Recipe
下準備の時間に大豆の浸水時間は含みません。                                                          
分量 下準備
2 人分 5
調理 所用時間
50 55
分量 下準備
2 人分 5
調理 所用時間
50 55
炊飯器で作るさつまいもと大豆のみりん煮
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下準備の時間に大豆の浸水時間は含みません。                                                          
分量 下準備
2 人分 5
調理 所用時間
50 55
分量 下準備
2 人分 5
調理 所用時間
50 55
材料
分量: 人分
作り方
  1. 大豆を浸水させておく (炊飯器の釜で浸水させると洗い物が減って楽です。)
  2. 炊飯器に浸水した大豆、さつまいも、みりんを入れて、材料が浸る高さまで水を入れる
  3. 落とし蓋をして炊飯する (通常炊飯推奨)
  4. 炊き上がり

個人的におすすめのみりん 2選

冒頭でちらりとお話しした通り、せっかくみりんがメインのレシピということで、
おすすめのみりんを2つほどご紹介させていただきます。

とはいえ、この世のみりんを片っ端から試したわけではないので、
あくまで黒澤の視野レベルになります。

その点ご容赦ください。

①三州 三河みりん

まず、個人的に最もおすすめなのは
三州さんから出ている「三河みりん」です。

三州さんの三河みりんは、原材料が

・もち米
・米こうじ
・本格焼酎

と、余計な添加物が含まれていないので、
一人暮らしをしていた時はもっぱら
こちらにお世話になっていました。

一人暮らしをして間もない頃はお金も十分になかったので
安価なみりん風調味料を使っていましたが、
初めてこれに切り替えた時は煮物の美味しさに衝撃を受け
「多少高くてもこっちを買おう」と心に誓いました。

みりんを変えるだけで全然味が変わるんですね。

ちなみに、初めて使った三河みりんは、
母がプレゼントに買ってくれたものです。

一緒に買い物に行くたびに「高いけど気になるよねぇ…」
と言っていたのですが、ある日母が家へ遊びに来たときに
こっそり家へ置いて帰っていました。

初めてこのみりんを使って作ったのは
かぼちゃの煮物だったと記憶しています。
本当に甘くてコクがあって美味しかったのです…。

私の料理スキルは何も変わりませんが、
みりんを変えるだけで料理上手になった気分に陥れます。笑

三河みりんをプッシュしている理由には、
こういった思い出補正もあるかもしれません。

②相生 古式本みりん

ここまでプッシュしているからには
今も三河みりんを愛用しているのだろう…
と思われるかもしれませんが。

生憎、最寄りのスーパーにはこのみりんが無いので
今は相生さんの古式本みりんを使っています。

相生さんの古式本みりんは三河みりんの約半分の値段で購入できるので、
本みりんとしてはとてもリーズナブルだと思います。

古式本みりんの原材料は以下の通り

・もち米
・米麹
・醸造アルコール
・焼酎乙類

古式本みりんは添加物の「醸造アルコール」が気になる…という点で、
三河みりんを推しているのですが、風味や甘味はどちらも美味しいので、
添加物やお値段と相談してお好みのみりんをチョイスしてみてください。

三河みりんはちょっとハードル高いけど、
本みりんは試してみたい…という方におすすめです。

いかがでしたか

余計な調味料を加えないため素朴な風味になります。

甘さをより引き立てたい場合は、
塩を小さじ1/8程度加えると風味が引き締まります。

また、今回使用した大豆は乾燥大豆ですが、
浸水後、加熱処理なしで調理可能です。
(さつまいもと一緒に炊飯調理すればしっかり火が通ります)

浸水の時間はかかるものの、大豆を加熱する手間は省けますので
比較的手軽に作れるかと思います。

もちろん、水煮の大豆でも問題なく作れますので、
お好みの大豆で調理してください。

みりんを含んでしっとり黄金色に煮えたさつまいもが
神々しいまでに美しい煮物です。

お弁当のおかずやちょっとした副菜にも映えますので、
ほっこりした1品が欲しいときに是非お試しください。

おまけ この日の献立

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