ある日唐突にラーメンが食べたくなりまして、
かといって外食するのは気がひけるし、
買いに行くのも面倒くさいし、
というわけで、出汁を取って作ってしまおう
と思い立ったとある日の話です。
本日は
「ひき肉と出汁パックを活用した出汁の取り方」
の紹介です。
つまるところ、本格と手抜きの中間的な出汁の作り方です。
手作りしたいという思いがある反面、
小難しいことや面倒なことは嫌なので
最低限の労力でそこそこ美味しくならないかな…と試してみたら、
私の舌的に遜色のない仕上がりになったのでメモです。
なので、今回のスープは「本格的」というよりは
家庭で簡単にできる出汁の取り方です。
鍋に具材をガシッと入れて、あとは弱火で煮詰めるだけです。
難しい食材は一切なしなので軽い気持ちで作れます。
それではレシピをば。
材料・作り方
- 鍋に材料を全て入れる
- タンパク質が固りはじめるまで、易しくかき混ぜながらごく弱火で火にかける
- 全体が水に浮き、タンパク質が固まり始めたら真ん中に穴を開け できるだけ沸騰しないようにごく弱火でさらに火にかける。 (ここから先は個人の匙加減ですが1時間程度は火にかけた方がしっかり出汁が取れます)
- 出汁が取れたらザルに不織布やガーゼを敷いて濾す
残った出汁柄は冷凍保存が可能なので、すぐに使わない場合は小分けにして保存してください。
ドライカレーやそぼろなど汎用性が高いので是非捨てずにいただきましょう。
他の挽肉でも作ることができます。野菜やキノコ類を組み合わせてオリジナルの出汁作りを楽しんでください。
いかがでしたか
油通するだの、昆布とかつおは温度を変えて出汁を取るだの
頭でわかっていてもいざやると面倒なので
手っ取り早くそれらしいスープが手に入ればいい、
と言う方のご参考になれば幸いです。
出汁取り中はかなり心配になるビジュアルですが、
取れる出汁は澄んでて美味しいですし、
出汁殻も冷凍ストックできるので、
キーマカレーにしたりそぼろにしたり
リメイクに活用できます。
ちなみに私は、出汁殻のひき肉を2つに分けて冷凍し
1つ目は大豆と挽肉のトマト煮込み(マジョラム入り)
2つ目はビビンバのそぼろ
に使いました。
出汁を取った後の挽肉ですが、魚介の香りが残っているので
妙な旨味らしさを感じます。
脂肪分がなくあっさりしているので食べやすいですし
挽肉ならではの利便性があるので何かと重宝します。
余すことなくいただきましょう。
手抜きで作る、なんちゃって本格風出汁(※濁しすぎ)
是非お試しください。