目次
前回、下準備編をお送りしましたので、今日は燻製〜実食編です。
下準備編はコチラ↓
今回活躍するのはこちら。
通販で購入したスモークキュートという燻製器具です。
(当記事の一番下に商品リンクあります。)

もくもくした 煙?のキャラクターが可愛い。
会社で親しくしている方から「黒澤さんこれ好きそう」
と教えていただきました。
いや、もう、まさにジャンル・デザイン共にどストライクで、
見事に新しい扉が開けました。うまく言葉にできないんですけど、
とにかく本当にとてもありがとうございます。(語彙ぃっ…!)

中身はこんな感じ。
さくらのチップとレシピが付属しています。有り難い。
カラーバリエーションも豊富で、グリーンやブラックとも迷ったのですが、
使っていくうちに塗装が剥げてしまいそうだったので、結果ステンレスに。
この選択は間違っていなかったと思います。とても綺麗。
さて、本題の燻製について。
燻製は温度によって、熱燻、温燻、冷燻の3種類あるそうですが、
うちのコンロは安全装置がついており(というより義務化されている)、
繊細な温度管理はできないということと、
何よりも、お腹が空いて長時間待てる気がしなかったので
最もお手軽な熱燻に挑戦しました。
きっとこれが一番ビギナー向け…なんだと思う。
燻製の準備と手順

この他に、カマンベールチーズとナッツも燻製しました。
【用意したもの】
・下準備をした食材たち
・スモークチップ (さくら)
・燻製用の器具
・アルミホイル
【作業工程】
①スモークキュートにアルミホイルを装着
(説明書に「燻製後の片付けが楽になるよ」と記載がありました。
そのとおりだった。)
②付属の小皿にさくらのチップを入れる
完全にフィーリングでしたが、今回は大さじ1弱 使用しました。
③網をセットし、食材を乗せる
④いよいよコンロのスイッチオン
チップから煙が出てくるまで中火で熱します
⑤煙が出始めたら弱火にし、蓋をして5分程度放置
⑥5分経ったら火を止めて更に10分放置
いざオープン

ふぁーー綺麗に色付いています…
香りまでお届けできないのが悔やまれますが、
初燻製でもそれっぽくなって感動しました。
カウンター越しに話していた相方も、
キッチンへ飛んできて香りを嗅いで感激してました。
気持ち分かる。
ちなみに、カマンベールチーズはとろっとろに溶けるので
ホールタイプでやることをおすすめします。
(近所のスーパーにカット済のやつしかなかった。笑)
実食

最終的な献立はこんな感じ。
・炊き込み御飯 (卵の漬け汁使用)
・蒸しかぼちゃ
・さつまいも
・わかめとひじきの煮物
・スモークサーモン
・燻製カマンベールチーズ
・燻製鶏ハム
・燻製卵
・燻製ナッツ (アーモンド/くるみ)
語彙不足で上手く言えないんですがとにかく食材が甘い。
ただ、香りで食べているだけなので、お砂糖のように
ダイレクトに感じる甘さとは異なります。
もちろん食材の味も死んでないです。

1番を決めるのが難しいぐらいどれも美味しかったですが、
相方と話し合った結果 (なぜ)、卵がベストやという話で纏まりました。
(私はカマンベールチーズか卵で迷った)
後日、さつまいも、かぼちゃ、アボカドをやってみましたが、
これらもめっちゃくちゃ美味しかったです。
秋の味覚最強では。
余談
燻製と言えば食材を燻す調理法なわけですが、
世の中には燻液と呼ばれるものが存在します。
木材を燃焼する際に発生するガス成分を冷却して採取する液体で、
これを使えば、食材を燻さずして燻製風味が楽しめるとか。
つまり、アイスや葉物野菜のように、燻製不可能な食材まで
香りを付与する事が可能になる訳です。
しかも、食材を直接燻すより安全性も遥かに高いです。
…と、私の愛読書「Cooking for Geeks」に書いてありました。
アイスに燻液を混ぜたア「サモア・アイスクリーム (多分造語)」の
レシピが載っていましたが、 とても気になります。
今回登場した調理器具・書籍
・キッチンスモークキュート / ホンマ製作所
燻製について調べていると「室内でやると煙がすごいから注意してね!」
という内容の注意事項を多々みかけましたが、
煙は殆ど漏れてこなかったです。(もちろん蓋をした状態で)
フライパンや鍋で燻製したことがないので比較はできませんが、
煙が少ない点は専用器具の利点かもしれません。