先日の小話でちらりと触れましたが、
タマリンドペーストを多めにこしらえまして。
ちょうど今月はアジアのスパイス特集をやっていく予定なので、
その流れで、タマリンド祭りを繰り広げている次第です。
毎度の流れですが、タマリンドについてはコチラ
ということで、本日は「タマリンドソースチキン」です。
味は…私は好き。という感想。(え)
というのも、今回はタマリンドを多めに使っているので、
酸味が割と強めです。
梅が好きならハマると思うのですが…
好き嫌いは分かれそうな気がしております。
もし作る際は自己責任でお願い致します。笑
(※決して不味いわけではないです)
例によって低温調理で作りますが、無い場合の作り方も記載しています。
参考までにどうぞ。
材料・作り方
低温調理 ver.
【A】
・鶏肉…200g
・タマリンド…大さじ1
・にんにく…1片
・レモン汁…小さじ1/2
・カレーリーフ(パウダー)…小さじ1/2
・カイエンペッパー…小さじ1/8
・塩・コショウ…適量
【テンパリング用】
・フェヌグリーク…小さじ1/2
・マスタードシード…小さじ1/2
オプション
・青唐辛子…お好み
【作り方】
①【A】を全てジップロックに入れ60度で1時間以上低温調理しておく
②油を引いて熱したフライパンにフェヌグリークシード、クミンシードを入れテンパリングする
③香りが立ったら低温調理したソースをフライパンに出して煮詰める
④ある程度水分が飛んだら火を止めて粗熱を取り、低温調理した鶏肉と絡ませて完成
通常調理 ver.
【マリネ / 食材】
・鶏肉…200g
・タマリンド…大さじ1
・にんにく…1片
・レモン汁…小さじ1/2
・カレーリーフ(パウダー)…小さじ1/2
・カイエンペッパー…小さじ1/8
・塩・コショウ…適量
【トマトソース用】
・フェヌグリークシード…小さじ1/2
・クミンシード…小さじ1/2
・トマトジュース…100ml
【作り方 / 通常ver.】
①鶏肉をマリネ液に30分以上漬け込んでおく
②マリネが終わったら、油を引いて熱したフライパンにフェヌグリークシード、クミンシードを入れテンパリングする
③香りが立ったら鶏肉を皮面から焼く
④表面に焼き色がついたら、トマトジュースとマリネ液を投入する
⑤ある程度水分が飛ぶまで煮詰めて完成
余談 低温調理について
低温調理器を使いはじめたのは
…おそらく3、4年ほど前だったかと思うのですが、
直近5年間で買って良かったものランキングベスト3に
余裕で入る程度に画期的な調理器具だと思っています。
高温加熱と比較すると、水分の保持率が劇的に上がるので
鶏肉の旨味、肉汁がぎゅっと詰まった
ぷるっぷるでジューシーな仕上がりになります。
本当におすすめです。
低温調理は
・好きなタイミングでできたてが食べられる
・味付けしたら放置でOK
・火の面倒は見なくてOK
・とにかく肉がジューシー
・火加減の失敗無し
・洗い物も少なく済む
ざっと思いついただけでも一石六鳥の価値はあります。
ちなみに、私は比較的安価なものを使っていますが、
温度は0.1℃単位で細かく調整できますし、
タイマーも24時間以上の設定ができて全く支障無いです。
もし「ブランドの方が良いのかしら…?」と
悩まれている方がいらしたら、少しでも参考になれば幸いです。
いかがでしたか
タマリンドは、ペーストにせよ、塊を買うにせよ
少量だけ買うのが難しい食材なので、
持て余している方もいるかと思います。
そのまま食べても美味しいですが、
カレーに入れたり、スープに入れたり…
若干の酸味こそあれ、ガピやナンプラーに比べると
癖もそこまで強くないので調味料としても
汎用性が高い食材です。
今後もレシピを更新予定ですので、
少しでもタマリンド消費のお役にたてると幸いです。