道の駅訪問記録 2 / 長野県東御市 雷電くるみの里

先日の栃木県の道の駅どまんなかたぬまに引き続き、
訪問してからややラグがありますが
長野県東御市にある雷電くるみの里の訪問記録です。

この日は午前中軽井沢の野鳥の森で野鳥観察をした後、
せっかく長野県まできたのだからということで
道の駅を数軒はしごしました。

そこまで沢山の飲み食いしていませんが、
魅力が詰まった道の駅でした。

雷電くるみの里について

長野県東御市にある県道79号線の道の駅です。
登録日は2003年だそうなので、
道の駅が1993年から始まったことを考えると
比較的新しい駅…になるのでしょうか。

東御市ではくるみが特産物なので
駅名にも「くるみ」が用いられています。

そして「雷電」は江戸時代の力士
「雷電爲右エ門」から取っているそうです。

駅の名前になる力士ってすごいですね。

到着

駅の外観はこんな感じです。

到着して早々、焼き芋の匂いの誘惑がすごいです。
長野県らしくナチュラルな建屋が素敵ですね。

こちら、反対サイドの眺め。

雷電さんがたくさんいます。
さすが駅のシンボル。

そしてこちらが雷電さんの像です。

おそらく実寸大と思われますが、生で見ると
「誇張してない?」と思うぐらい大きいです。

雷電さんは身長197cm、体重169kgという体の大きさで
勝率.962の大相撲史上最強の力士と言われていたそうで…

え、勝率。

相撲の知識全く無い人間ですが、
それでもこの勝率がバグってるのは理解できます。笑

今でこそ身長180cmを超える方はそこまで珍しくないですが、
190cmを超える人は滅多に見かけないので(オランダならまだしも)
江戸時代でこの体型はさぞ周囲に驚かれたでしょうね…

食べたもの 1 / お食事処 湯の丸 -かけそば&くるみおはぎ-

午前中野鳥の森で散歩をした後だったので、
少し小腹を満たそうということでお食事処へ。

左のおはぎは黒澤、右のお蕎麦は相方が注文しました。
(お新香は蕎麦の付属品)

こちらお蕎麦。

最後に出汁だけ一口もらいましたが、
甘さ控えめのあっさりした和風出汁でした。

味の濃さもちょうど良く、
魚介出汁の香りが心地よかったです。

私が注文したくるみおはぎ。

細かく砕いたくるみがたっぷりまぶされたおはぎです。
少し強めに塩を効かせているのか、
箸が止まらなくなる甘じょっぱさでした。

周囲にまとったくるみ粉と柔らかさのバランスが良く、
どちらかが口に残るということもありませんでした。

計算し尽くされている。

スタンプブックには「当駅のおすすめ!」として
このくるみおはぎが掲載されていましたが、
これは納得です。

食べたもの 2 / 雷ちゃんカフェ -くるみソフト-

おそらくこの道の駅の目玉商品だと思われるくるみソフト。

「関東の道の駅スタンプブック」には
くるみソフト50円引きのクーポンがついています。

1人様1個まで…という場所が多いのですが
ここは1人様2個までという親切仕様だったので
相方共々350円のところ300円で食べることができました。

味はモンブランに近い風味で大変美味しかったです。
くるみ感がっつり!という感じとも違いますが、
モンブランよりも香ばしく、くるみよりもったりと甘い舌触りは
このソフトクリームならではの味わいだと思います。

さすが人気No.1ですね。

食べたもの 3 / 雷ちゃんカフェ -雷電焼き-

長々なりそうなので
結論から言うとこれはめっちゃくちゃオススメです。

大変美味しかったです。

以下お店と雷電焼きについて概要を。

雷電焼きの旗。

くるみソフトの旗を撮りそびれたのでその差をお伝えしづらいですが、
ソフトクリームと比べると雷電焼きの方がアピールが地味な印象でした。

道の駅店内から外を見た時真っ先に目についたのは
くるみソフトの表示で、この雷電焼きの旗は
外のベンチに座って初めて目についた記憶があります。
(写真もそのベンチから撮った)

…立派な旗なのに不思議。

ソフトクリームは雷ちゃんカフェの正面のベンチに
座って食べていたので、必然的にお店を訪れる人を
眺める構図になるわけですが、みなさんこぞって
ソフトクリームを購入し(くるみ味に限らず)
雷電焼きを買われている方は殆どいませんでした。

