料理日記 132 / カンボジア風筍芋のチキンカレー

先月、道の駅で筍芋を購入したことをきっかけに
その絶妙な柔らかさとしっとりした食感に相方共々虜になっています。

初めて購入した際は、里芋に似た小ぶりサイズのものでしたが、
せっかく買うなら筍そっくりのでっかいやつ買ったれ
ということで、今回は筍芋らしいやつを購入してみました。

こんなの

表皮が本当に筍そっくりですね。
図っていないですが、おそらく30cm弱はあったと思います。

最近使い始めたばかりなので確実はことは言えませんが、
味や食感は大きさによってあまり変わらない印象を受けました。

ただし、大きいサイズの方が使い切りが難しいので、
小ぶりの方が色々な料理に使いやすいかな、という感想です。

…と、筍芋のご紹介はここまでにして

本日はそんなビッグな筍芋を使って
「カンボジア風筍芋のチキンカレー」
を作ったのでメモです。

カンボジアの料理については勉強が間に合っていないので、
あくまでなんちゃってにはなりますが、
過去に作ったカンボジアのカレー「ソムローカリー / សម្លការីមាន់សិ្វត
のレシピをベースにスパイスを組み合わせました。

ソムローカリーのレシピと使用スパイスについての個人的考察はこちら
(※記事が古いのでレイアウトが崩れています。ご了承ください)

これまで菊芋やじゃがいも、里芋にさつまいも…など
芋が主役のカレーをいくつか作ってきましたが、
個人的に芋のカレーはエスニック系スパイスとの組み合わせが好きです。

ただ、エスニックとなるとベトナム風やタイ風に偏りがちなので、
今回はカンボジアをチョイスしました。

レモングラスやライムリーフなどのエスニックなハーブに
八角とナンプラーの香りを効かせたココナッツベースのカレーです。

本来ならレモングラスやライムリーフは生を使うのが理想ですが、
今回は手持ちがなかったので、乾燥のスパイスと一緒にミルにかけて
カレーパウダーを作る手法を取りました。

生ハーブで作るものと質は異なりますが
エスニック調味料ならではの独特な香りと
筍芋の香ばしさが合わさった風味豊かなカレーに仕上がります。

少しでもエスニック好きの方の参考になると幸いです。
それでは、参考までにレシピをば。

材料・作り方

カンボジア風筍芋のチキンカレー
Print Recipe
分量 下準備
2 人分 10
調理 所用時間
40 50
分量 下準備
2 人分 10
調理 所用時間
40 50
カンボジア風筍芋のチキンカレー
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分量 下準備
2 人分 10
調理 所用時間
40 50
分量 下準備
2 人分 10
調理 所用時間
40 50
材料
具材
テンパリング
カレーパウダー
液体系
調整
分量: 人分
作り方
  1. カレーパウダーの材料をミルで挽いておく
  2. 鍋に油を熱し、クミンシードをテンパリングする
  3. 茶色くなって香りが立ったらにんにくとしょうがを入れてさらに炒める
  4. 香りが立ったら玉ねぎを入れて、飴色になるまで炒める
  5. 玉ねぎが飴色になったら、ブレンドしたカレーパウダーを入れて馴染ませる
  6. 全体に馴染んだら筍芋とココナッツミルクを入れて蓋をし、中火で10分程度煮立たせる
  7. 時間が立ったら蓋を取り、出汁と鶏肉を入れる
  8. 水分が飛び、とろみがつくまでしっかり煮詰めたら塩で味を整えて完成
レシピのメモ

ナンプラーの香りがしっかり効いた仕上がりになります。苦手な方や手持ちにない場合は味噌や醤油で塩味と旨味の成分を調整してください。

エスニックな風味をより強く引き出したい場合は、さらにガピ(シュリンプペースト)を加えたアレンジがおすすめです。

いかがでしたか

私の認識が間違っていたらごめんなさいですが、
カンボジアのカレーは八角を使うことが多いので、
ベトナムやタイカレーよりもやや香りに渋みが出ます。

ただ、エスニック系の調味料は風味が独特なので、
ナンプラーが苦手な方は醤油や味噌など、
和風の調味料で塩味と旨味を加えてください。

逆に、もっと癖を強くしたい場合は
ガピ(シュリンプペースト)を加えると旨みが増すのでおすすめです。

筍芋のしっとりした食感によってカレーにコクが出るので、
今回のカンボジア風はさておき(置くんかい)、
カレーの具材としておすすめの食材です。

もし大きな筍芋を見つけたら、大胆にザクザク切って
ゴロゴロ筍芋カレーを楽しんでください。

おまけ この日の献立

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