おうちで世界旅行 / 10日目 ラオス オッカイ

10日目  ラオス オッカイ

料理名の由来が解読できず…ラオスの使用言語はラオ語で、

カイ(ໄກ່) = 鶏 

ということは分かったのですが “オ” の部分は何を意味しているのかは不明。
調理法かなとも思ったんですが、炒め、煮、揚げ、どれもヒットせず。
(“鶏の炒め煮”で翻訳かけたら ປີ້ງໄກ່ (ping kai)でした。なんか惜しい。そして悔しい)


この料理が本場の味として正解か不正解かは分かりませんが、
美味しいか否かで言えばめちゃくちゃ美味しかったです。

見た目は地味ですが、
バジルを沢山使う料理なので香りがとても良いです。
本来は生のバジルを使うみたいですが、
家に無かったので乾燥バジルで代用しました。

バジル=イタリア料理のイメージでしたが、
ナンプラーとの相性も抜群で、想像以上にエスニックな味でした。

なすはたまに無性に食べたくなる割に、なす料理のレパートリーは
開拓していなかった (ひき肉と炒めるとかトマトと合わせるとか) ので、
今回この料理に出会えて良かったです。

ただ、もう一度言いますが正解かどうかは分かりません。笑

メモ的にレシピをば。

例によって低温調理を併用して作っているので、
本場の味とは異なります。

材料・作り方

【材料】
A. 低温調理
とりもも肉…250g (1口大にカット)
塩…小さじ1/4
ナンプラー…小さじ1
乾燥バジル…小さじ2

B. 加熱調理
なす…2本
玉ねぎ…1/2個
にんにく…1片
生姜…1片
オリーブオイル…大さじ1

★調味料
ナンプラー…大さじ1
水…50cc
乾燥バジル…大さじ1
塩…味をみながら調整

下準備
・Aを全てジップロックに入れ、60℃で1時間以上低温調理しておく
・玉ねぎ、にんにく、生姜はみじん切り、なすはさいの目切りする

【作り方】
①オリーブオイルを熱したフライパンでにんにく、生姜、玉ねぎを炒める

②香りが立ったらなすを投入し炒める

③全体に火が通ったら★を投入し弱火で煮込む

④火を止めて、少し熱がとれたら低温調理した鶏肉を投入し絡ませて完成


実はメジャーな組み合わせなのかもしれませんが、
個人的にはバジルとナンプラーのコラボレーションが新鮮でした。


参考サイト
https://tabippo.net/eggplant-recipe/

ラオ語について 小話

以下、ラオ語について余談。
ラオスの公用語はラオ語で、文字はラオス文字です。
分類的にはタイ・カダイ語族ということで、
文字の形状からもタイ語との類似性が見られます。

ただし、子音のアルファベットの数は少なく
タイ文字の子音字が42文字あるのに対して、
ラオ語の子音字は27文字です。

こう比較するとタイ文字多いな…と思うのですが、
日本語なんか平仮名が46文字あるのに加えて、片仮名も存在するし。
漢字もあるし…
と考えると、タイ文字覚えるよりもよっぽど難しいですよね。
(日本語学習者は心底尊敬します)

発音は原則的に1文字1音を表すそうです。(ありがたい
ロマン溢れる文字形状ですが、残念ながら文字に関する歴史は
不明な部分が多いそうです。


文字の魅力もさることながら、今回紹介した料理も大変美味しかったので
もっとラオスという国について知りたくなりました。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
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…当企画について。
日本から出たこと無い人間が自宅で世界の料理を作って
旅行気分を味わおう!と始めた1人企画。

私は基本的にお肉は低温調理しているので、
本来揚げたり焼いたりする料理も低温調理でアレンジします。
味の再現はできる範囲でやっていますので、レシピを見て
入手が面倒そうなスパイスや食材は省くか、代わりになるものを使用します。

あくまで”○○風”ですので「その調理法だと定義から外れてる!」的なのは
目を瞑っていただけると幸いです。
(海外旅行の経験は1度もないので、本場の味も何もないのです…)

ただ、本場で使われるスパイスやハーブ、調味料、食材の情報は
とても興味がありますので、教えていただけると喜びます。

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