そしてこちらが雷電焼きの看板。

先に述べた通り、このお店ではくるみソフトが推されていたので
当初は雷電焼きを食べる予定はありませんでした。

…が、お店の正面のベンチでこの看板を
眺めながらくるみソフトを食べていると
なんと不思議なことか、段々味が気になりはじめ
挙げ句の果て「せっかく長野県まで来たし」
と言い訳を作って購入してしまいました。
(※途端に自分に甘くなる)

看板には「身長にちなんで190円」とありますが
先述の通り、実際の身長は197cmなんですよね。

197cmはでかい。

でも雷電焼きの雷電さんは手のひらサイズ。

前回「どまんなかたぬま」の記事でもちらりとつぶやきましたが、
こういう可愛いモチーフのパッケージや食べ物は
感情移入してしまって食べてしまうのが可哀想というか、
少々食べづらさを感じます。

…可愛いよなぁ。この顔。
食べたけど。

この性格は幼少期から根付いていて
その時からデコ弁の類は一切食べられませんでした。

中はこんな感じ。(※手でちぎった断面です。念の為。)

くるみ餡と聞くと、勝手に細かく砕かれたくるみが
あんこに練り込まれたものを想像していましたが、
なんと大粒のくるみがゴロゴロ入っており
食べ応えがありました。

生地はもちもちして弾力があり、
くるみは丸ごと入っていることで
口に含む場所によって食感や風味が変わり
「なぜもっと大々的にアピールしないんだ…!」
と謎のもどかしさを感じました。

察するに「雷電焼き」という名前だけ聞くと
一体何を焼いたものなのかわかりづらいというか、
ソフトクリームの方が味の想像が容易なので、
人気がくるみソフトの方に流れているのかなと思いました。

…と、私の考察はさておき
生地の弾力と甘すぎない餡と香ばしいくるみの個性を
余すことなく活かした素晴らしいスイーツだったので
もし迷った際は買うことをお勧めします。

今回黒豆あんこを食べましたが、今となっては
クリームも食べておけばよかったなぁ…と少しだけ後悔。笑

食べたもの 4 / 直売所 -おやき-

長野県といえばこれ、と言っても過言ではないであろうおやき。

道の駅に立ち寄って真っ先に入った場所が直売所だったのですが、
そこで2人して目をつけたのがこれです。

本当は長野県の新鮮な野菜も買いたい…という心算だったのに、
別の欲が顔を出してしまいました。

確か7、8種類程度味の種類があったと記憶しています。
きんぴらごぼう、かぼちゃ、野沢菜、切り干し大根
茄子、山菜きのこ……もう少しあった気がします。

甘党なので普段の私ならかぼちゃを選んでいるはずなのですが、
この日はお惣菜系がとても気になり、
長野といえば野沢菜…でも今日の気分はなすと山菜きのこだ…
かといって全部食べるのは流石にカロリーオーバーや。

さてどうしよう。

といった具合に、とにかく悩みまくりました。
(よくわからないところで優柔不断です)

こうなったら彼に合わせよう、とお尋ねしたところ
「なす」と「きのこ」と見事に一致したので
晴れてこの2種類を購入するに至りました。

本当はすぐにでも食べたいぐらいお腹が空いていましたが、
裏を見ると「温めるとより美味しくお召し上がりいただけます」
と記載があったので、家に持ち帰ってレンジで温めて食べました。

出汁が効いた具材にふわふわの生地がとても美味しかったです。
肉まん然り、温めたてのほわっほわの感じいいですよね。

雷電くるみの里 -道の駅スタンプ-

道の駅のスタンプです。

道の駅のスタンプブックを持っていて、
地味に集めています。

これは去年版のスタンプブックですが、
今年度版のスタンプブックはスタンプ欄のど真ん中に
「STAMP HERE」という文字がプリントされていて
めちゃくちゃ邪魔です。笑

このとおり。

せっかく押すなら綺麗に押したいので
結局、去年版の本と二冊持ちで旅しています。

なんでこんなデザインにしたんや…。

おわりに

最後、今年度版スタンプブックへのぼやきになってしまいましたが。笑

道の駅の名前に「くるみ」と入っているだけあり、
直売所には沢山のくるみが並んでいました。

実際にくるみを買わずとも、
ソフトクリームや雷電焼き、お食事処のメニューなど
くるみを楽しめる食べ物が沢山あり、
個性がしっかりした道の駅だと感じました。

そばやおやきを含め、どれも美味しいものばかりだったので、
また足を運ぶ機会があれば、その時は前回よりも
たくさん美味しいものを食べ尽くしたいです。

雷電くるみの里 -公式サイト-

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