最近涼しくなったかな…と思いきや、
今日は蒸し暑くてやや息苦しい日でした。
どうせ晴れても湿度が高いなら雨であって欲しい。
と思うのは私だけでしょうか。
朝と夕方は涼しくて散歩もしやすいのですが。
とはいえ、7月、8月になると1日中蒸し暑くなって
逃げ場のない気候に変わっていくと思うので、
今から適度に運動しつつ、しっかり栄養を取って
夏に備えるしかないですね。
夏野菜は大好きだし、
夏に咲く花や夏鳥も好きなんですが…
暑さよ。
と、雑談はここまでにして

本日は
「豚ナスめんつゆのひもかわうどん」
を作ったのでメモです。
ひもかわうどんとは群馬県桐生市の郷土料理で
きしめんをさらに引き伸ばした極幅広のうどんです。
ざっくり調べた印象では、ざるうどんスタイルで
食べられることが多そうです。
群馬県にはもう一つ「おっきりこみ」という
幅広のうどんもありますが、おっきりこみは麺を別茹でせず
具材を煮込んだ出汁の中に直接茹でて作ります。
麺の材料も若干異なり、
ひもかわうどんの麺は塩入り
おっきりこみの麺には塩は入っていません。
これはあくまで個人的な見解ですが
おっきりこみは出汁の味を邪魔しないよう塩なし
ひもかわは出汁があっさりしているので
麺に塩を入れてバランスを取っているのかな
…と想像しています。
私はてっきり同じものを違う名前で呼んでいるだけだと
思っていたのですが、調べてみると色々な違いがあって
とても興味深いです。
群馬県に限らず、全国各地にも似て非なる
郷土料理がたくさんあるんだろうな…と思うと
色々調べて作ってみたい衝動に駆られます。

いよいよ話が逸れてきたので、今回のレシピに戻ります。
当初はシンプルにめんつゆを作って
食べようかなと思っていたのですが、
それだとやや食べ応えに欠けそうだったので
今がまさに旬のナスと豚肉を組み合わせて
ボリュームのあるつけ汁にしました。
塩気を含んだコシのあるうどんと甘めの出汁の対比効果で
麺があっという間に無くなりました。
甘いものとしょっぱいものの組み合わせは危ないですね…笑
今回は作業風景の写真がないので絵面は味気ないです。
ご容赦ください。
また、具材よりは出汁の配合メモの要素が強いです。
豚肉やナスのほか、茗荷やねぎ、
材料・作り方
- つゆの材料を鍋に入れ、弱火で煮切る
- アルコールが飛んだらナスを入れて10分程度煮込む
- ナスが柔らかくなってきたら豚こまを入れ、火が通るまで加熱する
- 仕上げにお好みで長ねぎをくわえたら完成
麺の茹で方 参考Youtube動画
ちなみに、今回私自身もひもかわうどんを扱うのは
初めてだったので、下記の動画を参考にしました。
くっつかないように茹でるの難しそうだな…
と思っていましたが、動画の通りお箸を真ん中に置いて
1つずつお湯に投入したら全くくっつきませんでした。
いかがでしたか

出汁をこれでもかというぐらい含んだ
とろとろのなすがとにかく美味しいつゆでした。
一緒に茹でた豚肉の旨味とコクも相まって
うっかり食欲が暴走します。
今回はうどんをつゆに付けて食べるスタイルだったので、
味付けは若干濃いめに設定していますが、
薄味が好みの方や、塩分を控えたい方は
各調味料の分量を調整しながら作ってみてください。
小麦製品を避けている関係で、
うどんを食べる機会もめっきり減っていますが
改めてうどん美味しいなぁ〜と思いました。
パン然り、ピザ然り、ナン然り、うどん然り…
焼きまんじゅう然り。
なんで小麦ってこんなに美味しいんでしょう。
罪深い。
恒例の、話が逸れていますが。
豚肉のコクと甘辛いナスが身体に染みる
豚ナスめんつゆのひもかわうどん
是非お試しください。
暑い季節にぴったりの喉越しです。