一時期流行ったライトノベルのような長いタイトルで
恐縮ですが内容はそのままタイトルの通りです。
先日、バスマティライスと日本米で米粉を自作しました。
大それた内容ではないですが、
作業工程やその際の感想について
素人なりに考察していますので
もしよかったら覗いてみてください。
簡単に米粉が自作できると知って味をしめた私ですが、
粘りがあって甘味が強い日本米と
粘りがなく独特の香りがあるバスマティ米で
同じレシピで作ったらどのような違いが出るんだろう。
ということが気になって仕方がなかったので、
今回は米粉ココナッツクッキーを作って比較してみました。
その際に使用したレシピはこちらです。
本当はココナッツ粉も入れないプレーンなクッキーの方が
米粉の香りがダイレクトに感じられてよかったのかなと思ったのですが、
今は新しくレシピを考えている余裕がないのと
何より一刻も早く試してみたかった…という
暴走する好奇心によって検証するに至りました。
といった具合に、見切り発車で始めたので
実験データとしては粗があると思いますが、
軽い気持ちで流し読んでいただけると幸いです。
それでは検証結果について徒然と。
結果考察
生地はレシピの通り、
材料がまとまるまで混ぜ合わせ、
ラップで包んで冷凍庫で寝かせる
という流れで作りました。
-焼成前の生地の硬さ-
バスマティライスの方が頑丈な印象を受けました。
単純に室温の問題や作業時間もあるかもしれませんが、
一応2つの生地はほぼ同時進行で並行して作ったので
少なくとも室温とは関係ないかな…と思っています。
-焼き上がり-
左:バスマティライス
右:日本米
焼き立てを取り出した瞬間は日本米の方が
こんがり焦げているかな…?と思いましたが
これに関しては切った時の厚みや置く位置による
誤差と判断しています。
表面を見ても、どちらかがとりわけ膨らんだり
明確に焦げ目がついたりしているわけではありませんでした。
(写真だけ見るとバスマティライスの方がふっくらして見えますが、
厚みが近いものは同等の硬さ・焼け具合でした。)
-香り-
ココナッツパウダーとココナッツオイルの香りが
強めなことも相まって (これは私の材料選定ミスです。笑)
どちらのクッキーも香りに違いは感じられませんでした。
ただ、バスマティライスの香りは特徴的なので
しっかり差が出て「バスマティライスの香りだ…!」
となることを期待していたので少々意外
…というより残念ではありました。
-食感-
焼き加減も香りもほとんど大差がなかった2つですが
が、強いて言うなら食感だけ異なりました。
結論から言うと、
日本米:硬くてザクザク
バスマティライス:軽くてホロホロ
…でしたが、本っ当に微妙な差だったので
何も言われずに食べたら全く判別つきません。
はっきりと違いがでれば
米の種類によって違う食感になるよ!
とも言えるのですが、今回の結果では
はっきりと結論づけられない
ということが正直なところです。
最後に -今後の展望とひとりごと-
ということで、思いつきで始めた今回の実験は
面白みに欠ける結果になってしまいました。
勢いだったとはいえもう少し丁寧に
検証すればよかったなぁと反省しています。
今回食感にわずかな差を感じましたが、
これらについては
・私の軽量の誤差
・生地の捏ね方の差
・生地の厚みの違い
・オーブンに置く位置の違い
などの誤差が重なった結果だと思います。
次回何かを作る際は、他の香り要素を入れない
パンケーキや米粉パンで検証したいです。
特にパンは粒子の粗さや米の種類によって
仕上がりに大きな差が出そうなので、
いずれは作れるようになりたいなぁと思っています。
年内の目標にしようかしら。残り半年だけど。
面白みはない結果になりましたが、
裏を返せば
「どっちの米粉を使っても同じように作れる」
という1つの結果が得られたことでもあるので、
これはこれで貴重なデータだと思います。
次回はパンケーキになると思いますが、
作り比べ、食べ比べをした際はまたこのような形で
結果をまとめたい所存です。
長々なりましたが、
お付き合いいただきありがとうございました。