先日、約二ヶ月ぶり…に野鳥観察のために遠出しました。
日頃から、近くの公園や川沿いなどで
鳥を見かけては撮影していますが
野鳥を見るために遠くへ出向いたのは久しぶりです。
一番の目的は
相方はオオルリ。私はキビタキです。
この2羽は夏鳥なのに対して
私たちが野鳥観察を始めたのは真冬だったので
すっかり梅雨も明けた今行けば見られるかも
ということで、勢いで森へ挑みました。
…が。
ここで悲しい出来事が起こりました。
森に入ってすぐ、なんとオオルリの姿が…!
確認できたのはよかったんですが、
写真を取ろうとした瞬間に数人の登山客が
大きな足音を立てて駆け降りてきたせいで
遠くへ飛び去ってしまいました。
足音が聞こえてきた瞬間嫌な予感がしたので、
とりあえず適当でいいや!とシャッターを切り
なんとかボケボケのお腹は撮影することはできましたが、
目線からそう遠くない高さでじっと止まっていただけに
残念でなりません…
普通に歩行者が通りがかっただけなら諦めがつきますが、
よりにもよって、人が発する大声と大きな足音に邪魔されるなんて。
くやしい…。
なんで走るねん。
…と、オオルリとの出会いは切ない結果に
終わってしまいましたが、次に行く機会があれば
その時こそはしっかりカメラに収めたいです。
あと、キビタキにも出会えなかったので
見つけたいなぁ。
と、野鳥観察話はここまでにして。
本日は
「ポテト詰めピーマンのオーブン焼き」
のご紹介です。
なんの気無しに作ったら、個人的には肉詰めよりも
食べやすくて私好みの味に仕上がったのでメモです。
ピーマンを使ったメイン料理は?
と問われると私はまずピーマンの肉詰めを想像します。
(その次に青椒肉絲)
この日、ピーマンのストックがたくさんあったので、
材料があればピーマンの肉詰めを作ろうかしら
と思ったのですが、あいにくひき肉の類は無し。
さらに言うと、
肉料理は鶏肉ときゅうりの煮物にしようと決めていたので
仮にひき肉があったとしても、肉料理2品はさすがに重いか…
と、献立をもそもそと考えていたところ
じゃがいも詰れば重くないし
ピーマンも消費できて一石二鳥ではないか。
と思い立った次第です。
作り方は至ってシンプルで、
マッシュポテトをピーマンに詰めて焼くだけです。
肉詰めの場合はピーマンの内側につなぎの片栗粉を
まぶす必要がありますが、じゃがいもの場合は
それ自身にデンプンが入っているので、
その手の細工も必要ありません。
夏場に作るとキッチンが灼熱地獄になるのが難点ですが、
焼き上げはオーブンにお任せなので、その間別のことが
できるという点では大変メリットが高いです。
お好みのハーブやスパイスでバリエーションを増やしたり
カラーピーマンで彩り鮮やかに仕上げたり、
アレンジ次第でパーティー向けの料理にもなります。
ピーマンに何かを詰めたくなった際は
是非じゃがいもをご検討ください。
ということで、参考までにレシピをば。
材料・作り方
- じゃがいもの皮を剥き、レンジで柔らかくなるまで加熱する
- オーブンを190度に予熱する
- 柔らかく加熱したじゃがいもをマッシャーやスプーンなどでざっくり潰す
- ある程度潰れたらお好みのスパイスやハーブ、塩を投入して味を整え、滑らかになるまで潰しつつ満遍なく混ぜ合わせる (私は今回フレッシュバジルとかぼちゃの種を入れました)
- 半分に切ってタネを取り除いたピーマンに、マッシュしたじゃがいもを詰め込み、あれば飾り付けでトマトを乗せる(少し埋めるように飾り付けると崩れづらくなります)
- 190度に予熱したオーブンで20〜30分、焼き色が着くまで焼いたら完成
- アップにするとこんな感じ。香りがとても良いです。
いかがでしたか
オーブンで焼きあげることで
マッシュポテト以上、フライドポテト以下の
適度なジャンク感と香ばしさが生まれます。
揚げ物は重いしカロリーが気になるけど
香ばしいじゃがいもは食べたい…
という方にこれは朗報と思います。
オーブンで野菜の水分が抜ける分旨味や甘味が濃縮されるので、
味付けはシンプルでも風味豊かな仕上がりになります。
ピーマンは風味が凝縮される分苦味が強めに出ますが、
じゃがいものまろやかな甘味と相まって
バランスよく食べることができます。
(とはいえ、ピーマン苦手な人にはおすすめしません;)
また、彩り要因としてミニトマトを乗せて焼きましたが、
トマトこそオーブン焼くと旨みが大爆発するので、
もしあれば是非とも乗せることをお勧めします。
これがあるのとないのとでは大分風味が変わります。
ちなみに、
ピーマンとトマトには脂溶性のビタミンが含まれているので、
仕上げにオリーブオイルをかけると効率的に栄養も摂取できます。
もしじゃがいもに混ぜ込んだり、オイルを塗って
焼きたい場合は煙点が高くて酸化しづらい
アボカドオイルがおすすめです。
味に癖もないので使いやすいです。
参考までに、私が5年ほど愛用しているものを。
と、いうことで長々なりましたが
肉詰めは重いけど食べ応えのあるおかずは作りたい…
という際に大変便利な1品ですので、
お好きなハーブやスパイスを加えたりチーズを乗せたり、
さまざまなアレンジを楽しみながら作ってみてください。